朝起きてカーテンを開けたら、陽が差してる。
パンを食べて、コーヒーを飲む。
スーツに着替えて、会社にいく。
メールチェックをする。返信する。
技術資料を作る。
同僚と談笑する。
昼ごはんを ....
大きな地震がありました
とんでもない津波がありました
爆発して放射性物質が飛びちりました
自然もにんげんがつくったものも
にんげんも
こころの行き場に無関心でした
....
どうもよくわからないのは、これ見よがしに、被災地の追悼式に来ました、とか言ってる連中。まだなにがあるかわからないんだから、そんなに被災地に人が集まっちゃったら、またたまたま大地震がきた時に ....
ゴツゴツした大きな悲しみ
それがあなた
そばに転がっている
小さなカクカクしたのが
私の小さな悲しみ
目をつぶれば
押し潰されそうになってる
だから怖くて
目をいつまでも見開いてる ....
小銭を持って忍び込む
生臭い二つの身体で
薄汚れた僕らの下着は
日々の生の慎ましやかな残渣
死に対するささやかな抵抗
乾燥機をかけよう
余計な水分が
涙にならないよう ....
そう遠くない昔
高知県の海岸には
遠洋漁業で命を張ったお父やんたちが
子どもの土産にと連れ去って帰った
ペンギンが
うろうろしていたそうだ
すぐに飽きられ捨てられて
浜に ....
{引用=
春は、阿修羅の使い
むごたらしく やすらかな眠りをさまたげる
*
誰もが
ぬくもりの休息の時に、永遠をしらず
蠢きだす
けし ....
ざんどのしょりはすすんでいますか
じょせんのじっしはすすんでいますか
拝啓
最近とんとお話を聞かなくなりましたが、
ざんどさんお元気ですか
ほうしゃせんさんお元気ですか
東日本にば ....
震災忌ただただ涙溢れてくる
忘れることはない。
毎年、この日が近づくと必ず思い出す。
忘れることはない。
忘れても、忘れても、思い出す。
忘れても、忘れても、思い出さざるを得ない。
毎年、毎 ....
いち日にひと粒と決めた涙たち 青ざめている731粒
皮膚にもほうこうがあるらしく
外に外に腐ってゆくのだと
ほんとうはおもうのだけど。
非難はしないけど
さわってみればわかるよって
きみは愛情を生まれたときからうけていてって
さわってうんぬ ....
悲しむことはなく
笑えない理由もない
日常は途切れない
そしてだれかが途絶える
憎むべき人はなく
笑えない理由もない
日常は途切れない
もしもだれかが ....
すき屋で
メガ盛り頼むよりも
特盛り2杯の方が
スタイリッシュだと
思うんだ
そんなことより
ギガ盛り出さねえかな
テラ盛りでも良いけど
あっ、どーも
寺森さんお久しぶり ....
こころを見つめていた
だからなにをやっても
伝わっていなかったんだ
傍観者ではだめだったのだ
こころをこの肉体に
いちどはぜんぶ通してみなきゃ
傍観者ではだめだった ....
きみが初めて憶えた言葉は『イタイ』だった
そしてきみが立っちしたのは病院の廊下だった
またきみは0歳・1歳・2歳の3回も川崎病にかかるという
日本タイ記録保持者になってくれた
きみは憶えて ....
男が狭い部屋の中を行ったり来たりしている
足踏みの真下の階に住む主婦は
その音のうるささに顔をしかめていて
いつ天井に向けてスリッパを投げつけてやろうか
さっきからずーっと考えていた
....
晴れた日にうたう歌がある
雨の日ににうたう歌がある
僕には、歌がある
道路の真ん中に
枕が落ちていた
枕が変わると眠れない、
という性質でもないので
すっかり寝てしまった
車に轢かれる夢を見て
目が覚めると
胸の上あたりに
ミニカーが置い ....
RT @Ichiro_Meigen: お客さんが少ないから、モチベーションを落としてしまう? それは、まちがいです。自分たちであげていかなければならない ─ イチロー
イチローも、言 ....
意識の地中に
閉じ込められた想いは
言葉になることも許されず
凍てついた時間の底で
膝を抱え込んでいた
想い出したように吹く
溜息によく似た風を頼りに
出口を探したこともあったが ....
RT @copy_writter: 私に詳しい人がたくさんいると、そこは地元になる。 (タウンワーク/岩崎亜矢)
私は、秋田で生まれ育って、高校卒業後、仙台で二十年暮らし、再び秋田に ....
昨日から ハエさんが 居るんだよねぇ〜
の セリフに
ハエなんかに
サンなんて
付けなくって
イイよ!!
思わず 叫んで しまったのは
昨日から 追いかけっこを しているか ....
君たちは,
選ばれ,選ばれ,選ばれた
すでに,もう充分に
選ばれたじゃないか
忘れたのかい?
生まれる前のことを
そして
その,愛くるしい不快とも
長いつきあいだね。
有機体に満ち溢れているのに
荒涼とした味を覚える
過剰な砂浜
砕けた白波は強風のしわざ
風が存在を知らしめるかのように
砂が無数の線となり砂浜を埋め尽くす
自分の意志で砂浜に立っている ....
陸に上がることなど望んでいなかった
沖から寄せる波に乗せられたのだ
いつになったら戻れるのか
オットセイだったら良かったのに
だが人の助けが無くては水の上でも
自由には動けない
ましてや陸 ....
「ほら 中に何もつまってないって、 よ。」
ほら 中に何もつまってないって、 よ。
チョコボールのくちばし
は
今日も黄色、
昨日も黄色だった
くちばしのつ ....
晴れた日 銀の洗濯棒は陽射しに熱され
光を宿し 立ち尽くしている
光を受けない所は 銀棒のまま
横にかけられた 渡し棒とまかれた鎖を支える
重しにはめこまれ 土の上に立つ洗濯棒
洗濯物が ....
孤独と隣り合わせの自由
愛と背中合わせの孤独
無数の愛と自由と孤独が春の風に舞う
窓から望む 菜の花畑は 春霞
重ねた手の温もりは幾つかの時のかけらを記憶の襞から呼び覚まして
....
大切に使ってた
真っ白な皿を割ってしまった
その日夜ふけに
目を閉じて
ぼくの視界を埋め尽くす
たくさんのシャボン玉を真似た
永遠をつかもうと
子供の頃好きだった
虫取り網を持ち出して ....
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