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「大きなもみじ」
              木の若芽


いろんな木の葉が散り交じる
大きい葉 小さい葉 ぎざぎざの まるいの
一面にふりまかれた気取りない木の衣装の端切れ

  * ....
「風が来るところ」
           木の若芽


雲ひとつない空に
しばらくしてひとつだけ見つけた雲は
空に浮かんだ理想郷の島に見えた
ああ でも今日はここが理想郷だ
あの雲まで ....
「未来の語り部」
           木の若芽

小さな草たちがかすかな声で歌い始めた
わたしも声に出すことを見つけよう
歌うこと語ることを 掘り起こし練り上げよう

肌を光で包んで風 ....
「恵み」
                木の若芽


草紅葉の土手に腰掛けて
草の中 空の下 花のそば 川の横
この風景は
小っぽけなやせっぽちの しょうもないぱっとしない
わたしだ ....
「この声を」
            木の若芽



毎晩の眠りを
和やかな瞑想と等しくさせたい
かろやかになって
秋から冬へ
いのちと宇宙の調和を守りたい


わたしだけしか ....
「幸いの色」
             木の若芽


心の宇宙に耳をすます生活を
島の人のように
山の人のように
湖の人のように
森の人のように
川の人のように
心の宇宙を通って大 ....
「不安が消える時」
                木の若芽



斬新でいる必要はない
ありのままでいつづける そのほうがいい
空にちょっと同意を求めたら
にこっと光ってみせてくれた ....
「サーカスに行こう」
                木の若芽


世界という名のサーカス
さあ始まり始まり
天球の円蓋に星の明るいライト
玉乗り 道化 ジャグラー 一輪車 空中ブランコ ....
「一人遊びしながら」
              木の若芽



休んでいるあなたのそばで
静かになわとびをする
とぶたびに足もとからしゃぼん玉がわいて
虹色に夢ことばのせて飛んでいく ....
「鳥と踊る」
               木の若芽



青い朝をうれしがる 小鳥が来て
荒れた庭が園になりました
屋根の上は舞台です
光もいっぱい
伴奏は風と鳥がいつも
さあ誰 ....
「飛べよ 歌えよ」
              木の若芽


妙なるもおのがおどっている
あれは小鳥 その奏でる調べ
 
遠く飛び去ってしまいそうなわたしに
ここは地球よ
あなたはそ ....
「宇宙樹に」
              木の若芽


木の葉にさわる
思わず手が伸びてしまう
ひんやりとすがすがしい感触
かぐわしい気が私の体の中に入ってくる


とにかく思いな ....
「わたしのしごと 1」
               木の若芽



木に登る
カシの木かクスの木
すわりごこちのいい太い枝を見つけて
体を思いきりあずける
そして
時を忘れて木と ....
「散歩」
               木の若芽


秋の清冽な青空に
高い木のてっぺんが
威儀を正して並んだ
あそこへ行こう

セコイアだった
大好きなやわらかい緑はすっかりなく ....
「祈りの作法」
                木の若芽


たとえせまくて四角くても
空を見上げることは大切

たとえ都会で居心地悪そうにしている街路樹にでも
そっと心で話しかけるこ ....
「木 樹 木」
               木の若芽


木という美しい存在から発せられる
さらに妙なる空気は
宇宙の真空に似て
静かなのに歌に満ち
陰なのに光にあふれ
少し怖いけ ....
「さあここへ」
                 木の若芽


街の人と里の民が
踊る はやす 祈る
働く つくる 
楽しみ喜んで
太陽に向かって 海に山に向かって
音楽科の父と 画 ....
「なだらかな丘の草おおう地面にすわりたい」
                木の若芽


木の葉と鳥の羽に映し出された
 微妙な彩りの恵みが
 等しく幸いの象徴なことを
 なによりうれし ....
野分
          木の若芽


海に生まれ海を吸い
東から西から
竹の葉のような島を
南へ北へめくりあげ
野分
秋果をもぎとり海に果つ
「月光文字」
              木の若芽


秋の月に照らされて
月光だけで詩を書きましょう
人は寝静まり
虫の声のほか聞こえるのは
時計の音
遠い風の音 それから
だん ....
秋詠            木の若芽



すすき若く光る穂いまだ幼しや なれど利きその弓なりの茎

我を恋うにはあらずと知りつつもこの窓に鳴く虫は愛しき

どんぐりにコスモスそろえ一 ....
「いちょう」
              木の若芽


こがねの木
青空にさんさんと輝く
この色調はなんて澄んで神々しいことか
十月のいさぎよい高らかな宣言のようだ
天への感謝をたたえ ....
「台風一過」
           木の若芽

草手を合わせ鳥祈る朝
野分きを知る獣の動き見つめいる

色づいて人なぐさめよ草紅葉
色づいて勇気わかせよ大いちょう
虫の音高い十四夜 小さきもののいのちの炎高く燃え
    心と月を狐色に焦がす
月の盤 地の良き声を反響す
    清き心で詩い得ば 虫の声に我の声も混じらむ
月詩う夜
    静けさまさり ....
暗い部屋の窓の外あの木の下が 光の逃げたありどころかも
天の裁きの声間近くて 光りなき朝の裏庭奇(くす)しく光る

嵐は夜 武蔵野襲う孤賊かな
雲は石に 風は人家に 雨は固き生き霊として叩きつ ....
「秋のわたしは」
               木の若芽


わたしは秋になるときまってしその花になります 和のハーブ
わたしは十五夜のころなんとなくかつらの木になります 甘い樹
そろそろ ....
「空白の答」
               木の若芽

答のない問いの中から
美しいものを集めた博物館の
不思議なものを見るような目を
広いやわらかい空に向けよう

世界じゅうのひとつ ....
「遍ねきもの」
         木の若芽


世の中で起こっている一切の事は
まさに自分の心の中でも起こっている
同時に進んでいる
遍ねき時間
ああ また
わたしに台風が発生した
 ....
「スピリチュアル」
木の若芽


今吸った息
足にはねた雨
雲のうすいところをすけてさしてきた陽
みんな宇宙の愛

口や肌や目から ....
「秋分ごころ」
               木の若芽



思わぬ涼しさ しその花草かげに
薄い秋雲の下 まだ固そうなざくろもかきも
どこから見てもかわゆし美し 生り熟れるもの

 ....
ペポパンプさんの木の若芽さんおすすめリスト(67)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
大きなもみじ- 木の若芽自由詩412-11-15
風が来るところ- 木の若芽自由詩112-11-15
未来の語り部- 木の若芽自由詩612-11-15
恵み- 木の若芽自由詩212-11-9
この声を- 木の若芽自由詩212-11-9
幸いの色- 木の若芽自由詩112-11-9
不安が消える時- 木の若芽自由詩712-11-3
サーカスへ行こう- 木の若芽自由詩312-11-3
一人遊びしながら- 木の若芽自由詩212-11-3
鳥と踊る- 木の若芽自由詩212-10-27
飛べよ_歌えよ- 木の若芽自由詩112-10-25
宇宙樹に- 木の若芽自由詩212-10-17
わたしのしごと- 木の若芽自由詩312-10-17
散歩- 木の若芽自由詩312-10-15
祈りの作法- 木の若芽自由詩412-10-15
木_樹_木- 木の若芽自由詩412-10-10
さあここへ- 木の若芽自由詩312-10-10
なだらかな丘の草おおう地面にすわりたい- 木の若芽自由詩412-10-8
野分- 木の若芽自由詩212-10-6
月光文字- 木の若芽自由詩312-10-6
秋詠- 木の若芽短歌112-10-6
いちょう- 木の若芽自由詩312-10-1
台風一過- 木の若芽短歌112-10-1
十四夜- 木の若芽短歌212-9-30
台風奇し- 木の若芽短歌112-9-30
秋のわたしは- 木の若芽自由詩612-9-28
空白の答- 木の若芽自由詩112-9-28
遍ねきもの- 木の若芽自由詩512-9-24
スピリチュアル- 木の若芽自由詩312-9-24
秋分ごころ- 木の若芽自由詩212-9-22

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