悪いクセ
舞狐

いけない いけない
悪いクセ

いつのまにか気付かずにまた

ほうらまわりを見てごらん
誰も居ない


心に鍵がかかってる

空気穴さえ見当たらない


ほうらまわりを見てごらん


みんなが背中を向けている振り返りながら 遠ざかる

私を撫でる風だけが
何事もなかったかのように
私の感情をさらってく



ひとりは嫌いと言いながら
誰も寄せ付けない
悪いクセ


自由詩 悪いクセ Copyright 舞狐 2008-10-03 06:14:50
notebook Home 戻る