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薔薇の棘に
誘われて秘密のところへ
行くのだ

死は疎ましいが
痛みはとくとくと滲む
何故だろう、胸もとどろく

恋も仕組みも知らない
しかし脳は準備していた
麻薬と混同と効 ....
 転がり
 笑いにおよぐ手は
 あなたの汀(みぎわ)に触れただろうか

いつしか愛は 大きく迂回する
あなたの的は
わたしたちの的であり
なのに欲しがるわたしの瞳はもろく
瑞々しい
 ....
白々と冷えたゆびの先で
あかりを数えていた


ひとつ、ふたつ、みっつ
或いは
いちまい、にまい、さんまい
それとも
いってき、にてき、さんてき


夜の透明度が増していく
音 ....
星屑を集めたように
煌めく光で街は飾られた
行き交う人も忙しげな
そんな季節がまたやってきた

駅前の広場には
大きなクリスマスツリー
そこは恋人たちの
密かな待ち合わせ場所

 ....
喜々として
危機を迎える
あぶない橋を
渡ってきたんだ

とうとう
滔滔たる流れに
あふれる思いを
分かつことができるか

ダイナミズムの波の中
本当のこと
解りたい

 ....
ときがたい遺失のなかに君はいる

わかってるさでもまたいつものようにつっこんでくるし

僕もこたえるさ

男同士でケツ触りながらああ気持ちいい……とかねえねえもっととか

これって仕事 ....
こうやってバスに乗って
流れる風景を見ていると
自らの来し方が思い出される
私はこれで良かったのだと
今は心からそう思える
私は行ける所まで行った
何も悔いはない
今の平穏な生活があるの ....
僕達は北極星からやってきた

銀河の闇を切り裂き

暗黒星雲や超新星と交感しながら

遥かな光年をやってきたのだよ


オーロラのカーテンをゆらしながら

氷雪を溶かしながら
 ....
逆立ちしてみれば
総てが180度 別世界であります

たった一人 逆さまな様は
見ず知らずの者から見れば 滑稽であります

この視線で眺めれば
ぞんざいな気の流れが
清浄な気の流れに見 ....
ベッドに沈み
夕べの闇を
身に
充填する

目で見るもの
耳で聞くもの
その他すべての感覚器
研ぐ

身を貫き刺す
光のひと突き
止め
闇への蹂躙

何も見ない
何 ....
 .
さびしさは都会でこそ味わうもので
見知らぬ人間の真只中での心地よい
感情だ人のいない世界にさびしさはなく
青いきょうふに身体の芯まで透き通る
 .
 ボクハイツデモキミノスグソバニイ ....
君がいくつもの言葉を
ひとつの親指で
文字で刻んでいく頃
僕のいくつもの淋しさが
ひとつの羽となって
冬の凍った湖に帰って行く

鳴いているかい
僕が人差し指でなぞった
吐息混じ ....
自分が正論と 信じる気持ちは、
周囲の 全否定を 受ければ 
脆くも 崩れ去る 

自分は弱くないと 信じて居たのに 
猜疑心の塊に なってしまうコトって
良く有ると 思うんです。

 ....
いつかどこかの私立かなんかの学校で

自分達の可愛がって育てた子豚を子供達の給食で食べさせるシーンを見たような気がする

だいたいそういう番組の時間帯はてきとうに酔っ払ってしまっている ....
それは、手のひらでした


空気が冷たくて目が覚める朝
寝床から出るきっかけを作るために
ひとつ大きな伸びをした
ふと指先に感じたもの


腕の中でほんの少し身体をひねる
バランス ....
おはようございます。

今まで本当にありがとう。

酔い潰れてひっくり返ったり

楽しかったけれど迷惑ばかりかけましたね。

ほんとうにごめんなさい。


あなたが心の葛藤を持っ ....

と発語すると
鼻白む思いだが
それは存在可能だ

安易に云えば
隣人への愛
自己への愛
ひいては敵への愛さえも

ここまで生きられたこと
そのこと自体
愛だといえる
 ....
窓の外で雪が舞っている 
窓ガラスについた雪の結晶は
やがて溶けて 
雫となって流れ落ちる 
涙のように

こんな雪の日だった 
あなたとふたり雪の中を歩いたね
吐く息も白く 
 ....
ログインしていません
愛のクロニクル

僕たちの幻想記号はI

無常をつかさどる伯楽はきょうも酔っ払っているし

ぼくの心も穴だらけだ

もう希望の歌はうたえないのだろうか


 ....
青空が
ぴかぴかぁ
光っている

曇っても
びしょ濡れになって
恐怖が
降りそそいでいる

Atomic sunshine
見て見ぬふり
しない 君は 見えない
素粒子の中で
 ....
今日もあの子がからかわれていて
わたしはそれを見つめていました

わたしは傍観者でした。
わたしは今日も傍観者でした。


今日も河原にごみがすてられていて
わたしはそれを見て家に ....
暑いなぁと 思った
ユニフォームの下には
長袖シャツ

腕用の 日除け手袋は
繊維が 絡み付いて
痒く なるから

ユニフォームは
市職員と同じ
ジオサイト限定なので

何だか ....
誰かが言ってた

ハッピーエンドな映画しか見たくないって

私は言ったよ

幸せな恋愛映画はつまらないって


終わりが良いのは己の恐れ

1+1を10億にして

明日を昨日 ....
「春夏秋冬」  菜穂&ペポパンプ作

(春) ペポパンプさん

雪どけの水が冷たく
花が咲き始める
まだ風は強く
一面黄色になる。

(夏) 菜穂

咲き誇る花々は
焼きつく日 ....
東京よりも冷たい 氷の陸地
夜もしんしんと深まって
冷え切った雪が
我慢出来ずに
{ルビ懐=ふところ}に落ちていきます

散らばった日本語が
冷たい雪で{ルビ埋=うず}もれます
私一人 ....
たいして欲のない親父にも幸せ願望はかろうじてあったのですー

ある日親父は彼女には大好きな彼氏がいる事を悟りました

恋愛に悟りなんて必要ねえしと

思われるかもしれませんが

仏陀の ....
授業をこっそり抜け出してみたり

夜の校舎にしのびこんでみたり(そのあとは校庭で花火する)

屋上への扉の鍵をあけてみたり

自転車の二人乗りをしてみたり


どれもこれも、いけ ....
花は咲かず
風は吹かず
空は暗やみ
ぼくはひとり

いやひとりではなく
ぼくの夢を行き来し
ぼくを奔弄するシャドウたちの
愛すべき
憎たらしい口づけ

ぼくの前に道はなく
 ....
心の声を聞くのには
耳鳴り程度がちょうどよい

不必要な言葉は聞こえない
でも 
自分の愚かな声は聞こえてしまう

月と太陽が逆さになって
月明かりで過ごすこの世になったなら
余計な ....
僕の彼女にはストーカーがいて

僕は2番めのストーカー

夜のアスファルトを這う獣


15の夜から変わらない獣

今日も素面で盗んだバイクで走り廻ってる


軋むベッドを今で ....
ペポパンプさんの自由詩おすすめリスト(5651)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
脳内の場所- 木原東子自由詩14+*11-12-16
隻影- 乾 加津 ...自由詩27*11-12-15
いち- あ。自由詩711-12-15
【_クリスマスローズ_】- 泡沫恋歌自由詩8*11-12-14
過流- シホ.N自由詩211-12-13
ふれんず- 梅昆布茶自由詩511-12-13
_- 渡辺亘自由詩211-12-13
星の子供達- 梅昆布茶自由詩1011-12-13
十二月十二日の水- subaru★自由詩19*11-12-12
夕べ- シホ.N自由詩211-12-11
夜泊- Giton自由詩4*11-12-11
文字- 乱太郎自由詩17*11-12-10
トグロ- 藤鈴呼自由詩2*11-12-10
給食になった子豚- 梅昆布茶自由詩211-12-10
101個目のぬくもり- あ。自由詩9*11-12-9
ありきたりな私信- 梅昆布茶自由詩411-12-9
生きる愛- シホ.N自由詩411-12-8
【_雪の日_】- 泡沫恋歌自由詩12*11-12-8
愛のクロニクル- 梅昆布茶自由詩211-12-8
And_you_are_the_sunshine- 野澤 尚 ...自由詩3*11-12-8
傍観者- 森未自由詩5*11-12-7
テクテク- 藤鈴呼自由詩2*11-12-7
恋愛映画の結末は- 菜穂自由詩4*11-12-7
「春夏秋冬」_(連詩)- 菜穂自由詩4*11-12-7
雪が降り始める頃- subaru★自由詩12*11-12-7
親父の訣別- 梅昆布茶自由詩711-12-7
いけないこと- 森未自由詩4*11-12-6
- シホ.N自由詩211-12-6
耳鳴り- 菜穂自由詩6*11-12-5
ストーカーの夜- 梅昆布茶自由詩411-12-5

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