青春のシュンが、しゅんしゅん音をたてて回り
琉球あさがおの青さのように またたまくに開き
葛藤に締め付けられては 青くほどける蕾の思いは、 この
はちきれんばかりに鼓動している濡れた髪の ....
こころがひとつ
ふねにのり
あてなくひろい
みなもにぽつん
そらとみずとの
さかいなく
おもえるような
あおあおの
しずかなときも
ありました
そらとみずとが
まざりあう ....
サイドミラーに小さな蜘蛛
縁を歩けば一人
面を歩けば二人
奇妙なポーズ
虚空と戯れる長い脚
見えないイトで織りなす罠
偶然と必然の色分けは自分
幸福と不幸を計る分度器も ....
美味しそうなものに向かうと
全身全霊、前のめりでピンと張る
いつも一緒かと思いきや
左右別々に、動いてもみせる
音を拾います
そこから
ここまでの
世界を知るための複雑な情報であ ....
閉まるのボタンを連打されていた
ほどよいお湯で滝行
また、熱くなって
しょんないなあ
ばかたれやなあ
「イスラム」を
悪用してゆく
イスラム国
悪口言いだしたところへ戻ってきた
戦争跡地や
災害被災地を
訪れようとする観光がある
ダーク・ツーリズム
悲しみは
人を引きつける
死から
人は学ぶのだから、と
パネリストは言う
そうかもしれない
では ....
あかん!
そんなうるんだ目でみんといて
かんにん、もう降参や!
かつてキッチン(というよりは台所)は裸電球で照らされた寒い島だった
幼い私は台所のことを「だいどこ」と呼んで入り浸っていた
窓からは川へ下る坂道と隣家
(といっても音なんか聞こえないくらいには離 ....
隣の席の人は
かつて私が憧れてた人で
今も変わらなかった
この人がいたから
今の私がいる
かつて私が
憎んでた人で
久々に話したら
その記憶が甦った
羨ましかっただけなん ....
ある日私たちは純白に生まれる
何一つ自分らしさなど持ち合わせず
ただひたすら落ちて往く
それはいつの時代も変わらない
けれどこの時代に相応しい
数多の毒に冒されながら
私たちは落ちて往 ....
友達のこととして話している
頭に巻くネクタイ選んでいる
冷蔵庫の中、発泡酒ばっかだね。
えっ?また食べるの?
へぇ、待ち受け画面、自分なんだ。
アンティーク?それは中古でしょ。
前の髪型の方が良かったよ。
そのジャケット、ユニ ....
枝の影
蜘蛛の影
午後から夜への
庭を噛む影
わずかに斜めの
旅をしてきた
骨に沈む目の
まばたきを数えた
うるおいを はばたきを
置き去りにして ....
北風ぴゅうぴゅう吹く朝に
遠くの空に鴉啼く
ちぎれた雲よ痛かろう
ちぎれた心痛かろう
薄桃色に染まる空
遠くの空に鴉啼く
大嫌いだった
あの子
だって
私を無視したから
大嫌いだった
あの子
だって
私を嗤ったから
大嫌い
大嫌い
いつしかあの子で
頭がいっぱいだった
なぜそんなにあの ....
踏切虫が
手に鋏を持って
葬列へと襲いかかる
無限遠点が交わる時
私たちは一斉に羽を震わせて
踏切虫のように触覚を
様月と印月の間にかけて
病院はしろい
せんせいもしろい
かんごしさんも
しろい笑顔であるいてく
しろいかべにかこまれると
なんだかうまく息ができない
みせかけの庭園に
かわいいオブジェがあるけど
夜中には ....
皐月の車窓に狡さだとか我がままだとか昨日までの自分を置いて何を頼りに隣の席は空っぽ温もり散歩は出石で雨漏りもて余す七皿の満腹逢瀬を重ねて孤独を詰めば城跡の城壁雨は無情夢幻よ明日は煙る天の邪鬼それでも
....
あの人と繋がらない
さっきから何度も
接続に失敗している
アンテナは
立っているのに
馬蹄が大地を掴む
断続的なリズム
(どっ どっ
焦燥のなかにも
涙腺を圧されるような
安心 ....
以前、【節分祭】【雛祭り】という
ポイントなしの レスを できるだけ多くのかたつけさせていただこうという
企画をやらせていただきました。
節分祭、雛祭り いずれも クレームをいただくこともな ....
意味あり気にゆっくり沈む
巨大で感傷的なひかり
あれは詩ですか?
いいえ、
夕暮れです
毎日違う角度で訪れる夕暮れです。
公園の隅で地面に寝ている
赤や黄色
あれは詩ですか?
い ....
さあ、今日は何回「いいね」を押しただろう。
さあ、今日は何個「いいね」をもらっただろう。
さあ、今日は何回「お気に入り」を押しただろう。
さあ、今日は何個「お気に入り」をもらっただろう ....
きのこから
かすかに放たれる
木の薫り
ふかふかのおがくずに
そっと置かれた
誠実なお守りが
息をしている
きのこ
は
木の子
木の子ども
木は森の子ども
森は山の ....
失礼します。
沸点?雨降ってん
不釣り合いで不似合いな瞬間湯沸し器
だからの気持ちを他人事で充たして
満たして蓋を閉じました。
雨上がり 狭い公衆トイレを出て
銀光りするジャングルジムを抜け
噴水が青空を蹴り返す広場に至る
水の町の夕暮れ
細い水路に図書館は沈み
長い船が坂の途中に停泊する
熱さ除けの茅のす ....
Lucyさんのおすすめリスト
(6467)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ごめんね青春の等しくふりかかる月日はふりかえらないでふりきれ
-
るるりら
自由詩
5
14-11-6
ひとつぼっち
-
ドクダミ ...
自由詩
4*
14-11-5
TRICKSTER
-
ただのみ ...
自由詩
17*
14-11-5
饒舌な耳
-
そらの珊 ...
自由詩
16
14-11-5
閉まるのボタンを連打されていた
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-11-4
ほどよいお湯で滝行
-
北大路京 ...
自由詩
7*
14-11-4
冷めても覚めても
-
中原純乃
自由詩
3*
14-11-4
「イスラム」を
-
komasen333
川柳
2*
14-11-4
悪口言いだしたところへ戻ってきた
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-11-3
トワイライト・ツーリズム
-
umineko
自由詩
12*
14-11-3
あかん!
-
殿上 童
自由詩
17*
14-11-3
キッチン
-
そらの珊 ...
自由詩
15
14-11-2
隣の席の人
-
無花果
自由詩
1
14-11-1
恋のように死す
-
ただのみ ...
自由詩
15+*
14-10-31
友達のこととして話している
-
北大路京 ...
自由詩
2+
14-10-31
頭に巻くネクタイ選んでいる
-
北大路京 ...
自由詩
5+
14-10-31
(余計な)ひとことダイアリー
-
左屋百色
自由詩
5+*
14-10-31
ひとつ_逢魔
-
木立 悟
自由詩
3+
14-10-31
遠くで鴉が啼いている
-
花咲風太 ...
自由詩
2+
14-10-31
だいきらい
-
森川美咲
自由詩
1+
14-10-31
_踏切虫
-
佐藤伊織
自由詩
3+*
14-10-31
白いひとたち
-
朧月
自由詩
2
14-10-30
煙雨
-
㎡
自由詩
3*
14-10-30
馬群
-
佐野権太
自由詩
4*
14-10-30
★10月31日_ハロー勝利(ウィン)_【収穫祭】企画のお知ら ...
-
るるりら
散文(批評 ...
6*
14-10-30
現代詩入門
-
左屋百色
自由詩
20*
14-10-29
「いいね」を「お気に入り」して「リツイート」して「シェア」し ...
-
komasen333
自由詩
2*
14-10-29
PORTE-BONHEUR_【詩サークル群青十月のお題「山」 ...
-
そらの珊 ...
自由詩
15
14-10-29
恋よ。
-
㎡
自由詩
3*
14-10-28
水の町
-
オイタル
自由詩
4*
14-10-28
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