感じるままに生きてやる

言葉も追いつかない

あとあと

説明だらけの人生を

感じるままに生きてやる


説明しなきゃ分かってもらえないような生き方がいい

おれの人生お ....
恋文の紙飛行機がゆっくりと春のカケラを集めて進む 燃えている

あれは、
もしかするとマグネシウムホイールかもしれないね
二本の轍からオレンジ色の閃光が突っ切ってくる
反照で人々の表情はエジプト壁画のように、平面化したが ....
イヤな奴

私はイヤな奴だから
心と反対の言葉が
口から飛び出す

もうしらない!
会いたくない!

私はイヤな奴だから
心と反対の想いが
頭の中を駆け巡る

意地悪しちゃえ ....
隣の塀とうちの家のスキマに
新緑を伸ばしてくる
まだ若い紅葉

窓から枝の先が見えるようになった

そこ、狭いだろう?
って聞いたら
あなたを見ていたいのです
と、軽やかに揺れた
 ....
工場の機械音が
漏れ出す倉庫裏で

地面を見ながらタバコを吸った

同じように目を伏せた人は
フランチェスコに似ていた

休憩が終わる前に鳴った電話は母からだった

「アンタ毎日何 ....
好きなタイプは貝類

閉じた貝を
そっと見てるのが好き

何を抱いているのか

時々油断して見せてくれるような
見慣れない鳥を見た
あとからそれがカササギだと知った
あたまの良い鳥だという
どうりであたまが大きかった
白と黒 翼の青
尾羽はすーっと長い
見栄えのする鳥だ
カササギは落ち着いていて
 ....
あるとき哀しみがやってきて
壁紙を引き剥がし読みかけの
テーブルの上の本を引き裂いてゆく

暗幕で覆われた部屋には夜しかない
そう曠野はいまこのこころに映る風景なのだ

それでも半額のシ ....
白樺の若葉は濡れてなお淡く
陰りの中に揺れ
畑の麦はより深く  
滲むように息づいた
日差しにかすむものたちが
雨の日には薄められず
沁みて とおる
焦げついた所まで
土の匂い 
湿 ....
ソースとかしょうゆみたいに
自然にテーブルに乗っかってたい
だれにも気にされないぐらい
自然に過ごしてたい
たまには大量に必要とされたい

いろんなことが起きる
普通の居間の
普通のテ ....
どうしようもなく 腹が立つのです


たった 5分 10分 待つことがこんなにも苦痛かと
お気に入りの音楽でも聴いていれば
少しは気が紛れたのかもしれない
それだって 今思っても仕方な ....
糖衣、それは深刻な結露のようにわたしをつつむ薄い劣情

正解のない会話をするゆびさきで祈りのようにラブと打ち込む

忘れやすいこころですので安心してばかにしたり傷つけたりしていいです

 ....
束縛されない生なんて一時も無い
愛しきれたひとなんていなかった

孤独は平気だが
孤立しては生きてゆかれないから

哲学書を逆から読む
偏ったじぶんの人生観の途上で

ニーチェや仏陀 ....
海になりたい

あなたの上に
覆いかぶさり

あなたの上で
おんおん
泣くんだ

あふれんばかりの
わがままで
あなたを
根こそぎ奪うんだ

行かないでって
言えばよかっ ....
うすい眠りに包まれて
探っている
五月の風を手招いて萌える木々
光の纏いで取り戻す
ざわめきの形象は
淡く爪先立ち
まどろみに波紋を呼び起こす
山と山との重なりに
隠された遥かなる道程 ....
目を瞑ってはいけない、
口を開いてはいけない、
手の足の動きを止めてはいけない。
あなたはそうやって、
私の心の肩を切り落としていく。
そうして切り落とした肉を、
壁中に張りつけて。
あ ....
   1

やさしいきみはあまやかな声の中に居た
水のせせらぎの癒しにも似た音色
きみは水で形成されたうつくしい水精(ナンフ)だった
ぼくはひとつの水槽の中に入るように きみのなかに熔けてゆ ....
生まれた町が
少しずつ変わってゆく

取り壊される古い団地

あの棟には昔
友達が住んでた

ガチャで出したおもちゃの指輪を
いつか私にくれたね

名前も思い出せない

忍者 ....
蛹の中で身じろぎする幼生の
息遣いほどの微雨
清流に屹立する山岳の岩は
主たる寡黙な黙想に耽り
棲みつく生物たちの呼吸を内包する

母を疎う駄々としてか
広野に下りた者は口々に囁く
懐 ....
ごごお、ごごおう、
今宵もまた強く風が吹く

ごごお、ごごおう、
汚れた哀しみのコバルトの闇に
刃を剥く三日月さえも

ごごう、ごごおう、
吹き飛ばしてしまえ
おはよ
世界
元気ですか

また
嘘をつく
オトナを見ました

まったく、ね

最高にハッピーになるおまじない!
なんだよそれ
帰れよ

結局ね
好きじゃないんだと思いま ....
赤くこぼれている花

昨日の天気予報

今朝はもう違うことをいっている

あそこで咲こうか

たねがどこ吹く風にまかれている


ゆっくりと悲しくなろう

ゆっくりと酔っても ....
昨日今日明日、
きのうきょうあす、
くりかえして、
くりかえして、
私たちの雑巾はもうぼろぼろだ。
日々雑巾を絞る。
木綿糸で繋ぎ会わせた縫い目からは、
明日の台所がみえる。
絞る手の ....
漂い波打つ
波打ち漂う

 響きの光の
  光の響きの

渦巻き潜る
潜り渦巻く

  光の響きの
 響きの光の

集まり造る
造り集まる

 響きの光の
  光の響き ....
実験工房にて
神学を爆破する導火線に
火をつけてみる

解体工房にて
蔓延するヘイトスピーチの
舌の根を根絶する
スナイパーロボットと
遊ぶ

あの建物は
もう誰もいないのに
 ....
眠剤飲んでからエンジンかかる 岩を砕き
オリファルコンを突き
水を求める
それが俺の仕事ならば
もう何処にも彷徨うことなく
水を探せ

固い地盤を爆発させて
水を得るのだ

透明な
透明な
碧い水を分け与え ....
甘噛みならば 痛くないですよと
あなたは 笑いながら
歯型のついた 白い手を
まるで 誇らしげに 振っている

振り返れば 大きな柱
レール上を 進む訳には 行きませんので
高架橋を ....
枯れてしまった花々が横たわる道端で
明日来るバスを待っている
夕方まで降り続いた雨のせいで
街は水のにおいがする
ターミナルのベンチはわたし一人
これ以上誰もやって来ることはない ....
Lucyさんのおすすめリスト(6469)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
説明だらけの人生を- 吉岡ペペ ...自由詩816-5-9
恋文の紙飛行機がゆっくりと春のカケラを集めて進む- 北大路京 ...短歌316-5-9
ゆらり_リエゾン_- るるりら自由詩8*16-5-9
イヤな奴- 自由詩2*16-5-9
もみじ- ガト自由詩6*16-5-9
SAINT- ガト自由詩1*16-5-9
- ガト自由詩3*16-5-9
カササギ- ただのみ ...自由詩8*16-5-8
窓から見える曠野- 梅昆布茶自由詩1416-5-7
雨/みどり- ただのみ ...自由詩11*16-5-7
最強調味料- 朧月自由詩516-5-6
'160424_無題- 世江自由詩216-5-6
糖衣、それは深刻な- 初谷むい短歌216-5-5
使命- 梅昆布茶自由詩1116-5-5
海になりたい- umineko自由詩14*16-5-4
混濁- ただのみ ...自由詩10*16-5-4
心の肩- あおい満 ...自由詩4*16-5-4
水精- 本田憲嵩自由詩316-5-4
団地- ガト自由詩9*16-5-4
◎改行されゆく地平線- 由木名緒 ...自由詩12*16-5-4
吹き飛ばせ- 坂本瞳子自由詩2*16-5-4
おはようのうた- umineko自由詩3*16-5-3
島人のたね- 吉岡ペペ ...自由詩716-5-3
- あおい満 ...自由詩616-5-3
楽音宇宙.2- ひだかた ...自由詩8*16-5-3
実験工房にて- 梅昆布茶自由詩1116-5-3
眠剤飲んでからエンジンかかる- 北大路京 ...自由詩516-5-3
水守- レタス自由詩10+*16-5-2
赤い実みつけた- 藤鈴呼自由詩4*16-5-2
夜明け前、記憶の中で明日を- ホロウ・ ...自由詩10*16-5-2

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216