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今日も俺は外に憧れている
教室の外に確実に在る自由
犬の散歩をする老人
手の届かない高い所を飛ぶ鴉
クダラナイ授業と堅苦しい校則
僕を縛り付けるにはどちら一つで十分だろう
反抗 ....
薄暗い理科室には真っ黒な机が並んでいて
白衣の教師は訥々と…
橙の柔らかい光を放つ豆電球を見つめる
とても明るく
少女と目が合わぬように
見つめる
そして思い出す
暗い部屋にポツンと浮か ....
豊かなだけの想像力なんか俺はいらない
そう思いながら自転車専用の真っ赤な道を歩いていたら
後ろから
すけぼーで
いかついリーゼントのお姉さんが
ざっ
と通り過ぎた
首筋には漢字で ....
君のオルゴールは静かに音色を響かす
今まで聴いた事の在る音の中でも存在感が合った

君は決意に満ちた顔
迷いと運命を受け入れた様な顔
昨日の切ない横顔の面影はない

手紙を読んでくれたん ....
絵はがきみたいな花丸正しい夏休みには
入道雲と蝉の声と蒼い海の三点セット

空と大地をパッキリと分ける入道雲は
どこまでも大きくまっしろで
桃源郷までいける螺旋階段を隠す
蝉はサイレン ....
昨日のアルコールが抜けていなくて
頭痛と吐き気を催す目覚めになった

ポストに足を運び新聞を取りに行く
ひらり、と舞った
茶封筒

君の決意が其処に書かれていた

{引用=
昔から ....
僕は僕それいがいなんでもない

僕の鎖で絡まれた心は矛先は

常に君の方向を示している

君は僕のことなんか一つも知らないけど

僕は君のことならなんでも知ってるつもりだよ

偶然 ....
休みだからと昼間で寝むれる
と、夜更かしをした
そのために目覚めたら頭痛がして
さらに眠りに付いた

同窓会の予定が数週間前に届いていた
そんなことを思い出して手紙を探す
約束の日取りは ....
自分の信用の分だけ渡された仕事
自分で築いた
信用と言う建築物
一つの柱が壊れてたら他の柱に負荷がかかり
簡単に全てが壊れてしまうだろう

実体の無いものだからこそ
儚くて切なくて
ラ ....
昨日の予告通りの日程をこなす
文句を言わずに外回りをしている
「暑い」とも口にせずに
灰色の{ルビ地面=アスファルト}を歩いている

昼食はいつもと同じコンビニ弁当で390円
その重みを僕 ....
N・Kに





魚がいる
魚についばまれている
ちいさな
魚たちに

僕は部屋 ....
明日の花火大会の知らせがコンビニの壁に貼られていた
家からそれほど遠くないけど行く気がしない
それは単純に仕事の疲れなのかな?
社会人という存在だからなのだろうか・・・

数年前の大学時代
 ....
彼方からの気流にのって 届いたそれを
あのひとは
夏だと言った



わたしにとって
わたしの知らない、どこか
遠い場所で あのひとが
笑ったり、泣いたり、しているということは
あ ....
ベランダに出れば灰色の空が明るく色付く
何処から現れた一匹の鴉に餌をあげる
近所では餌をあげるな
と、注意を受けた
そのために誰も起きていない時間を選んだ

まだ、電車も走ってな ....
アイスキャンディーで
当たりが出て欲しいけれど
恥ずかしくって
お店で交換なんてできないな
携帯電話で写真を撮って
思い出にしてしまおう
ああ
夢のない
大人になってし ....
僕の部屋から見える窓の景色は

一回も同じ景色になったことはない

いつも変わり続ける

そう僕の心のように

ある時は朝日がさんさんと照りつける

爽やかな景色が拡がる

ま ....
殺風景な商店街を抜けて
五分ぐらい歩くと謙遜な{ルビ都会=ビル}が其処に在る
僕を手の届かない高い所から見下ろす
その度に少しだけ背伸びをして届こうと頑張った

お昼ご飯は外で五百円以内で済 ....
午後の陽射しがビルに反射して
僕の全身をくまなく照らす
焼け付くアスファルトの上を上手に歩く
日陰だけを探して帰る小学生

公園ではブランコが哀しく揺れている
作りぱなっしの砂の ....
?.

(じーっとお空を見上げている
 僕の屹立)


寝過ごして
宿酔で
テラスにでて
サボテンと一緒に
太陽をあびて

磨いていたら
人前で裸になることは
特 ....
ずっと遠くの方を、
水平線が見たかったのに
空との区切りがよくわからない
から

少しだけ背中を丸めた
薄い水色のワンピースから
覗く白い腕が
夏には似合わない
から

ただ黙っ ....
美しいターニャご自慢のおへそ
モンテヴェルディーの宗教音楽のようだ
禁欲的であり
パンクロックのようでもある

敢えて言うと
退廃的というよりは
健康的だ

忘れられない
20 ....
暗いモリの中で僕は

ひとりで迷子になってた

どこに行くのかわからない

いったどこに向かう?

教えてよ神様

何で僕だけこんな目に遭うの?

分からないまま歩く

足 ....
思い出は
あの貝殻の中に
封じておきました


想い出は
あの海の下に
沈めておきました


車窓から覗いた景色は
にじむようにゆれていた
雨粒に濡れる蜘蛛の巣
行き交う車のワイパーは
静かに動いている
食べ残しのとうもろこしを卓に見
私は夏の訪れにについて
思いを巡らす

齢を重ねても
全く同じ夏は来ない
ただその ....
窓に
張りついた夏、
グラスの中で氷が
音もなく溶けていく午後
少し薄まったアイスコーヒー
にミルクを少し加える
ゆっくりと拡散していく、
ゆっくりと沈殿していく、
夏。

あの頃 ....
青々しく若葉が{ルビ萌=もゆ}る
初夏の凛とした姿に眩暈を覚えて
倒れこむ様に入った
喫茶店

働いている人は全部で二人
十代半ばと二十代半ば
珈琲は飲めないから紅茶を頼む  ....
ブルーチップの青いリスは
目を離すと、すぐに増殖して
ガマ口をはみ出してしまうから
台紙にきちんと貼りつけなければいけなかった
母は台紙をもらってくれると約束をしたのに
永遠と立ち話をやめや ....
わっしっし うっしっし

三拍子のリズム、灰色の空、優雅に
ワルツのステップ踏んで
雷様のお通りだい

のっしっし うっしっし

梅雨空を掻き回し
大地に吠えろ
ゴロゴロゴロガ ....
パズルあるいは心象風景


つつじヶ丘 SSRI 調布 
レスリン 団地 コントミン 

野川

世田谷 デパス 下北沢
トランキライザー 代田 成城 鬱病

ハルシオン 仙川  ....
ねぇ 葵さん

どうして、日常はコラージュなの?
誰かと誰かを一部だけ繋いで
今日を生きていくの・・・
それでも、良いの?

僕ら大きなジグゾーパズル
一人でも欠けたら絵は ....
ペポパンプさんの自由詩おすすめリスト(5651)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
黒猫- 海月自由詩1*06-7-17
水槽メランコリー- 結城 森 ...自由詩4*06-7-17
所在無い日- 水在らあ ...自由詩22*06-7-16
一週間_ー日曜日・後半ー- 海月自由詩1*06-7-16
*あ〜ぁ、夏休み*- かおる自由詩8*06-7-16
一週間_ー日曜日・前半ー- 海月自由詩2*06-7-16
偶然と必然が奇跡へと繋いでいく- こめ自由詩906-7-15
一週間_ー土曜日ー- 海月自由詩2*06-7-15
一週間_ー金曜日・後半ー- 海月自由詩2*06-7-14
一週間_ー金曜日・前半ー- 海月自由詩1*06-7-14
AUSENCIA- 水在らあ ...自由詩23*06-7-13
一週間_ー木曜日ー- 海月自由詩1*06-7-13
透けていく、夏- 望月 ゆ ...自由詩42*06-7-13
一週間_ー水曜日ー- 海月自由詩3*06-7-12
当たりが出たらもう一本- 壺内モモ ...自由詩806-7-12
長寿の家の窓から見える景色- こめ自由詩906-7-11
一週間_ー火曜日ー- 海月自由詩2*06-7-11
一週間_ー月曜日ー- 海月自由詩2*06-7-10
夏の裸- 水在らあ ...自由詩23*06-7-10
夕凪ぐ、から。- 夕凪ここ ...自由詩9*06-7-10
ターニャのおへそ- けんご自由詩506-7-10
絵本の続きを書くのはあなた達だよ- こめ自由詩806-7-9
夜行バス- ラプンツ ...自由詩706-7-9
夏の訪れ- けんご自由詩806-7-8
溶け出す午後- 夕凪ここ ...自由詩13*06-7-7
紅茶一葉- 海月自由詩2*06-7-6
ヒーロー伝説- 佐野権太自由詩21*06-7-6
*うっしっし*- かおる自由詩10*06-7-6
孤立する夢想- たかよし自由詩7*06-7-6
現実が吐く優しい嘘- 海月自由詩2*06-7-5

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