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「花火があがる」
           木の若芽


さあ 花火があがる
木よ あなたもいっしょに見ましょう
空よ 見てください
満月よ ごらんください
風にも負けない勇気の花火
雲 ....
今年も帰って来ないか。
と、隣り その隣りの家の 墓掃除に来たと言う。

ボトルの水滴を拭き取り
口に含み微笑む

恋しくて
無言のままに 人恋しくて
老いたその指で 草を抜く
寝ていいよ と 言われるよ 

何だよ 眠たくなんか ねぇよ 
そんな 勿体ないこと できっかよ 
なんて かみつき 

寝るなよ と 起こされると 

何だよ こっちは 疲れてんだよ ....
「護りとおす」
                  木の若芽


午後一時 夕立 風鈴しきり おびえなくてもいいよ
雨が大地を冷まし 風が木を冷ますのだから
生あるものの声は労から快へと変 ....
「草遊びのうた」
           木の若芽

<とうもろこし>

青年たちは青空を支える兵士に志願して並んでいる
インディアンの若き新兵たち
熱気をおびて らんらんと
うぉー う ....
何かを失うということは
あまりにも日常的なこと
そしてそれが二度と戻らないことも

人が自ら行おうとする
生活に必須なこと以外の多くは
これらの穴埋めや消失感の緩和のため

それが ....
苦々しい限りの“本音”を
彼女は黙って受け止める

そして、私をまっすぐ見つめて笑った

「まったく、口が悪いんだから!」

私も意地の悪い顔でふふんと鼻を鳴らし
「お互い様でしょ ....
この湖の水面に移る世界はキラキラ輝いていて素敵

真っ暗な世界も心も照らしてくれる
神秘的な明かり

あの月へ行けないのかな、なんて
そっと裸足になって水面に足を付けてみるけど
いつ ....
要するに、ダメなんですよ
バツ0点と言ったものです、
君がいない世界は
僕にとって0点なんです
他の人に
点がないわけではないのですが
君がいることで
丸付けが始められるのです
君がい ....
ベイビー わたしがおかあさんよ
一生使う事の無い言葉はあるのだ
禁断の果実をひとりで食べた
そばには蛇がいてつぶやいた
            お気の毒だね

ベイビー わたしがおかあさん ....
明日 言おう を 出来るだけ
今日 伝えたい と 思った日から

素直に表現して来た 言葉のつもりが 
そうでないことも 有るけれど、

伝えないよりは 良い と 信じたいんだ。
紅の月が昇ったら

宴の始まりだ

一人踊りを踊る

赤い月に恋をしてるように

一人歌を歌う

赤い月に届くように

私は紅の月が好きだ

赤く燃えるようね情熱的な月に恋 ....
地平線をトリミングする山はない
(従って心を潤してくれる一級河川はない)
水平線を指呼できる前庭はない
(従って体を洗ってくれる潮騒は聞こえない)

そんな転居先の片田舎だが きょうは
遠 ....
砂時計を鏡に向かって投げた
壊れたものを拾い集めて
あなたにあげるわ
喜んでくれるんでしょうね?

私を車に向かって走らせる
崩れた肢体を元通りにして
あなたにあげるわ
綺麗だねと言う ....
「言葉を洗う雨」
                木の若芽

雨よ わたしの中に降ってきて
雨音で雨を詩えるように
この雨は言葉をみがき洗う雨

雨が土に降る音で 雨が土を歌ってる
雨 ....
「木のマーチ」
           木の若芽


トルマリンの波動が足先と共鳴すれば
けやきの梢のゆらぎが手のひらと同調するのだ

枝はみんなタクト
暑い日のわたしの足を応援するマー ....
瞳と心を閉ざした 若人の前で 
観音開きしながら お茶らけて観たら 

きっと 白い目で見られるコト 
請け合いだけれど 

一瞬でも良いから 
落ち込んだ気持ち 忘れられるなら 

 ....
それは命を宿す なみだをながす そして朽ちる

やがてこどもたちはそれぞれの死を選択せねばならない
たやすく眠らせるようにやってくるのだから

ぼくがあの子を選ぶのに理由なんていらない
指 ....
                120811





マグロが好きだったが
いつもカジキマグロで誤魔化されていたようだ
たから本当はマグロが好きなのか
カジキマグロが好きなのか分か ....
僕達は小さな距離のなかでひしめき合っていて
森の木のみえない生き物なのだ

下ばえのひんやりとした塊の世界で緩慢に
じぶんにつまずいてゆく愚か者なのだ

僕たちの祖先は宇宙の果てから流れ着 ....
例えば。

自然界の中に、
唯一不自然に生きる生命体。
人間。

そんな私達に、
唯一出来ること。

飾らず自然に生きること。
ある日の天気予報で、
「本日は肌寒くなります。」
そんなことを耳にしたもので、
久しぶりに半袖を着て、
出歩いた。
そしたらどうだ。
思いの外、
日差しが強かった。

そんな立秋。
 ....
先方は 意外と 
疎遠だなんて 
思って居ないのかも 知れません 

気にしているのは こちら側で 
多忙な 毎日の 中では 

日々の循環が 
あっと言う間だったりも 
するのでし ....
成長した一つの細胞が
小さな二つの細胞に
分裂した

別れたあとには
なにも残っていない

細胞の
一つの影が
二つとなって
1+1=2
と表せる
見慣れた景色となる

小 ....
 垂直な光のピンで留められて
 横たわる朝は散乱した昨夜の屍だった
 まだ誰もいないスーパーの駐車場で
 ぬるい風が砂埃を吹き上げている
 
 一匹の小さな蛾が
 逆らいながら飛んで行く
 ....
どうしたら 
靄が 
取れるかなぁ 

あたたかな鍋 
美味しい御喋り 

綺麗な音楽 
爽やかな朝・・
「いつまでも」
            木の若芽

微笑んで輝いて進むために
今日も木が霊感をくれる 根も幹も葉も
木が育つのは歌 星がめぐるのは歌 人が愛すのは歌
宇宙の心にかなうことは ....
いとは紡ぐ

いとはのびる

いとは結ぶ

いとは繋がる

いとはほどける

いとは絡まる

いとは切れる


それでもまた


いとを紡ぎ

いとをのばし
 ....
年内で 終わると 良いですね 
いや でも 

年内で 終わるためには 
業務も 壮絶ですね 

するってえと 
年始に 繰り越した方が 良いってことも 
あるのでしょうか の 堂々巡 ....
あの河が望んでる
一つの答えが出せなくて
ごめんね

気の利いた答えは
出払っていて
今頃は海原だろうか

あの河が清らかに見えて
その跳ねた水の飛沫に
打たれた誰も彼もが
感銘 ....
ペポパンプさんの自由詩おすすめリスト(5651)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
花火があがる- 木の若芽自由詩112-8-15
盆花- ぎへいじ自由詩5*12-8-15
そんな_夜は- 藤鈴呼自由詩3*12-8-15
護りとおす- 木の若芽自由詩112-8-14
草遊び- 木の若芽自由詩212-8-14
遭難者の筆- ただのみ ...自由詩13*12-8-14
ティータイムのお時間です- 三奈自由詩1412-8-13
月の王子と切ない夜空- 乙ノ羽  ...自由詩3*12-8-13
バツ0点- なきり自由詩312-8-13
ついに見なかった子供へ- いぬぐす自由詩2*12-8-13
今日_伝えたい- 藤鈴呼自由詩5*12-8-13
紅の月- 月乃 姫 ...自由詩212-8-12
クイック・ライフ(4)- 信天翁自由詩1*12-8-11
時さえも- いぬぐす自由詩2*12-8-11
言葉を洗う雨- 木の若芽自由詩412-8-11
木のマーチ- 木の若芽自由詩112-8-11
お茶らけて観たら- 藤鈴呼自由詩4*12-8-11
- 梅昆布茶自由詩1012-8-11
マグロ- あおば自由詩8*12-8-11
距離- 梅昆布茶自由詩912-8-10
ぱんげあ。- 唄種自由詩112-8-10
さんさんさん。- 唄種自由詩112-8-10
気にしているのは_こちら側- 藤鈴呼自由詩6*12-8-10
分裂- あおば自由詩7*12-8-10
僕が君を一匹のみすぼらしい蛾に譬えたなら- ただのみ ...自由詩24*12-8-9
- 藤鈴呼自由詩4*12-8-9
いつまでも- 木の若芽自由詩212-8-9
いと- 朔月 実自由詩7*12-8-9
堂々巡り- 藤鈴呼自由詩3*12-8-9
あの河- subaru★自由詩17*12-8-8

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