まじめがイジメでみじめになって
まじめはまじめにマジ悩む

ケジメのない人まじめに見つめ
バカにされたとマジ悩む

まじめをまじめにやめようと
まじめに努力をしたけれど
まじめだからや ....
骨折をした年の暮れ
左手で 年賀状を 書きました
蚯蚓ノタウチ回るような 面持ちで
心持ちだけは 穏やかに
ただ お餅だけは
何故か 食べる気が しませんでした

そろそろと流れる  ....
聞き慣れぬあなたの怒鳴り声が
ノイズのようにひび割れてくると
思わず耳を塞ぎたくなるのは
私の弱さと寂しさを混ぜたもの

そこに何色があったとしても
あなたを塗り分ける事を覚えて
同時に ....
薄い膜に守られ
厚い筋肉に守られた血液が
身体の中心に存在している
肋骨に覆われ
100年の鼓動を約束する存在の原点なのだ

西洋のハートは心臓型をもろに示しているが
この国ではおにぎり ....
医師の言葉に呼応して
治療を始めた
余命半年は拭えた
(彼女はどこ?)

3週間×13
ずっと増え続ける数字
たかが数字 だが重い
できる事はする
頑張れ 私の内臓

今では何処 ....
 ぼくは今日ハローワークに行った

 あさっての面接の段取りをつけ
 神社にお参りをしてうまくいくように祈った
 (苦しいときの神頼みだね)

 帰りのバス停ベンチに座って
 コンビニお ....
どうも世の中は愛撫に肯定的ではない
君の乳暈的世界で僕は日夜トレーニングを怠らないが

硬骨魚は自分の砦と離島に棲むのが好きだ
でも女は快感を要求しボンネットが揺れるだけ

柔らかな肉の隙 ....
吐いたのは血ではないですジュースです傷には唾をつけておきます 当たり前のことを
したり顔で告げる悪魔を
私は信用しない

当たり前だけれど
苦しみをも享受しながら
笑う天使を
私は愛する

そんな私は天邪鬼
邪険にされることが最も好きで
 ....
愛については
猫が、大統領よりずっと詳しい
だって猫は いろんな壁の上を
やすやすと あるいてきたんだ

ひとびとが にぎわう繁華街
ひとびとが やすらうベットタウン
肩をおとそうとした ....
若芽をもいだ。青々しい痛みがまぶたを腫らす。

タールのようにぬめりとしたこの影も
洗いながすだろか。初夏のはらわたを破れば
透明な血があふれて、みな しらずしらず濡れてしまう。

罪と罪 ....
いまでもわたしはあの9月の川べりに座って、可愛いあのこと好きなものを言い合ってる。いいかんじに色あせたTシャツのプリント、外国のバンドのロゴが書いてある、ぼうぼうに伸びた雑草、東北のさばさばした風。で .... ワイシャツの袖から小さな蜘蛛

どこかで難しい事を考えている

道行き庭々の花に見惚れながら

かけらばかり指先をかすめて往く

陽だまりの深宇宙に不快はない

言葉もないからちょ ....
ぼく雅羅櫛
きみ観瑠奇異上意

異星人が過半を占める地球で

どうやら宇宙は愛の摂理で
成り立ってはいないようだ

老後の資金なんてもう要らないし
どうせ星になるんだからなあ

 ....
くらい森の中、葉からこぼれたひと滴が百の詩篇になりながら堆積した過去を濡らすとき、僕は口を開くことはない―瞬間の眩しさに射貫かれて心を停止している、汗に濡れ、歩き続けて疲弊した身体を抱えて ....
「イメージングLABO」




山? さん、 三 描っけ 欠っけ、、
さんかっけ ――が、

頂点から崩れるような感じで上に吸い込まれていく
だんだんと上の方から 上に向かっ ....
人の生死を目の前にして頭が真っ白になる、覚悟はしていたが見ることができない、入退院を繰り返し自由が効かなくなった足でも運転をしていた、そんな貴方を凄いと思っていた、いつも元気いっぱいで仕事をすることが .... 月曜日
連なるうろこ雲
蟻から見れば雲突く大男が
注がれたばかりの朝を濁す
休日に書き残したカタコト
浴び続けた音の粉末を
明け方の夢の切れ切れと一緒くた
焼却炉みたいに燻らせながら
 ....
隣近所の思いを気にしながら育てる桃
摘花はほどほどにして花を愛でてもらい
消毒は風のない朝ひっそりと行い

花が過ぎて
ようやく形のできてきた実を摘果する
このときワタシは
親から切り離 ....
くだらないプリンシプル

せつじつなプリンシプル

ただしいことなんて

こころざししだいだ

くだらないプリンシプル

せつじつなプリンシプル


ほっといてやる

か ....
えいえんを信じていた頃
私はほんとうの幸福をしらなかった

夕陽 映画のエンドロール 好きな人の背中
見えなくなるものすべてに憧れていた

今を生きていると
恋がそれほどのものではないの ....
炎が眠っている
その熱と光を休めながら
かつて燃えたことを証明する
灰が柔らかな布団になって
炎は夢を見ている
かつて照らし出した
闇の中に浮き立つ人の顔が
ばらばらになって融合 ....
ようこちゃんのおうちは
このへんにあったの

そこは
うつくしく聖地化された
さまざまな国から贈られた
木々からなる緑陰

なにもかも
うつくしい緑に塗り ....
:四行詩:


 #


「迷宮入事件の深層」
詩の、死亡推定時刻に、
あなたは、いったい何をしていましたか?
偶像崇拝?異端審問? えっ、罪の無い作文を書いてた?
みんなやってる ....
無責任感を強くしたい

なんの根拠もなく君に
大丈夫だよ!と言う
毎朝 毎朝言う
あめがふっていても
きっと晴れるから!と言う

それで一歩がだせるならいいじゃないか!
と言って笑う ....
19はせとぎわ
まるで、
永遠の淵の上を片目瞑りで歩いているようで
いっそ転げ落ちたりなどしても19は美しい
美しさだけがすべてだと信じている脆さ儚さ
命など大したものではないのだと
心か ....
ふわり舞ういぐさのカーペットに、くっきり白くひかるやまぼうしの花、ひかげでお腹を出して寝そべる犬や、ミニクーパーの下でおひるねちゅうの猫、水鉄砲で遊ぶがきんちょたちに、ちゃりんこの蛇行運転じい .... 家族そろってごはんをたべた
自分の話しばっかりするあね
テレビを独占する父
祖母の言動にぴりぴりする母
さりげなく長兄にだけ自分の分をすすめる祖母
そしてわたし
すみっこのわたし
だけど ....
わずか数滴
血を受けたグラスのように
鈍く燃える吊り照明の下
やり過ごす唇に 骰子ひとつ

  十一時五十三分発特別急行

待たすより急かすより
テーブルに降りた静謐を挟んで
流れ  ....
孤独はいまも継続中だ
それが常態となってしまえば
たいした痛みも感じないものだ

ときおり非日常にきみがやってくる
それは僅かな恩寵でもあり
かすかな煩悶でもある

きみは花をアレンジ ....
Lucyさんのおすすめリスト(6469)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
まじめ中毒- イオン自由詩2*16-5-21
美しい文様- 藤鈴呼自由詩5*16-5-21
表情- ミナト ...自由詩116-5-21
害虫- レタス自由詩3+16-5-20
がんと共に- 小川麻由 ...自由詩6*16-5-20
佳日邂逅- 平瀬たか ...自由詩216-5-20
愛撫へのエチュード- 梅昆布茶自由詩716-5-20
吐いたのは血ではないですジュースです傷には唾をつけておきます- 北大路京 ...短歌116-5-19
点目ビーズの君に乾杯- 藤鈴呼自由詩3*16-5-19
大統領よりずっと詳しい- るるりら自由詩13*16-5-19
犯罪によせて、みっつの詩- 印あかり自由詩3*16-5-19
刺繍糸のこと- はるな散文(批評 ...716-5-19
蜘蛛連れて- ただのみ ...自由詩5*16-5-18
平和に捧ぐ- 梅昆布茶自由詩816-5-18
いまはそこから立ち去っていくだけの- ホロウ・ ...自由詩2*16-5-16
イメージングLABO- ハァモニ ...自由詩3*16-5-15
じぃ〜ちゃん、また会おうね。- 独奏自由詩116-5-14
トゥリャ・トゥリャ- ただのみ ...自由詩7*16-5-14
摘果- イナエ自由詩11*16-5-14
くだらないプリンシプル- 吉岡ペペ ...自由詩216-5-14
赤珊瑚と乳白色- 銀泡千水自由詩216-5-14
眠った炎- 葉leaf自由詩1516-5-14
大統領にいいたいこと_What_I_want_to_say_ ...- るるりら自由詩616-5-14
四行詩- ハァモニ ...自由詩3*16-5-13
無責任女- 朧月自由詩216-5-13
19.9- 銀泡千水自由詩116-5-13
波うつカーペット - 阿ト理恵散文(批評 ...5*16-5-12
満腹族- 朧月自由詩216-5-12
待つふたり- ただのみ ...自由詩6*16-5-11
孤独の断章〜アレンジメント- 梅昆布茶自由詩1416-5-10

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