自分自身のマネキン
こめ

消されたのは

もう少しで完成する

自分自身のマネキン

君はまだ約束の場所には来ない

何分何時間何日何年

もう何度目かの冬が訪れも

君は僕の前には姿を表すことはなかった

不測するのは自分の骨の一部

粋じゃない生き方はしたくない

古い夜でベットに入っているのに

眠れないのは痛みを飲み込んだから

止まっていたおじいさんの古時計は

おじいさんの死後に動き出す

狭い部屋の中で少しでも大人になりたくて

白い棒に火をつけた

重い空気が肺に溜り

一瞬で部屋の中は霧が立ち込めた

ふわふわ煙に巻かれる

コンクリートの上に置いてあった

コンビニ袋の中には何が入っているのだろうか

体が錆びるのはしばらく動いてないから

雨下の下で時を停めて

世界を水玉模様に染めていった

みんなはしらないとおもうけど

これ以上ない程の幸せの中をみなさん生きて居ます

でもひとつだけ残念なことは

そこから産み出される物は

コンビニ袋の中身よりま価値がない物はです


自由詩 自分自身のマネキン Copyright こめ 2009-08-05 22:52:59
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