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君の胸が時を刻む
窓の外の冬空は
白い雲が流れてとどまらない
今
君がいるのに
哀しみが凍みてくる
静かに待とう
もうすぐやってくる夕暮れに
一瞬でも優しい色に染められるよう
君の胸で飼われるうさぎになりたいと思う今日から欠けてゆく月
思い出を糸玉にして絡めとる 躓かぬよう掬われぬよう
耳たぶに可憐に小さく花咲かす君の愛するパールホワイト
我の ....
肩すくめ震えながら来る君の寝癖の髪に落ちる初雪
珍しく愛を欲しがる駄々っ子に握りつぶされこぼれたい骨
呼吸止め君待つその一瞬 壊れたいより壊したい衝動
なめらかな君の胸に耳寄せる ....