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わたしの棲む場所を流れる川に
水はない

誰かが
橋の上から捨てた言葉を
灰色のさかながついばんでいる


     *


夏の暑い日、わたしは
忘れてしまいたい過去の過ちと ....
風船
たくさんふくらます

ぷうぷう
ふうふう

赤や
黄色や
青色や

マーブル模様は
お気に入り


全部自分でふくらます

今日のお天気よりも
私の気分が軽いか ....
{引用=(いつでも、何もないえがおでいてほしい、無条件に)}

近づきすぎると見えなくなる
遠のいてゆくとさみしくなる


他に、どこも、どこにもみつからない
てさぐりで、探した宇宙 ....
流れゆく景色の中で
ボクはキミと出会う


厚い雲に覆われた空と
よく晴れた空の真ん中


向かい合うイスの対角線
距離は六尺程か



キミとボクは今
同じ時間を共有し
 ....
母の日


ありがとうの気持ちが
遠回りしながら一回り

ありがとうは姿を消して
私はありがとうを通過した憎しみを噛んでいた


飲み込むことも
吐き出すこともできず
ただ  ....
悲しみを表す言葉を並べて

悲しみの詩が出来たら

その悲しみは意思をもって

そっと旅立っていく

そんな気がして

僕は少し嬉しくなる



喜びを表す言葉を並べて
 ....
思いつめていた
ぼくは

天界と地上を
さまよう
こころの中で

これ以上は
もう
これ以上は

猫は
ぼくのそばを
離れない

死の匂いを
嗅ぎとって

窓からは ....
足がかゆい

ばりばりと
かゆいあたりを
かいてみる

痛みはもとより
触れても分からないはずの場所がかゆい

きっと
ナイフで切り付けても気付かないであろう足の一部

神経が ....
まだ小さな子供だった
覚えてるよ、小さな手




春は桜
夏は蝉の鳴き声
秋は紅葉
冬は粉雪

この道を365回通る頃には
私の身体も大きくなった

君の一年は私の5年
 ....
      最後の /色

      残されたままに/
/ひとつの ....
光があるということが
どんなに素晴らしいか

窓辺より五月の風が吹く
風は陽光に照らされ
照らされて
光の音律を奏でる
私は光を呼吸し
この世に希望があると知る

ああ太陽
太陽 ....
向かい合わせで最後の言葉
吐息と共に涙もきっと
君の横をすり抜けてゆく
こんな日も今日だけ

同時に背中を合わせた二人に静かに風が吹いた

たとえ二人が振り向かなくても
今日も変わらず ....
{引用=(身体がふたたび目覚めはじめる)}

窓の内側
さわやかな風が
やわらかいレースの
カーテンをひるがえす
初夏のひかりが
まぶしすぎた

屋根の上
反射する水面の
ゆれる ....
ねえ

あたしのこと

ちゅき






































かん ....
雨の中に鯉のぼりがいて
彼らは空を飛ぶことしか知らない
だけど、濡れた体を揺らしてみると
遠い昔を思い出したみたいだった
青い空を飛ぶよりも
うんとなめらかに飛んでいた


***
 ....
乾いた靴がまた濡れ始める頃
少女はもう一度溜め息をついた
外では雨が降り続いている

柔らかな毛布が本当に好きで
夕方が来る前には眠っていた幼少の頃

いつの間に踏んだのだろうか
 ....
前歯でがりがり
おなかを削るように鳩サブレを食していたら
怒られた
ほんとうは
笑ってほしかった
駆け抜けよう
五月の新緑の中を
駆け抜けよう
あなたの中にダイブ

一瞬の
萌え立ち
揺らめく
五月の緑よ

あなたの中へダイブ
ぶらぶらと

行くあてもなく


ぶらぶらと

輝く夜景を眺めながら

なんとなく

ぶらぶら
気付けば夜景の中に


ぽっかりと
穴の開いた心に

街の灯りが染み ....
静かな夜に
とけ込むのは
喉を鳴らして
響く声

追憶の波際で
鳴り響いては
なんとか
つなぎとめている

窓から見上げた空
あの星に
届きそうもない距離を思い
見上げた角度 ....
手の中の白が震えて
私の涙腺は崩壊した


白の機械に届いた
メッセージ


「ちゃんとみてるよ」って、ありがと。


(慰め)の気持ちが1ミリもない
(何気ない言葉)が何より ....
「もうすぐ0時になります」

そう言ったきり、0時ちょうどを告げなかった

「まあ!この靴私にぴったり!」

その声は

時報の女性

「おお、私の愛しきシンデレラよ」
追い風が吹いて
帰り道

ポケットに手を入れて
どこに帰ろうか

遠くで
口笛が聞こえる

部屋では
猫が待っている
たぶん
窓際に座って
通りを見下ろして

新緑が
 ....
線路にそって
坂道を歩いていると
葉のみどりに雨粒が
そしてどうしてってかんがえる

どうして
葉はみどりなの?
どうして
雨は水なの?
どうして
花はきれいなの?
どうして
 ....
とろけるように融けていく


「ありのままでいいんだよ」
君の言葉が
私の耳朶に響き
遠く五月の空まで
轟いていく
貴方に会うと思うだけで

一生分のドキドキを使ってしまいそうで

心臓に鈍い物が突き刺さって

お腹がとても痛くなって

手に力が入らなくて 全てを落としてしまいそう

Love  ....
そよ風が揺れる
新緑の公園
きらめいて

サッカーに興じる
少年たち

ヘイ!こっち!
ナイス!今の
ヘディングしたんだよ!

そよ風が揺れて
きらめいて

藤棚のベンチに ....
見上げた空から
はらはら 葉が
ながれていた

なみだ、かと思った
それは
落ちていたのではなく
夕暮れの空
まっすぐいちれつに
ならんで昇っていた


りょうてから
ふわり ....
するどいエンピツ
つきささない

とがったじょうぎ
なげつけない

ノートにすうじをならべてみて
ほらここから

せんそうのはじまり

てきはあいつだ
けしごむとばせ

ひ ....
五月の陽気の中に
風に薫る葉末の声を聴く
陽光に照らされた風が
頬を優しく撫ぜる

永遠に解けない謎
私の中のダブルスタンダード

太陽に照らされて
融かされていく

ここに生あ ....
ペポパンプさんの自由詩おすすめリスト(5642)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
水の空席- 望月 ゆ ...自由詩49*08-5-13
風船ふわり- 舞狐自由詩6*08-5-12
かげぼうし/母- 唐草フウ自由詩7*08-5-11
流れゆく景色の中で- 夕焼け空自由詩3*08-5-11
気持ち- 舞狐自由詩6*08-5-11
沈黙の奏- COCO自由詩19*08-5-9
あの水平線まで- 風音自由詩708-5-8
ささやかな肉体の抵抗- 舞狐自由詩5*08-5-8
グッバイ、人生!- 三奈自由詩5*08-5-8
残された色- 乱太郎自由詩25*08-5-7
五月の陽光の中で- 渡辺亘自由詩108-5-7
追い風- chick自由詩3*08-5-6
青の深呼吸- こゆり自由詩15*08-5-6
き・ちゅ- 愛心自由詩4*08-5-6
五月(さつき)- 小原あき自由詩13*08-5-6
青い葡萄- 小禽自由詩4*08-5-6
生平- FUBAR自由詩8*08-5-6
五月蜃気楼- 由志キョ ...自由詩108-5-5
なんとなく- 舞狐自由詩8*08-5-5
未完成のアンサンブル- こゆり自由詩9*08-5-4
車内で- 三奈自由詩7*08-5-4
時報の女性。- そらの  ...自由詩1*08-5-4
帰り道のブルー- 風音自由詩908-5-3
どうして- ふぁんバ ...自由詩508-5-3
氷解- 渡辺亘自由詩308-5-1
緊張の糸- cass自由詩1*08-4-29
若人に幸あれ- 風音自由詩7*08-4-28
空はわたしを抱く- こゆり自由詩20*08-4-27
さんすうせんそう- そらの  ...自由詩10*08-4-25
薫風- 渡辺亘自由詩208-4-25

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