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四畳半の狭いアパートで暮らして数年が経とうとしていた
脚の折れたテーブルとポンコツのテレビと敷きぱなしの布団しかない部屋
窓を開けても射し込む光は薄汚れていた
ギシギシと鈍い音が出る階段は何回も ....
蝉の鳴き声が響く夏夜

パジャマすがたで汗をかきながら

一心不乱に望遠鏡をのぞき込む

僕の姿がそこにあった

透き通るほどの光り輝く星の雨

アレがどんな星でどんな名 ....
どうしてなのかと聞かれても
はっきりとは答えられないけれど
いつしか人を
信じられなくなってしまったあなたへ

あなたはあなたであり
人は人なのですから
人が信じられないということは
 ....
湧き水の底から
三日月が現れて
私に問うた

空の寿命はいかほど?

さあ
太陽にも相談しませんと
何とも言えません

太陽は山の端に隠れる最中で
やさしく

月と太陽がかき ....
今日という日があるのだから
今日という日を描いてみれば
それは言葉にもなり絵にもでき
一日という日が輝かしい

今日という日があるのだから
今日という日を信じてみれば
それは願いにもなり ....
答案用紙に名前を書き
試験官の合図とともに
問題用紙をめくる
そこには詩の問題があった

 この日のために自分は
 努力してきたのか
 がんばってきたのか
 我慢してきたのか
 もう ....
悲しいことばかり
思っている自分が
なんだかつまらなくなってきた

苦しいとばかり
考えている自分が
なんだか無駄になってきた

朝陽が昇る
今日という日が始まる

この光に負け ....
今はその坂の上はレンガ造りの外壁が少し在るだけで
伸び放題の草木が絡まり合い
今はその場所には何にも無かった様な雰囲気を出しているが
其処に遊園地が在ったことを証明する様に白馬が倒れている ....
君の才能は
君が生まれもったものではなく
君が習得してきたものでもない

君の才能は
君の心の中にある

なんの努力もないまま
好きなことをするのは
本当の楽しみとは言えない

 ....
高くそびえる木の下に
新たな生が登り出し
土を見下ろす暗がりが
長い時間を物語る

低く広がる根の上に
新たな生が動き出し
空を見上げるまぶしさが
広い世界を物語る

この日のため ....
尽きそうで
尽きそうで
時に思い出したように
夜を縫う
置き去りの夏に迷う
この心のように

かくも小さく
かくも短き生命の振動が
この手に伝わります
見失う日々を
辿れ ....
あれは暑い日でした
いつも通りに長い坂を自転車で下り
数十年前に廃校の中学校を横目で見る
校庭は手入れがされてなく雑草が高く伸びているが
近所の小学生が野球をする場所はなにもない
ざ ....
季節を感じるその朝は
高く射しこむ光を返し
満ち溢れるまぶしさに
心湧く世界を誘う

茎は陽の角度に合わせ
その高さは届くように
葉は大きく広げ
近くに住む虫たちに
憩いの場を与える ....
俺はサボテン

とげとげのサボテン

人が触れたら 刺してしまう

乱暴な サボテン

誰でもいいから このとげ

全部 抜いてくれ
その日
美しいものに出会えたのなら
喜びの音が聴こえてくる

その日
楽しいことに出会えたのなら
温もりの音が聴こえてくる

その日
大切な人に出会えたのなら
幸せの音が聴こえてく ....
この部屋は殺風景だから窓辺に花を置こう
陽はそんにに射さないけど育てみよう
午前中はベランダに置いておけばいいから
そう言ってから随分と長い事にその花は外に在る

植木鉢からプランタ ....
夢よ飛べ
正しいと思ったことを
正しいと信じるがゆえに
君は今
君の夢を現実へと歩き出す

不安を抱いたとしても
君の希望があるじゃないか

夢よ翔けよ
本当と思ったことを
本当 ....
夜空の星が一斉に僕に向かって

急降下してくる

星のシャワーを浴びながら

僕はひとりブリキの機関車の

おもちゃで遊んでいただけ

ひとりはなれていた

いやな ....
何気なしに グラスに注いだサイダー

しゅわしゅわしゅわしゅわしゅわ・・・・・っ

甘い匂いを弾かせながら ぷくぷくと泡を出す

グラスを弾いた

ちりん

もう一度

ちりん ....
どうせ歩くのなら
なるべく遠くまで歩いてゆきたい
みんなが知っているところよりも
知らないところを歩いてゆきたい

どうせ歩くのなら
なるべく遠くまで歩いてゆきたい
自分だけが知りたいと ....
草原の海に身体を沈め
その波音を聞きながら
清らな青空は
入道雲に右から左へと染められつつ
その上を鳥が大きな翼を広げ
背中で滑ってゆく

風は波音を強くし
潮の香りを濃くし
今の季 ....
人間とは不思議なもんさ...
舌打ちをしながら老人は街の雑踏に消えた

スケッチブックを広げて
素早く行き交う人々を描く
名もない絵描き
色彩鮮やかな水彩絵の具が
いつも傍で ....
今日という日を大切に
誰かが決めたことを
何も考えずに過ごしてしまったら
あなたの一日は
誰かの一日になってしまうでしょう

今日という日を大切に
自分が決めたことを
何か考えて失うも ....
あれや、
と、使いもしない関西弁で
独り言を言った。

あれや、あれや。
あれやになるよ。
あれ、を売る店をひらきます。
あれ、のトレンドを、
過去の情報から
綿密、かつ、
独自の ....
白いノートに綴られて
想いを馳せる言の葉に
緑の草も踊りだし
涼しい風が身を結ぶ

心は文字に改まり
文字は心と伝えあう

赤い夕陽に染められて
夢を奏でる音の葉に
青い小鳥も歌い ....
待合室には
女の子を連れた母親と
少し離れたところに
人の良さそうなおばあさんが
座っていた

熱のせいでボゥッとなった私の目も耳も
何も見ようとも聞こうともしていなかった

「お子 ....
そら
 そう
  ほら
   みて
  ここ
 そこ
むこう
 ぜんぶ
  ぼくに
   とって
    ふかく
  やさ ....
いつからあったのか
窓の外に雲が浮いている

今までぼくは
何をしてきたのだろう
今までぼくは
何を残してきたのだろう

人と同じことをしていたら
人と同じことしか残せない
あの人 ....
ベランダに出て涼しい夜風を感じて
長い髪に風がすり抜けて
ふわり
と、夢の中に落とされた

目を閉じれば一番最初に君が浮かぶ
それ程に今に満足していないのかな?
会いたいと願えば願う程に ....
暗い闇と 細い雨

その中の か細いシルエット

それが あたしだってコト 彼方は 気付かないんでしょう?

待ち合わせ してたのに 何時間も 待ったのに

誰も いなくなった時間に  ....
ペポパンプさんの自由詩おすすめリスト(5651)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
四畳半- 海月自由詩4*06-8-7
僕しか知らない星達の名前- こめ自由詩1006-8-7
人が信じられなくなったあなたへ- ぽえむ君自由詩5*06-8-7
空の寿命- けんご自由詩506-8-7
今日という日があるのだから- ぽえむ君自由詩4*06-8-7
この日のために- ぽえむ君自由詩5*06-8-6
朝の光はやってくる- ぽえむ君自由詩6*06-8-6
其処には遊園地が在った- 海月自由詩4*06-8-5
君の才能は- ぽえむ君自由詩3*06-8-5
新しい世界へ- ぽえむ君自由詩7*06-8-5
線香花火- Rin.自由詩23*06-8-5
遠い遠い、夏- 海月自由詩7*06-8-4
まぶしい世界- ぽえむ君自由詩9*06-8-4
サボテン- 愛心自由詩206-8-4
幸せの音が聴こえたら- ぽえむ君自由詩8*06-8-4
- 海月自由詩3*06-8-3
夢よ飛べ- ぽえむ君自由詩5*06-8-3
僕の広げた純白の翼で- こめ自由詩1006-8-3
サイダー- 愛心自由詩6*06-8-3
なるべく遠くまで- ぽえむ君自由詩7*06-8-3
夏空の下で- ぽえむ君自由詩7*06-8-2
十年越しの想い- 海月自由詩1*06-8-2
今日という日を大切に- ぽえむ君自由詩6*06-8-2
あれや- 神島 に ...自由詩206-8-2
言の葉・音の葉- ぽえむ君自由詩10*06-8-1
病院- さち自由詩14*06-8-1
- 水在らあ ...自由詩37*06-8-1
今までぼくは- ぽえむ君自由詩9*06-8-1
夜風- 海月自由詩1*06-7-31
- 愛心自由詩306-7-31

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