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「竜巻」

君はハイヒールを投げ出すように脱いで
僕のキャンバスの中で
踊りに明け暮れる
遥か彼方に竜巻が描かれているだろう
あれは
君に惑わされた僕の渦




 「波紋 ....
ずっと先の未来でも
一緒に旅をしましょう

手はもう繋がないかもしれない
同じ場所で立ち止まり
伸びをして
のんびり歩きましょう

珈琲も飲みましょう
味のある照明の店で

 ....
その人には顔がなかった

ゆっくりと動く喉仏
見なくても分かる 嗤っている
高い位置から嗤っている
私の苦手な目をして
私の苦手な言葉を紡いでいる

その人には顔がなかった

 ....
あのとき電話でなんで謝ったん



もう8年も前の事



わたし何も覚えてへん



なんとなしに言うたん



特に意味はないん




でも考えしま ....
暗く恐ろしい海に
僕の酸素が
消えていくのが見えた

目を光らせて
出口を探しても
見つからないんだ

いつまで此処にいればいい?
どれだけ此処にいればいい?
光はいつ見えるの ....
致命傷

バラバラに散らばった
透明な欠片たち

振り返らないキミの背中が
歪んで見えるよ

臆病な僕は
ただ立ち尽くすばかり

時がキミを過去にしていくこと
今から怖れている ....
本当の名前を言えないジレンマ
本当の母国を語れないモドカシサ
近くても まだ果てしない この「くに」

本当の祖国(クニ)を悟られた瞬間
本当の祖国(クニ)を見透かされた瞬間
法という名の ....
陽射しに微睡む君
まるで猫の様だとからかうと
小さな猫のぬいぐるみを僕に押し付けた

最近お気に入りのそれは
先日僕が気まぐれにあげたもの

眠り猫はいつも気持ちが良さそうで
日に日に ....
開け放たれた 窓を 飛び出せば
どれみふあ空のかなたどちらさまでしょうか
わすれがたみということの
わずかないたみを もつものです

聞きかじりのリアリティに
意義をとなえる あたしと
 ....
二次元の向こうから

ひたひたと
伝わってくるものを
感じる

4月のはじめ

毎月更新される
華やかな写真の中より
客船と共に

モノクロの横顔と
長身のスーツ姿が
一致 ....
金は底をついて財布が泣いています
スーパーの惣菜半額セールに参加することは当然の事なんです
電気ガス水道を使えるのは
ありがたいと思わないといけないんです

東電は暫く原則的に停電しないと言 ....
?

無言の哀しみを垂らすカオス
木霊する虚数の戯れ
無限と背中合わせになって
月が次第に傾く
頂点で迎える明日は
まだ迷いながらも十二単を纏いはじめる


?

今昔のとき
 ....
ねぇDr.
教えてよ


水晶体に描かれた景色
でたらめな人の群れ
電気信号に変換して
サーチ始めるtrigger

その消し去り方を


鼓膜を震わせた振動
空気の波
神 ....
「お花見がしたい」

君がそう言ったから、街へ出たんだ。

四月も半ばなのに風が冷たくて、
いつも薄着の君は、
淡い色のストールを身体に巻きつけて、
細い肩を何度か擦った。

かつか ....
白く降り止まぬ豪雪に立ちつくし
枝は のしかかる重みにバリリと折れ
春の澄み切った青空の下

まるたんぼうになって
根はネズミにかじられ
もう売り物を実らせない

切り倒され処分される ....
貴方の言葉に
みたされている

冷静で
熱い
表の顔とは
ちがう

甘くて
切なくて
さみしい

言葉たちに

あたしの
脳は
刺激され

言の葉を
生みだす
 ....
こころの場所を探してみましたが
結局、わかりませんでした

たましいも
いのちも
しも

どこにあるのか
いまだにわからないでいます

さっき電線にとまっていた
たくさんの鳥 ....
眠れることは 良いこと
眠ったから 安心しているとは
限らないけど

寝てる間だけは
忘れていられることが
いっぱい あるから

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・° ....
死が
眠りのようだったら良い

いつもの眠りのように
目を瞑り
深い夢の中へ行く

それはとても深くて
なかなか目が覚めることはない

そうして意識だけが残り
肉体は土へ還る
 ....
忘れようと
あがいてみたけど

余計に
思い出は
濃くなって
いきました

似ているって

書くものが
似ているって
言われました

どこか
遠いところで

つながって
いるのかも
しれません

そう ....
どうして
涙が
でるんだろう

いつも そう

泣くなって
言わないよね

一緒に
泣こうか

一緒に

月を見上げて
ね…
 みんなとおなじくらい
 たまごをあっためていたのに
 わたしのだけかえらない

 あのこのも
 このこのも
 みんなかえって
 かわいいこができた

 なかなかかえ ....
真っ白だった 目を閉じていなければ
真っ暗だった 目を開けていなければ

けれど解っていた 春が来ていることは



春は名のみの風の寒さを言い訳に
知らないふりをしていた
気づかな ....
深く刺さった
棘のように

貴方の名前が
とれないの

つぶやき過ぎたせいかしら
泣き過ぎた せいかしら

棘は
痛みはしないけど

あたしの身体の
一部になった

まっ ....
ずうっと前に
プレゼントしたカップ
貴方は割ってしまったから

新しいカップを
選びます

もう誕生日も
過ぎちゃったから

照れかくしに
娘のカップと
一緒に選びます

 ....
  何度もひとさまの葬式に参列してまいりましたが
  いつもいつも「死」はよそよそしい
  きっと、わたし自身の「死」は
  わたしの体に起こるけど
  感じられるものじゃあな ....
金魚の尾ヒレが風に溶けだして、黒い太陽が微笑んだ
きっと迎えに来てくれるような気がして親指に……いくつもの理由を蓄えて、一日を辿り着く街のため、最後の一口のため、今ここで君の横でそわそわしている
 ....
その線の上に

乗っていた人です

手放しては

いけない人です


踏み入ることは出来ませんから

静かに閉じました


想いは続きますから

どうか

 ....
もう
君のいるところは
桜の花が一面に広がって
陽気な君を
さらに陽気にさせているのだろう
はかなさよりも
いまのよろこびを
空いっぱいに舞いあがらせて

まだまだ
遠い桜前線
 ....
碧か、群青か、言いようのない空を背にして
影になった桜の木が現れた
白いはずの満開の花は淡い紫色に霞む
手前の細いガードレールも同様に染まっている

運転手が鼻声のビートルズを披露する
あ ....
ペポパンプさんの自由詩おすすめリスト(5642)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
竜巻- 乱太郎自由詩9*11-4-29
夫と。- usa.自由詩211-4-29
顔のないひと- 三奈自由詩20*11-4-29
裏書き深読み恋煩い- くゆら自由詩111-4-29
シーラカンスの行方- 影法師自由詩411-4-26
piece_of...- 涼深自由詩911-4-26
TABOO- subaru★自由詩2*11-4-26
眠り猫の行方- 茅野ゆき自由詩211-4-26
あまがみ- るるりら自由詩21*11-4-25
二次元の向こうから- 森の猫自由詩10*11-4-24
給料日前- subaru★自由詩3*11-4-24
君はかぐや姫だったのかも- 乱太郎自由詩1211-4-21
LOOSE_CONTROL- 涼深自由詩511-4-20
さくら- 茅野ゆき自由詩311-4-19
添う_春に- 砂木自由詩14*11-4-17
みたされて- 森の猫自由詩6*11-4-16
目の前のすべてが不確かに見える日- 小原あき自由詩5*11-4-16
揚羽- 藤鈴呼自由詩2*11-4-16
ゆめ- 小原あき自由詩7*11-4-15
あの日- 森の猫自由詩6*11-4-15
- 森の猫自由詩3*11-4-15
ゆでたまご- 小原あき自由詩2*11-4-14
【春は自転車に乗って】- つむじま ...自由詩5*11-4-14
- 森の猫自由詩6*11-4-14
コーヒーカップ- 森の猫自由詩4*11-4-13
よそよそしいもの- 小原あき自由詩4*11-4-13
白昼夢- 遠藤杏自由詩111-4-13
澄んだ者- usa.自由詩311-4-12
桜前線ははるか- 乱太郎自由詩15*11-4-11
出郷- モリー自由詩711-4-11

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