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ちょっとプラス1だけ
優しくなれたらいいのに
小数点以下は歯切れが悪いので
やめたいです
9.9999・・・・・・は
背中が痒くなるので
もっと嫌です
1がいいです
2は僕にはきつ ....
「しーっ」
声をひそめた
二人の小さな世界は
好奇心とドキドキで
光を放つ
幼い横顔の天使は
森の奥に住んでいて
いつか来る
ヘンゼルとグレーテルを
お菓子の家で待っているの
....
風が柔らかく吹いてくる
凍った心の中までも
この手の平を空にかざして
まぶしい太陽をさえぎる
過去の時間の愛しさに
ひたりたい気分を振り払って
きらきらの光に遊んでみる
今を生きる命 ....
その時君は
眼をいからせて哭いたね
いいんだよ
それで
大きく広がる青空の下
大きく広がる枝の下
僕は君をなぐさめる
もっと哭いて
もっと哭いて
いいんだよ
それで
立体的な画像に目を奪われ
グルグルと頭では
スプートニクが回っていた
七夕に願いをかけるなら
それはマジックで黒く染まっているでしょう
現実はいつも甘い薫りで
姿を ....
君が
誰も
信じられなくなり
泣きそうになったら
僕のところへ
戻っておいで
君が
悲しくなり
誰かが
恋しくなったら
僕のところへ
戻っておいで
甘えるところも
寂 ....
母が縁の下から引っ張り出してきたびんは
レトロでポップな橙の花が描かれていて
若い頃の彼女の趣味であったのだろうと想像出来た
恐らく本来は真っ赤な色をしていたのだろう
すすけたえんじ色 ....
君へ寄りかかるフリをしながら
君の世界を盗み見る
僕の心の隙間に秋の風が吹いてくる
黄金に揺れていた稲穂は刈り取られ
赤に燃えている山が映りこむ
そんな折々の季節に彩られ
また君は ....
{引用=純
粋世
界の君
が笑う9ヶ
月前にこの
夢ははじまっ
た、はずの夢
*
はじまったもの達
のはじまらなかった
”名前”をひとつずつ
乾いた舌先で声にうつし
て消し去る ....
綺麗な砂漠の真ん中で
オンボロなギターを弾き
ラクダと戯れながら
ゆっくり歌を歌っていた
蜃気楼は今日も未来の都市を
ぼんやりとうつしていた
壊れたラジオからは
....
つめたいあめに濡れて
君の顔が視えない
明日の
行く先が
滲んで
傷みの場所すら
あいまいなのに
どうしても
なんて云えない
やさしさがくれた疵を
....
なぜかしら
私には聞こえてこない
どうしてかしら
あなたには聞こえない
携帯の着信音
サイレントにしてないのに
雨の音が
消しているのね
昨晩の
私たちの小さなすれ違い
排 ....
玄関は春です
別れと出会いが
毎日
飽きることなく
繰り返されるから
わたしは
いつでも花を飾ります
薄紅色の花が
一番似合うと思います
浴室は梅雨です
温かい雨が降る ....
たいふうは過ぎ
ふふふとわらう
木々はゆらゆら
葉をふりみだし
子供はかけてく
髪ふりみだし
あとにはふうっとため息と
きんもくせいのかおりがふわり
洗ったばかりの長そでシャツは
....
広い広い空に
声が枯れるまで叫んだ
実験室のビーカーを覗いて
華麗な幻想に驚き
ガラスはただ割れて
僕を傷つけてしんでいった
もう咲かないのかなと
うえきばち ....
あおとあかと たまにきいろと
あとはいらない
たいくつと思ったことはない
ただ
まいにち日が暮れかかって
あかりがぽつぽつともる
これはうつくしい
じっとまえ見て 風に吹かれて
雨 ....
寒い夏の朝
早朝
きみが帰ってゆく
言い残したことば
さりげない仕草
ぼくは
部屋の片隅で
膝を抱えている
きみがいた日々は
あまりに濃密で
この
薄い空気に ....
週末の三条大橋はちょっとしたお祭りだ
駅から出てくる人と駅に向かう人
遊びに繰り出す人と帰宅途中の人
お酒や香水のにおいが混じりあい
鴨川では小さなジャズライブが行われている
駅に向 ....
そんな目をして泣かないで
ホントは悲しくなんか
ないんでしょ?
ここで泣いたら
キレイだから
だからあなたは
なくんでしょ?
そのくらい
私にだって
わかるんだ
....
助かるには確率は少なく
1%より少なくコンマ以下の数値だった
誰よりもわかっていたけど
やっぱり君を失うのは嫌だ
そういう僕は君からみたら
わがままな子供にでも見えたのか ....
目をこするループ
くちびるをかむミュート
嵐のキータッチで12時間
でんぐり返り、衣装がえ
ネオン、夜道をガイドする老人
あわよくばもう一つの道を行く交差点
左足からブレイ ....
お風呂上がりはボディーバターで香りをまとう。どう、美味しそう?
綿棒の大活躍によりアイラインがしっかり落ちる
寝る前のリップクリームは忘れない
プチプライスだけど伸びがいいの、これ。
....
平行に並ぶ名もなき ひとびと
ひだまりに眠る消火器のように
ここはとても静かだ
行きつ戻りつする僕を
そう眺めないでくれ
悪気はないから 嫌わないでほしい
見渡す限りの名もなき ....
空は遥か遠くまで透き通って
あの日よりもずっと現実的です
立ち並ぶ家や 生い茂る緑が
白い光を乱反射しています
眩しいけれど
それでも空を見上げたままでいます
あすこにいる野良猫も ....
僕が見上げた あの日の空は
とても綺麗に 輝いていて
こんな僕にも 微笑んでいた
僕も自由を 手に入れたいと
空を飛んでた 僕の翼は
醜く光り その空汚す
....
あの子とつなぐ手
まだそのままで
ほんのりと
空が青ければ気分も晴れるほど人間は都合よくできていない。
それは夏になったからといって恋をしたことなどただの一度もない事実からも証明できる。
感情は引力で私を押し倒し、重力で沈める。
....
時間を鎌で切り裂く事が
出来たなら
僕は君を独りにしなかっただろう
太陽が目隠ししたままで
いてくれたら
僕は君のうなじに
炎を吹き掛け続けていたのに
罪なのは
君の柔らかな語りではな ....
遠い空の下
大切な人が泣いている
何もできない歯痒さに
空をながめて
ため息ひとつ
私はいつも
ここに居るよ
悲しむ貴方のために
待つことしかできない私
堕ちていくのは
時計の針かはたまた
砂時計の砂か
どちらにせよ結果は同じ
両方時を刻む魔法器具
君の小さな手の平を
繋いでふさいでもいいですか?
曖昧な返事は ....
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