すべてのおすすめ
         おでこを触らせてと言ったのに
         駄目ですと
         触らせてくれなかった

         照れているのかなと思って
         もう一度 ....
雨の降り止んだ田舎道
憂いを背負った帰り道
閑散とした沈黙の田に
やり場のない想いを投げ込んだ愚痴

一匹の蛙が反応し
静寂は破られた
別の蛙が次々と呼応して鳴き
騒ぎは瞬く間に一面に ....
正義を貫き通す

しかし正義の逆は

悪ではなくそれもまた別の正義であった

戦う毎日倒す毎日

英雄は今日も人々を助ける

けれどその一方で悲しむ人もいるであろう

誠に不釣 ....
桜の花が咲いて
友と過ごした学舎と
別れを告げる
風に揺られて散っていた
桜の花弁を一つ
受け止めた

この桜の木も
数え切れない程の
出会いと別れを
ひっそりと校庭の端で
見送 ....
今日は、みなさんに。


ありがとう。


いつも、私の詩をよんでくれて、

ありがとう。


コメントも、たくさんもらって、

ありがとう。


口下手な、わたしです ....
ヴァージンロードを歩きたい
     ――ある難病の女性の話から


歩いてみたい
この道を
車椅子から立ち上がって

遠い道
遥か彼方にあなたがいて

本当は ....
おじいちゃんが

おおきくなったなぁ、と

わたしとせいくらべした


ぬかされちゃったな

と、あたまをかいてわらう

おじいちゃんに


まだちょっと、おじいちゃんのほ ....
つばきのはなが

おちた


ボトリ


ぞっとする
今日もネットで

あなたとこんにちわ

お元気ですか?

今日もおしゃべりしましょう


他愛もないお話を

液晶画面越しに広がる世界で

楽しいですね

うん 楽しいで ....
大好きだよ

君のことがね

こんな私のもとへ来てくれた君のことがね

本当に心から大好きだよ



君がね

私のお腹に宿ったと知ったあのときに

お母さんはなんて素晴ら ....
嫌な先生がいた

すごくすごく嫌いだった


何かにつけて私のことを

何でも解っているような

笑い方が大嫌いだった


でもある時

風のうわさで聞いたのは


 ....
部屋を片付けるのが、嫌なんです。

決して、汚いのが好きというわけではありません。

ただ、自分の空間を邪魔されるのが、嫌なんです。


なぜ、父や母はこんなにも

『片付けろ片付け ....
           子供の心を忘れない大人になるんだ
           いつもそう 思っていた

           マックで子供あつかいされるの 
           嫌だった
 ....
どうしたらいいかわからないとき、いったいどうすればいのか チョコの形は?
と聞かれて
僕は
恋を想い
デザートな時を飾る

チョコの色は?
と言われても
名も知らない君は
黙ったまま
バナナ一本のその日の食事に
ホワイトな明日が見え ....
後からわかる優しさって、すこし心がいたくなる 卒業式の日 先生は言った。

『何から卒業するのか、よく考えろ』


卒業?

何かに依存している状態から脱け出すこと?


私は何に依存していたかしら。

思い出の中をさがし ....
芽吹いた草がやんわりと
新生をみせるように
わたしもまたやんわりと
あたらしい時を見出そう
わたしがわたしに微笑むことを
忘れることなく歩くとき
祝福はいつも共にある
樹々のさざめき
 ....
夕暮れに
濡れた雨傘がぽつんと一つ
夕陽を浴びて
柔らかなオレンジ色に染まり
沈みゆく太陽を見て
何を思うのか

忘れ去られたかのように
壁に立て掛けられた様子が
どこか寂しげに見え ....
躊躇いがちに触れた指先が冷たくて
思わず肩を震わしたわたしに
君は苦笑しながら吐息をかける

春の始まりが垣間見えるこの頃なのに
夕闇に融けたそれは白く拡散した
ひっそりと二人を照らす電灯 ....
視界の端っこでうたたねをしていたナナは
気付いたときにはもうそこにいない


寝る前にはいつも少しだけ読書をする
きりのいいところでしおりを挟んで本を閉じると
ナナはとってつけたようにそっ ....




脆くて壊れやすいものなど
誰も好みやしない

でも…


頑丈過ぎると
大切にすること
わからなくなるよね

/




きみがぼくを
やみにおとした。


きみがぼくに
ひかりをおしえてくれた。


きみがぼくを
つよくした。


きみがぼくに
よわさをおしえてくれた。

 ....
すべての扉が閉まった

それは逃げる、逃げる
それはすすむ、すすむ

連れて行かれる場所は底なし沼
うまく、うまくもがきます

すべての扉が開いた
戦争の 写真を見せられる

傷ついた兵士 逃げ惑う人々

思ったことを 言いなさいと

先生が おっしゃった

となりの席の 男の子が

かわいそう といった

それを聞いた  ....
いってらっしゃい


優しく、ぼくを突き放すことば


いってらっしゃい


そう言われた瞬間から


ああ、ぼくはひとりぼっち
少女漫画の女の子みたいな、


ゆうきが


私にもあればいいのに
自分でもよくわからないけど
確かに今
つながった

強さと優しさが
賢さと素直さが
力と繊細さが


つながった
いつかね

君は飛べるのさ



ずっとそんな場所にいるわけじゃない

ずっとそこにいるわけじゃない



飛び立てる羽が君にはあるのだから

そのときがきたら

羽ば ....
間違えないで、空


ざくざくと刻んで煮込む白菜も
頬を薄く赤く染める風の痛みも
機械みたいにぎこちないゆびさきも
そろそろ片付けようと思っていたのに


ちらほらと芽吹いている梅の ....
ペポパンプさんの自由詩おすすめリスト(5651)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おでこを触らせてと言ったのに- 鵜飼千代 ...自由詩6*10-3-28
波紋- 翔多自由詩510-3-26
正義の逆もまた正義- こめ自由詩910-3-26
卒業- ミツバチ自由詩6*10-3-25
くろきたより- くろきた自由詩310-3-25
ヴァージンロードを歩きたい- 乱太郎自由詩11*10-3-25
まご- くろきた自由詩510-3-24
無題#- くろきた自由詩210-3-24
宙ぶらりんの世界- くろきた自由詩610-3-23
ありがとう- 桜 歩美自由詩310-3-22
先生- くろきた自由詩210-3-22
部屋- くろきた自由詩110-3-22
こどものこころ- 鵜飼千代 ...自由詩12+*10-3-21
無題#- くろきた自由詩110-3-21
チョコレート- 乱太郎自由詩8*10-3-20
優しさ- くろきた自由詩610-3-19
卒業- くろきた自由詩110-3-19
いづくにか- La Mancha自由詩210-3-19
雨傘- ミツバチ自由詩11*10-3-18
遠距離恋愛‐君印‐- 愛心自由詩3*10-3-17
ひとりのナナ- あ。自由詩8*10-3-16
好_キ- 恋飴自由詩110-3-15
鏡の住人- 恋飴自由詩110-3-15
つれてく- 由比ゆひ自由詩310-3-14
わからない- くろきた自由詩8+10-3-13
いってらっしゃい- くろきた自由詩210-3-12
そうしたら、あの時だって、- くろきた自由詩310-3-12
無題- 渡辺亘自由詩310-3-12
君はいつか飛ぶのさ- 桜 歩美自由詩2*10-3-11
春のてまえ- あ。自由詩10*10-3-10

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