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おしつぶされて割れたはしばみの実が散乱している野のはてに

まだ泣かない人が立っている


私たちは割れた実を喰うでもなく拾うでもなく
この実の硬さをしりたいと
辺りをみまわ ....
生意気な時間がすぎて
冷静沈着が
鎧になって

ぼくはいつから
夢を見なくなったかなあ

昨日スナックで
好きな娘を
誰かが
誘ってた

彼女とはメルトモ
でも
ちっとも
 ....
かわず
井の中 水の際

にんげん
地の上 大気の中

せまきにおごる
生の限界

未知の世界へ
思いをはせる心をもとう

眠っている
脳の部分をはたらかせ

もてる ....
かつてはお日様の下を気ままに舞い
華やかさを振りまいたであろう羽
埃にまみれてすり切れて
ひっそりと落ちている
楽しかった夜が明けて
魔法のとけた朝を迎えた様に
信頼で結ばれた関係が
ひ ....
地震
崩壊
揺れ
一度は死んだという思い
希美子、幸司、靖司
混乱
信頼
マンボちゃん、知沙
揺らぎ
ターハイ
イッチャン、ニチャン、サンチャン
巻き込みあいながら
ひとつとし ....
集めていた木目の景品。
たったひとつから始まって
今では、もうたくさん。

並べてみたら壮観で
とても心強いのです。

多少は、思い入れが分散してしまったけれど
そんなことはもう問題で ....
自分のためにがんばれなくても
あの人のためならがんばれる
でもあの人ともいつか別離の時がくる
その時どんな顔で泣けばいいんだ
悲しみが止まらない
悲しみが止まらない
諸行無常の鐘の声
盛 ....
真夏の図書館では
人の歩く音や
本のペエジを開く音
キイをならす音などが
美しく
混ざり合っている

サリ サリ サリと
新しい音を作っている

サリ サリ サリ サリ
キリ キ ....
望んでない炎
炎に{ルビ塗=まみ}れた稲わらが強引に{ルビ傾=かし}げる 
カーテン越しから囁く者たちは
そこから離れなさいと
ただ 唇を動かす

ありえない色
塗り替えられた あの土地 ....
いちご畑にみんな集まれ
にこにこ笑顔に
さんさん太陽
よんで
ごらんよ
ロックンローラー
七輪にうちわ
鉢巻き巻いて
焼べた赤い火で
唐辛子あぶる

五十五秒だけ待っててね
も ....
ママは ついに
短パン タンク

にゃんも
もぞもぞ
おなかなめ

ぬいぐるみの
ファスナー
探してる

シャーっと
脱いで
でておいで

小さい
おじさん

会え ....
八月
隙間のない日差しが街を埋めつくして息をとめた地上
の生きものたちは白い化石になるだろうか

昼下がりの昆虫のように日差しを避けて地下に逃れた
人びとの背にうっすら
あの日の地核の影が ....
ブレーキかける
下り坂
スピードつけて
おりてもいいが
無駄なちから使って
失速させるもよし

苦しまぎれの
上り坂
後退しては
またのぼり
ぎりぎりいっぱい
出すちから
 ....
あの子、読み込みが止まると
一気に喚き出すのです。

家の場合、何かの理由で
しょっちゅう読み込みが止まるものですから
その度、慰めなくてはいけません。

私は、このまま待つか、再読み込 ....
思ったよりも 世界はきょだいだった

わたしの知っている世界はちっぽけで

まるで うすいぼろを着ているようだった

さむかった


ほほをつたう涙だけが 温かかった

やさしか ....
私の場合 全ての軸は
楽しめるかどうかに有るんだけど、

こと朗読に於いては 
本気で楽しめるようになってから 
関東を離れるまでが早かったな、
と言う気がしているよ。

テンションに ....
今日に限って 折傘忘れてスコール
タバコ屋の小さな軒先で身を寄せながら
雨粒を指で拾い 掌で{ルビ弄=もてあそ}んだ

店奥のシャイな婆さんは
アガリっぱなしの{ルビ緞帳=どんちょう}が下り ....
燻し銀の闇夜

溶けてゆく、
何らかの感情
(それは、誰も知らない)

ぐつぐつと煮えたぎる鉄製の鍋に満たされた黒
あぶくがひとつ弾けるたびに
世界が生まれ変わるのだとかいう話
( ....
太陽も月も 
野に咲く花のような存在

周りが闇で 妖艶な印象だから
月の花は 例えるなら 百合なのでしょう

誰もが憧れる 光に満ちた太陽の花は
やはり 向日葵

ひまわりは 太陽 ....
滑るように季節は過ぎて
そう
望みながら呼吸を
いっしょうけんめいくりかえしている
君にであって
こんなにもこころが溶けだして
やわらかさを増しているのは
しなやかになったのか
そ ....
風は ふいに吹いて 窓を叩く
黒板の向こうに 鯨がゆく
地学の時間のあくびと 古生代
わたしが 海から来たのなら
うたたねで見た あの鯨は 真実、わたしの古い友人だ
だれかが私を呼 ....
われわれは
枝葉末節にて
生きるもの

幹に遠い
根に遠い

地を摑めない
空を仰げない

無知の世界
生の盲目
見得るものしか
見られない

枝の一本 ....
いつものように眠剤を飲んで
眠りに就く前に
もう眠ったまま
目覚めない方がいいと思うことがある
そのくせ死ぬことに
たまらない恐怖を
抱いているんだよな

朝いつものように
抗精神薬 ....
部分を分けているのに
使いすぎた輪郭が火照りました。

(森は緑と言う人)
そうです
私は眺めていました。
緑の部分は、私にとっては森なのに
誰かが入ってきて
たまに緑が赤らむのです。 ....
窓からさぁと風が入ってきて

部屋を黄金色でいっぱいにしたと思ったら

すぐに出ていってしまって

空気が嫌に肌にまとわりついた

自分独りの空間が息苦しい



これが黄昏と ....
痛いくらいに綺麗な満月の夜に

私の心は蒼い魚になって

涙の海を泳いでいく


いつになったら 追いつけるのかしら

ゆらゆら映った満月を

手のひらですくって思う
例えばこの手が動かせなくなった時
わたしはあなたに触れたくなる


例えばこの足が動かせなくなった時
わたしはあなたに会いたくなる


例えばこの耳が聞こえなくなった時
わたしはあな ....
そう、
不確かなんだよ。
君はそう言って
だから何度だって重ねなきゃいけない。
とつよく呟いた
それが
あの日の夕焼けのように
焼き付いて離れない
きっと
もう
剥がせない

 ....
きついなら休めばいい
辛いなら泣けばいい
苦しいなら立ち止まればいい
ダメな時は無理しなければいい

君には少し
自分と二人だけになる時間が
必要なんじゃあないか?
大好きなあの人のこ ....
月がのぼっている
星がまたたいている
こんな僕らの夜に
産ぶ声が聞こえる

こんな夜に生まれる
抽象画
バラード
星座
ジンのカクテル

こんな夜に
僕らは起きてる

 ....
ペポパンプさんの自由詩おすすめリスト(5651)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
十月- 遙洋自由詩7*11-7-31
- 梅昆布茶自由詩111-7-31
開く世界- シホ.N自由詩211-7-30
蝶であった羽- wako自由詩8*11-7-29
『森のなかの海』- はなもと ...自由詩8*11-7-29
五目並べ- yuugao自由詩1*11-7-28
悲しみが止まらない- 渡辺亘自由詩211-7-28
人と季節- 塩崎みあ ...自由詩5*11-7-28
稲わらの火- subaru★自由詩17*11-7-28
レッドレッド123- aria28thmoon自由詩311-7-26
でておいで- 森の猫自由詩8*11-7-26
午後の化石- たま自由詩24*11-7-26
坂行くちから- シホ.N自由詩311-7-26
Enterな日々- yuugao自由詩2*11-7-25
独りになった時- くろきた自由詩411-7-23
楽しめること- 藤鈴呼自由詩2*11-7-22
スコール- subaru★自由詩16*11-7-22
闇鍋と溶解度- aria28thmoon自由詩311-7-21
ムーンメロディー- 藤鈴呼自由詩1*11-7-21
りょう/いきる- かんな自由詩7*11-7-21
心星- るるりら自由詩811-7-21
枝の葉- シホ.N自由詩411-7-21
ため息だけはつかないぞ- 渡辺亘自由詩411-7-20
赤らんで- yuugao自由詩2*11-7-19
無題#- くろきた自由詩211-7-19
ファンタジスタ- くろきた自由詩211-7-19
たとえば- 小原あき自由詩6*11-7-19
りょう_/ふかく- かんな自由詩5*11-7-18
明日になれば忘れるからさ- 鳴海自由詩111-7-17
こんな夜に- シホ.N自由詩211-7-16

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