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ギターを弾きながら

ぼくをあなたは外に誘った

可能性なんてなかったのに

あなたはギターを弾きながら

ぼくを見上げて微笑んでいた


たぶんディープロンググッバイ

ふ ....
町のノイズか

バッハのパイプオルガンか

UFOの襲来か

割れたスピーカー音か

耳鳴りか蝉かせせらぎか

滝かドローンか


電子ビームがなにかになりたがる

だか ....
紅葉まえの木々からも虫の音が

鈴の音が

降ってくる

星の音が

大マゼラン星雲から降ってくる


もうひとりの自分よ

観測しておいてくれよ

俺に期待してくれよ
 ....
窓辺に座って目の高さの夜桜を眺める

春霞の空は街のひかりを吸って灰色に濁っている

額にあたる風が花びらを舞わせている

涙のようだ

あのときわたしが流した涙のようだ

涙はし ....
障がい者が殺された

19人も殺された

殺人の理由がひどい

そんな理由なら

世界は俺をいらない


それでも泣きながら

歯でも食いしばりながら

誰かのために生き ....
ほおずきをぶら下げて

ぼくは萎れたオレンジをぶら下げて

お寺の門にひろがる空を見る

勇気を与えよう

安心を与えよう

不穏なことに慣れ親しもう

そしてみんなで自民党に ....
くだらないプリンシプル

せつじつなプリンシプル

ただしいことなんて

こころざししだいだ

くだらないプリンシプル

せつじつなプリンシプル


ほっといてやる

か ....
感じるままに生きてやる

言葉も追いつかない

あとあと

説明だらけの人生を

感じるままに生きてやる


説明しなきゃ分かってもらえないような生き方がいい

おれの人生お ....
赤くこぼれている花

昨日の天気予報

今朝はもう違うことをいっている

あそこで咲こうか

たねがどこ吹く風にまかれている


ゆっくりと悲しくなろう

ゆっくりと酔っても ....
互いにハシゴをはずしあった

ぼくらはあまりにキズつきすぎた

想像してあげることが愛ならば

愛はもうぼくらのからだにはキツすぎた


アスファルトを低く花びらが渡っていく

 ....
可能な限り赤い空に

ぼくらがおもう神様がいた


ライトバンが光を揺らして

とぼとぼとぼとぼ道を行く

いき違いばかりの愛しさが

まかり通ってからから言う

からからか ....
孤独がコトリと音たてて

薄いオリオン座拝みます

恨みもせず

妬きもせず

孤独がコトリと音たてて

街が滲んで見えるのです

避けもせず

罵りもせず

孤独がコ ....
青暗くて遠い夕方

路地から猫が振り返る

だいぶ遅い因果律

いのちの殻が振り返る


今ごろ順番かあ

これが俺の天罰かあ

からだの不調で

俺は死にそうだった
 ....
狙われしプラタナスの葉凱旋門 数十億光年さきは

光でだと数十億年かかるけど

心でなら一瞬でいけるんだ

過去だろうと

未来だろうと

心でなら一瞬でいけるんだ

ぼくは心の実力を信じる

心は時空 ....
委員長を自民党員が猛ダッシュで取り囲む

怒号のなか既に数え終わっている採決までが終わっている

総理大臣が参議院第一委員会室を退出する

おれはこんなことしていられなかった

もっと ....
草ぼうぼうが美しい

荒れ放題の草むらは公園だった

ベンチに座ると膝まで草に隠れる

ゴミが見当たらない

草に隠れているのだろう

遊具に涼やかな日が当たる

ぼくはそこで ....
公園で自殺した

つぎのつぎの日には

痛快なくらい子供たちがそこで遊んでいた

夕暮れ

子供たちはそれぞれの明かりに戻っていった

喧騒のわだちを残して公園はしんとしていた
 ....
木漏れ日が飽和していた。梅雨の晴れ間の日差しを歩いていた。
髪の毛やスーツは熱をおびてゆくのに、からだの芯というか、心臓というか、食道あたりというか、からだのどこかが冷えているような気がして息切れし ....
お母さんは学生時代の友達の家に遊びにいくと必ず寝込んでしまった。
それはいつも二、三週間続いた。
そうなると私が弟の面倒をみて夕飯や朝ごはんを作るのだった。
私がそれを受け入れればお父さんとその ....
悲しくてしかたなかった

どうしたらいいのか分からなかった

だからひとに電話した

悲しみを伝播させただけだった

この悲しみを詩にしてみようかと思った

でも悲しみの伝播を無責 ....
原発関係者たちは

何度も何度も内輪にダメだしされながら

ついにその高く厳しいハードルを越えたのだ


このことはあれに似ている

ロンハーでやってる時間と金をかけたドッキリに似て ....
ランチをとりに駅前のほうへ

さくらの散った街

秋みたいな空

木の芽だ

枝の先々から

黄緑いろの粒々だ

ランチをとりに駅前のほうへ


数字に感情がやられている ....
放射冷却の始まらないうちに

まだ暗いうちに出発しようか

太陽ののぼるまえ暖かいから

澄み沈んだ空気きれいだから


高速を西に走る

お月様が山の端だ

ビルのあいだだ ....
あっちの銀杏は黄色いぞ

まだ汚れていない光だから

黄色い葉っぱの影にゆこう

午前の大気は清冽だから

黄色い銀杏の真下にゆこう


ミセストランポリン

普通に働いている

無愛想に朝早くから
 ....
だれかがふいごを吹いている

ぼくのいのちを消すまいと

だれかがふいごを吹いている


知らないだれかと

知ってるだれかが

知らないところで

知らないところで

 ....
きみの夢見て目を覚まして

きみの名前だけ打ち込んで

朝カレーみたいに朝メール

新しい場所にひろがれ未来

叶わぬ夢をもう一度現実に

幸せ幸せまあるくおさまれ


おは ....
夜中どれだけ風が強く吹いても

虫たちの鳴き声はやまなかった

不安にふるえながら

ぼくはそのことに感心していた

遠ざけられたらまたおかしくなる

なのに秋の虫たちはやまなかっ ....
分断されてゆく

もうなんどめの喪失感だろう

季節やこころのことは

もう書き尽くされていた

また熱帯夜がやって来ようが

秋の虫たちは鳴くのをやめなかった


考えると ....
国民の7割が増税を容認しているという

この国の財政悪化だとか

欧米の高い消費税率を参考に容認しているのだろう

そんなんだから

私たちは民主党を圧勝させたり

自民党を圧勝さ ....
Lucyさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(102)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ふかい河- 吉岡ペペ ...自由詩1218-1-13
不協和音- 吉岡ペペ ...自由詩417-10-11
大マゼラン星雲- 吉岡ペペ ...自由詩1317-10-5
夜桜- 吉岡ペペ ...自由詩917-3-20
世界は俺を- 吉岡ペペ ...自由詩816-12-13
純粋なひとびとが- 吉岡ペペ ...自由詩516-7-10
くだらないプリンシプル- 吉岡ペペ ...自由詩216-5-14
説明だらけの人生を- 吉岡ペペ ...自由詩816-5-9
島人のたね- 吉岡ペペ ...自由詩716-5-3
ぼくらのからだ- 吉岡ペペ ...自由詩616-4-24
赤い空- 吉岡ペペ ...自由詩1816-1-9
滲む街- 吉岡ペペ ...自由詩1516-1-4
いのちの殻- 吉岡ペペ ...自由詩1315-12-30
凱旋門- 吉岡ペペ ...俳句215-11-17
心でなら- 吉岡ペペ ...自由詩315-9-23
融和への誓い- 吉岡ペペ ...自由詩115-9-17
公園- 吉岡ペペ ...自由詩615-9-5
GHOST_IN_THE_PARK- 吉岡ペペ ...自由詩615-8-18
和解- 吉岡ペペ ...自由詩215-6-29
帰り道- 吉岡ペペ ...自由詩1415-1-16
悲しみ- 吉岡ペペ ...自由詩614-11-19
川内原発再稼動セルフ・コメント- 吉岡ペペ ...自由詩314-8-14
11万羽のこと- 吉岡ペペ ...自由詩514-4-15
まんまるお月様- 吉岡ペペ ...自由詩513-11-18
銀杏並木- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...513-11-13
ふいご- 吉岡ペペ ...自由詩913-11-10
きみの夢見て- 吉岡ペペ ...自由詩713-11-3
秋よ、秋の虫たちよ- 吉岡ペペ ...自由詩513-9-17
秋の虫たち- 吉岡ペペ ...自由詩313-9-14
いい方向に- 吉岡ペペ ...自由詩713-9-4

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