すべてのおすすめ
いつのまにか背中に生えた白い翼が
私の透明な涙とリンクしている
豊かな純白はまるで
私の心と
同じ色だった
知らないうちに
君に出逢って
君に惹かれて
....
星のみえないまちで
拾った青黒い石を
隕石標本だといって
ポケットにしまう
今夜、星をわけよう
はくちょうと
おやこのくまは
君にあげる
いっかくじゅうさえ
あればいいんだ
....
ドロドロと流れてる
弾け飛んだ想いとか
止められずに増えてった
つまらない秘密たちが
暗いだるい生きもの
窓を開けたら
重い鉛 宙に浮かんで
陽に飲まれるような
知らない世 ....
命を燃やして 動いている
流れに逆らわず 動いている
それらに名は無い
だから名枯れ星というのだ
だから流れ星というのだ
今宵 ....
牛がこない
遅れるなよと言ったのに
メールさえ返ってこない
電源を切っているのだろう
遠くに
うすちゃ色のまーぶるがみえる
きっとあれだ
おーい、と呼ぶ
MOO―、と感情を長くのば ....
真夏なんだもの、
海へ行こうと彼が言う。
そこには豊かな海があった。
ちいさなかわいい生き物が、
澄んだ水を泳ぐ小魚が、
思っていたより
生気に溢れた
あまりにも豊かな海が。
....
あるひとが言った
世の中の戦争は
おとこが起こしたもの
おんなには罪の無いはなし
そして
ほかのあるひとが言った
そんなおとこを産み
育てたのは
わ ....
いつも心に砂時計。
感情が、さらさらと、砂になって滑り落ちる。
濡れていれば、掴めるのに。捕まえるのに。
心の隙間を通り抜け。
神経の間に滑り込み。
涙腺に入り込む。
....
夏ごとに
おしゃれになってゆくおまえが
自慢のミュールで前を行く
{引用=
(なぁ、おまえが選んだっていう
(このお父さんの水着
(ちょっと
(トロピカル過ぎやしないか
}
いつか
....
白い紙
鉛筆で詩を書く
間違えた文字を
消しゴムで消した
ごめんね と呟いた
なんとなく切なくなった
白い紙の上
黒い塊見つめ ....
玄関の向こう側で
人の声がする
それは私の知らない人の声
玄関の向こう側で
行き来する自動車の声がする
それは忙しいと街が嘆いている声
玄関の向こう側で
ジェット戦闘機の声がする ....
真夏の陽炎の向こうから
短い編成の列車はやって来る
そのいっぱいに開かれた窓から
ショートカットの後ろ姿が見える
列車の外から
車両の様子は
ありありと伺えて
制服の脇に置かれた ....
言葉よりも不確かなものを
信じてみようと
努力なんてしなかったけれど
それはあるのだと
人づてに聞いた事があるの
だけど眼に見えないものを
その語感だけで捉えようとしても
は ....
心にぽっかり空いた
大きな穴を
欲望に身を焼いて
埋めようとしましたが
だめでした
心と心が
つながらなければ
何もないのです
心のつながりが
希少なことは
夜空にひとつだけ
....
空は高く澄み渡り
雲一つない快晴に
ふいに恐怖を覚える
揺れるアスファルト
伸びて行く木々の影
落ちていく星の輝き
乾いたグラウンド
白球の汚れや誇り
遠く響く ....
愛したいものがそこにあります
守りたいものがそこにあります
だから私は泣くのです
離れないでと泣くのです
愛していた場所はここです
守りたかった場所はここです
だか ....
今日と明日の夜の谷間に
微かだが
感じるあなたのため息
ソプラノ歌手よりも
こころに染みる
透き通ったそのひとの言葉
最上の音楽に聞こえる
胸のふくらみがさらに大きくなり
木管の寂 ....
かわりばえのない
窮屈な日常も
とりとめのない
退屈な会話も
それはそれで
何らかの意味があるんだと
そんなふうに思えたなら
自分が自分である事を
思い切って許してあげ ....
知らないうちに
あなたを傷付けてしまいました。
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
わがままだけど、
最期まで知らなきゃよかった
でも
知ってしまいました。
で ....
闇に溺れ時が潜る
普通な一日だるさが目立ち
日々むしょうに愛が欲しくなり
飛びたくて羽が欲しくて
洞窟の中を訳も分からずただ
止まる針の先の数字でしか決まらなか ....
瑠璃色の地球とは
どんな色なのでしょう
そもそも地球は
どんな色なのでしょう
ある人は
青と言っていました
私は実物を
肉眼で捉え ....
漲っていく深夜の街を
あなたと走りぬける
夜風も何も感じない
景色なんか見る余裕ない
いまスピードは230km/h以上
だから
このしがみついている感触がすべて
この手を離せば
....
夏は涙を流してくれない
秋
瑞々しい草木の
しなやかな手に雫を落とす
冬
食卓のある窓の
鈍色ガラスに雫を垂れる
自分たちの体温に気づいた時
季節は泣いてくれる
....
あぁ、そうか
僕は僕だったんですね
気付いてしまいました
つまり僕は今まで
僕を演じていただけで
なんていうのか
僕自身が勝手に
ありもしないドラマを
でっちあげて
存在もしない ....
「昨日と言っていることが違うよ」
「考えが変わったんだ」
「日和るんだね」
「そうかな」
+ +
この空のどこかに宝が埋まっている
この空のどこかに宝が埋まって ....
だれかが泣いている
ぽたぽたと
落ちてくる涙
ぽたぽたと
悲しいのではない
うれしくて
土が若さを取り戻し
草木がはしゃいでいるから
だれかが泣いている
ぽたぽたと
落ちて ....
「おかえり」と
笑ってくれるから
私は還るのだ
「ただいま」と
言いたくて
私は還るのだ
....
いのちは
大観衆に埋められた
ステージの上で
歌いたがっている
鳴り止まない拍手を浴びたくて
いのちは
気を失うほど
ビールをとことん
飲みたがっている
みんなを笑わせ
喜ばし ....
梅雨明けを待てずに
空は青に切り開かれて
ホウセンカの種が飛び散る
新しいサンダルが
小指を破って
滲んだ痛みは懐かしい夏
種の行方を見つめ
きみがいない、
そんなことをふと思 ....
たにんのこころは
しりたがるのに
じぶんのこころは
みていなかった
ことに
きがついた
しゅんかん
まっしろにわれた
こころが
こういった
もう きらい
どう ....
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