すべてのおすすめ
手首の傷は癒せたとしても
こころの傷は癒せない

ずきずきと痛むこころの古傷は
まるで親知らずの発する悲鳴のようで

嘆いているわけじゃない

こんな季節の溜め息は
寝付けない台所の ....
なんて
すがすがしい
朝の風

病院の
小さな中庭にも
そっと秋が
しのびいってる

芝生に寝転んだら
空も高く
パウダー・ブルー
眩しくて

こんな日

生きてる素晴 ....
君のことが気になって
顔が赤いんじゃないかと思った
なんだか 火照っているような
こんな風になるなんて

やっぱり君のことが気になって
そういえば よく目が合うね
なんて
もしかしたら ....
  「記憶」

見上げれば青空

小さい頃の記憶にある
かつての夏の日差しのように
気づかぬうちに過ぎてゆく
何かがわたしの背中を押している

  「今日」

自分のことでいっぱ ....
企画、ペアで連詩 「flower」

          風音&三奈合作


舞う桜は美しく
別れも出会いも染めていく
綺麗なものを綺麗だと
言える君のキレイなココロ
忘れない ....
介護施設のベッド
幸せそうな家庭が
そこだけ
作り上げられている
洗剤のコマーシャルに出てくる
清潔そうなお嫁さんが
わたしの代わりに
お祖母ちゃんの世話をしてくれている
に違いない
 ....
もう
足が動かないなら
座っておりましょう

喉が痛いので
風邪薬を取ってください

咲子さん、
あなたに言っています
聞こえませんか
咲子さん、
薬棚の前で思いを馳せている ....
ねぇきいて
今日の風は黄色だったの
あなたの瞳にはどう映った?


今日の風がささやいた
足元気をつけて
黄色い落ち葉が落ちている
きっと今日の風が塗ったのだろう


足元に佇む ....
新しい涙が 私を避けていく
貴方から優しい言葉が
貴方から醜い言葉が
何度でもこぼれて
私は焦って拾うだけ
失くすのは怖いから

奇跡など信じて 壊されるだけなのに
貴方から私が薄れて ....
これが泣いている、
という行為
大粒の雨が
ぼたり、ぼたり、と
音を立てる


わかってあげられない
ティッシュを差し出すこと
背中をさすること
それしかできない


それで ....
目の前にある林檎
赤く赤く鮮やかに


もしも
私に見える林檎の赤が

他の人には
私が見ている葡萄の色として見えていたとしたら

私は他の人が見えている葡萄の色を赤だと思っていて ....
あなたがあなたであるために

あなたがあなたであることを

あなたの限り、
生きぬいてください
 私はまだ闇の中

 光のまったく無い

 暗黒の穴の中

 いくら手を伸ばそうとも

 天の陽(ひ)は見えず

 希望も夢も

 生きる糧さえも見い出せない


  ....
 生命(いのち)をつなぐ

 赤い水

 ぽたりと

 真新しいノートに

 染み作る



 泣きたいのに

 涙は出ない

 代わりに赤い水が

 川となる ....
ねぇ

教えて?



物語に出てくるような

キス

どうやればいいの?



ガキだからね


それだけで

結構

精一杯なんよ



そう
 ....
うまく思い出せない

見送った後ろ姿なら
鮮明に焼きついているのに

君の笑顔が好きだった
それは本当のこと

なのにうまく思い出せない

強がってさよならの言葉の最後に
わたし ....
お弁当忘れてるわよ
という声が
10km先のパパの会社まで聞こえて

あ、まだ作ってないんだった
という声が
10cmしか深さのないママの口からこぼれた

私はひとり
ピラフを解凍し ....
貴方に抱きつこう。

ぎゅっ。と優しく。
好き。って言葉を
染み込ませるように。

あたしに貴方が重なって

触れ合って

抱きつこう。

貴方のこと、嫌いじゃない。

好 ....
 轟音  電車  闇

 この世はそれだけ


 そうして  できあがるのは

 嘘  騙し合い  猜疑心の世界


 ぼくは  生きている

 そんな中で  生きている
 ....
 だまって

 私を見つめて

 その綺麗な指で

 私の指をからめて


 白いうなじにキスして


 今宵  私は

 あなたに堕ちる
 歌わない小鳥を生かしておいても

 どうなるでしょうか。

 捨ててしまえ。

 殺してしまえ。

 生きる価値がないのなら

 いない方がよいのです。


 歌わない ....
ただ生きてゆくための幸せなら
わたしは要らない

もしも人が
幸せを呼吸する生きものだったら
息もできずに倒れる人が群れると思う
それほど幸せは少ない

けれど
簡単に見過ごしてしま ....
『プラットホーム』



月を見てた



満月でも新月でも


三日月でも半月でもない






見てたら


そのうち


ぼやけていた

 ....
呼吸を始めてから、にじゅうねんとすこし

手を繋ぐことを夢見ました
実際は並んで歩くこともできない私だったから

もう、きっと、
忘れられているでしょう

呼吸を始めてから、にじゅうね ....
 人はなぜ生きるのか

 何もないこの世界で

 悲しみと切なさと野望しかないこの世界で

 あなたはなぜ生きているのか

 その答えを知っているのか


 人はどうして生ま ....
 友達が夢を諦めた時

 私はホッとしました


 後輩が離婚をした時

 私はほくそ笑みました


 先輩が恋人に振られた時

 私は喜びました


 私はみにくい ....
 あなたのその胸に

 飛び込むのが怖い


 恋をしたのは

 初めてではないけれど


 こんなにも切ないほど

 誰かに心奪われたのは

 あなただけ


 ....
眩しい今日
雀がせわしく
朝の挨拶

魚の焼ける匂いに
ピンと張るひげ

眠気には勝てず
我輩は身体を丸めて
もうひと眠り

ぽかぽかお日さま追い掛けて
何度も寝場所を変えな ....
ルラルラニャ〜ン
ぼくは太陽の子 元気いっぱい
ぽかぽかいい気持ち
ルラルラニャ〜ン
えさは魚で十分です いい匂い
今日もアンテナ三本ぴーん
ルラルラニャ〜ン
とっておきのベストポジショ ....
{引用=縦に瞼をひらく半円形の港 回転扉を転がす
いくつもの歳月 このひっかかり具合に画さ
れカサコソ枯葉が散るから 浴槽のなかで手
拭を頭にのせ、石柱はすこしいい気分になる


てんでば ....
ペポパンプさんの自由詩おすすめリスト(5630)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
きしみ- 恋月 ぴ ...自由詩20*08-11-1
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平熱- そらの  ...自由詩4*08-11-1
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【チョコレート同盟*連詩】昨日まで笑っていた猫- そらの  ...自由詩5+*08-10-18
アケビ- norif自由詩1208-10-18

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