すべてのおすすめ
視認性に欠ける水色は、ひたすら直進する境界線の色。どこかに背びれを伸ばすわたしに、そのどちらにも泳げない六番目のセンスがこみあげる。周期表(periodic table)の薄い領域。
いずれは呼 ....
道を歩くと つい最近まで、卯の花や すいかづらの匂いがしていたけれど、季節は進み 香の蒸散するスピードも早くなり、このごろでは すっかり緑の陰ばかり探してしまいます。神社の石段下っていると 眼下に鳥居 ....
言葉なんて話すんじゃなかった
言葉より優しいものがあること知っていたはずなのに
何故言葉から、そして何を求めるのだ
君よ
「わかっているだろ、の後に
君は忘れてしまったようだね。
....
ねえ、あなた
ワタシ
出会いの旅に出ます
ええ、わかっています
あなたがワタシを
好いていてくれてる事
なんでも分かってくれようと
熱心な所
これまでの御恩は忘れません
忘れ ....
放射線上に描かれた銀色に
夏の太陽が輝きを与える
人は高架線やトンネルの中に暗闇を求め
白と黒が相まって
ほら、ご覧
色が消えてゆくよ
この真昼
かいま見る
白日のさなかに
真夜中の闇
見てはならぬものを見て
見ぬふりをしたくなる
光の中に
あってはならないはずの
漆黒のかげ
光はあるのだ
たしかにあるのだ ....
見上げた空は透き通る青で
白い雲は海を泳ぐように移動する
何処までも青いキャンバスは
何でも描けると
君は眩しく笑っていた
風が通る白い部屋で
私は小さく丸くなったまま
窓際の花瓶の ....
活動しない雲は
たいてい灰色をしている
海の上に
面倒くさそうな
固形物が
存在する
白い犬
がそれを見ている
黒い少年
がそれを見ている
そんな淀みの中の
なんでも ....
あがきを止める
そして融け合い始める内と外
閉じた内は詰まっていく
開く外には主体がない
内と外の融合は
宇宙一体いだき込む
すべてのものは有るがまま
ひいてはすべて ....
あ、義父さん
ハンカチを一枚お借りします
+ + +
初めて会うひとはわたしのすべてを見透かしたあとに
無学なバイトの若造が生活(いちにんまえ)を語るのかと息巻きながらも
そ ....
夏の うてな
カーテンから光がもれていて
うごいている ほこりを 照らして きれいだ
光は直線だけど まっすぐなだけではね
いつまでも 寝てないで ぎょうずいでもしんさい
....
やってらんないな
なんだかんだ言っても
簡単じゃないし
いいこともない
頭がいたい
足は引きずるし
お腹も出てきた
やってらんないな
あれもしな ....
僕らの道を
導くのは遠い
羊の瞳
冷たく澄んだ
あおい水が
てんてんしたたる
僕らの道と
それから血管
僕らの道を
導く導火線
あかく燃え立つ
みずうみの重みも澄み
そ ....
暑中お見舞い申し上げます。 たま
地下鉄
地下鉄はまっすぐ走るものだと思っていた
車体が傾いてとなりの女の顔が急に近づいた
ね、 複雑でしょ・・
耳元の吐息はいつも体 ....
いつかのビデオカセットテープを
君が夢で見ていた
くだらないたわいない歌を
酔っ払って陽気になった
調子っぱずれで
何これ?ww
何言ってんのかわかんねえww
おまえ、よだれwwww ....
カタカタと鳴る
眠れない夜の四脚の貧乏ゆすり
床に喧嘩売って
チクチクと唸る
眠れない夜の二針の歯痛
壁にドリル打ちこんで
ザワザワと嘆く
眠れない夜のこんにゃく ....
良質の音楽の
流れるラジオ
ありがちな詩集片手に
窓際座る
シュンタロウ氏は
宇宙人のようだ
リュウイチ氏は
格好いい酒呑み
マーシー氏は
詩をよむに違いない
ヒロト氏 ....
プロ意識は 大切
物事に 明るい人が
近くに 居てこそ
安心 出来る
キッカケが 有って
通常が 通じなくて
有ったモノが
無くなった
今
遠くで
難しいことを
議論 ....
状況は四年前とは変わってる
私はさだめの中に在り続けていて
星の位置は変わらずに
私は奥歯の隙間にはまっていたのか
始めた場所にはまた彼らがいて
終わりの場所はまだ見つけられない
歴史的モジュールの
中にある形骸化した城には
赤い血が残された
飛び散る悲惨さ
私を忘れた王が
「あなたがた・・・」
と叫ぶ
「あなたの中に何もないだろう」
....
わたしのなまえは ゆきえです
わたしは夏にうまれた ゆきえです
夏にうまれたのに ゆきえなのです
幸せと言う字に 恵まれたと書きます
わたしの半分は 冬にある
そんなことを ....
ちりんちりんと風鈴が揺れる
見上げる空は雲が多くて
うとうとと眠る肌に
風が静かに滑っていく
夢の入口で
君がさよならと言った気がした
強い陽射しの中で
弾むように雨は降り
君を追 ....
波打ち際に
打ち上げられた
白
い木の
生
の部分が
別の情報
に置き
換えられ
死
はそれを
流木へと
昇華していった
白
い影が
太陽光に焼かれて
炭化してゆく ....
はたらく人の手
大きな手
油まみれの
重みのある手
その大きな
たなごころで
わたしは撫でられ
育まれ
はたらく人の手
素敵な手
物をうみだす
魔法の手
岩のよ ....
受精で
創造されたもの
壁のない部屋が荒れ狂う大宇宙のはるか彼方を漂っていた
巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨 巨巨 あ 巨巨巨
巨大なたたずまいが四億の夜を硬化 ....
絡み合った方程式
かけてたして、導き出すの
“しあわせ”という名の回答を
笑っていたい
笑ってほしい
わたしの“しあわせ”は
わたし一人ではつくれない
空いた隙間を埋める ....
諦めることをやめるな
(万力の)気魄をこめて
/諦めよ
わたしたちは一つ屋根の下にいた、熱心
な三角(元帥)のまえに集合し、気候 ....
書きたいと
ひたすらに願うゆうべに眠る
ことばは
季節を持っていて
と同時に時間も持っている
私はいつも
それらを扱いきれず手放してしまう
夏、は早朝に海に向かって走っている
そう ....
あんたの こころは わからない
わたしの こころは わかるまい
あんたの こころも わからんし
わたしの こころも わかるまい
聞こえるか 聞こえないか その絶妙な ....
わたしは、思い出す。
緑青色に変化する刹那に
わたしは、思い出す。
貴賎の値札を貼らないと不安な人々が
まだ陽気だったころ
西欧の文化道理の規範と日本とは別であったころ
学 ....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186