失礼します。



沸点?雨降ってん

不釣り合いで不似合いな瞬間湯沸し器

だからの気持ちを他人事で充たして


満たして蓋を閉じました。
雨上がり 狭い公衆トイレを出て
銀光りするジャングルジムを抜け
噴水が青空を蹴り返す広場に至る

水の町の夕暮れ
細い水路に図書館は沈み
長い船が坂の途中に停泊する

熱さ除けの茅のす ....
  *太郎を眠らせ、太郎の上に雪降り積む

       *次郎を眠らせ、次郎の上に
     冷たく白い   かなしみは堆く
    白く   叢枯れ果てた夢の室の下
   冷たく   ....
母ちゃんが、洗濯物の皺をのばして
竿に衣服を干している。

実家を離れて久しい
娘についての深い悩みを
ひと時、忘れて。

日にましろく照らされた
タオルを
丹念に、のばして。

 ....
【たまきはる】


珠さんが きはりましたのや
珠のような肌のお方でしてな
おおけな光の珠のようでしたな
魂というものに あたたかみというのが
あるのでしたら きっと夕日のよう ....
  
大切な事

大切な人

大切な時間

大切なあなた

一番大切な事は

あなたに 大切と想われる事
千羽鶴を折るという友につきあって
折り紙を手にしてみた

信じてなんかいないけど
お祈りをしている気分だ

願い事はかなわない
そう信じる方が
ちょっと生きやすいとおもう

でも
 ....
穴を測る
縦の長さと横の幅と
私がよじ登ってきた深さを
塞ぐのに必要な
土の量を知るために
そして
もし塞げないならば
この穴を渡す橋を
かけるために

土に手を置いて
穴を ....
私の望みは
大きくはない
お金
仕事
仲間
それから

かばん
趣味
私の趣味はなんだろう
歌うこと
詩を書くこと
見上げること
見上げて

あなたより少しだけ
幸せに ....
 
秋の夜長

逃げては追いかけ、追いかけては逃げ、

今宵もひとり鬼ごっこ




 
キキキキキ。
闘病は辛いもの。いつか治るということに希望を抱いているのだが。
私は統合失調症である。死の恐怖を感じたことも、100回や200回ではなかった。

世間から見ればただのお荷物である ....
明日こそと
毎日セットして眠るのに
今日も鳴らない自覚時計
海は広いな
小さいな、オレ
ツキがないなと
気が沈む

海は大波
青い顔、オレ
揺れるココロは
芯が無い

海に来てても
浮かれない、オレ
行ってみたけど
予想どおり
待ちに待った夜が来て
冷たい風が触れ回る
枯葉を転がし踊り出す
{ルビカリアッハ・ベーラ=冬女王}の布告だよぅ
ゥゥゥウウー カラカラカラ…
南の御座には{ルビケリドウェン=冥府魔女}
出 ....
「たとえば」
と、あなたは話しはじめる
私は耳を傾ける

「僕は大トロが食べられない
 脂身の繊維の切れ目が、傷口みたいに見えるから
 僕は小学生のころ、肌が弱くて肩の皮膚がよく裂けて ....
恐ろしいことに
半分の心で僕は君と付き合っていた。
そのことに気づいたのは漸く人生も終わりかけた今ごろ。
君は随分前から気づいていたようで
頭蓋骨を開けられてから
口に出して言うようになった ....
穴の開いた心に水を汲む
すぐに流れてしまうのに
来る日も来る日も水を汲む
生きるためではない
生きている そう感じたいから
疲れたり 
笑ったり
今日もこうして水を汲む
いくら汲んでも ....
氷砂糖に雨が降る

静かに静かに雨が降る

溶けることに救いを求め
消えることに躊躇する

氷砂糖に雨が降る

静かに静かに雨が降る

甘い夢が濃くなって
白い結晶が視界を ....
僕はどうしたと言うのだろう
誰もが帰宅した夜の事務所
好きなOLさんのいすに座り
彼女のカーディガンを匂いながら果てた

その後始末のティッシュの処理を
思い出せないでいる
ちゃんとトイ ....
ぼくの手には枯れた花束が握られている
ドライフラワーと言うにはあまりにも古びて褐色に焼け
死滅の象徴のように脆く硬く固結して動かない
重さのないその花束を捧げぼくは丘に立ちつくす
過去を懐かし ....
ちょっとフラッとしよう

って誘う、そんな君の声が

なんとなく少しシャープ気味で

僕はなんだか嬉しくなるだけ
溶け出した脳の上を
日々の残響が駆けて行く
そのせいで
僕は苦々しい顔を
解くことができず
あのこに会いに行くことも
なかなかできないまま
踏まれて
ふまれて
このまま
なくなって ....
ITTANMOMEN (一反木綿)


薄っぺらな奴だと蔑まれても
捉えどころがないと疎まれても
何処吹く風を自在に乗りこなして
へらへらと今をすり抜けてやる

旗のように風をくら ....
くすっ
と いたずらに笑う
秋が好き
停電の日まで雪だるまは元気でした 無数の瞬間瞬間を
音もさせず
かき消していく
静かな雄大な


半ば朽ちかけた美の前に
見上げると
人びとは立っている
感じられるのである。

響く鼓動を耳に
溢れる体温を ....
真夜中の0時に
セルフのガソリンスタンドで
車の給油口に
ホースを突っ込んでいる人を見ていた

斜め向かいのローソンで
金髪に髪を染めた少年たちがたむろする
真夜中の307号 ....
寝返りして ぶーぶぶ おならも出るよ
首をぐーんして でへへ よだれも出るよ

一日うんちくんが出なかったら 次の日

 グション!ってママ音にびっくりしてたよ

寝返りして パリ子をパ ....
むかしの写真は殆んど燃やしてしまいました。忘れてしまいたいことばかりです。小中学生の頃の同級生たちは、わたしが詩を書いているなどと想像もしないどころか、わたしの存在すら記憶にないでしょう。ましてや子宮 .... 焼いたクッキーひとりで食べきってハロウイン終わる
Lucyさんのおすすめリスト(6469)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
恋よ。- 自由詩3*14-10-28
水の町- オイタル自由詩4*14-10-28
雪国の田島ハル- ただのみ ...自由詩17*14-10-28
洗濯日和__- 服部 剛自由詩514-10-28
夕陽のように温かい物語_三篇- るるりら携帯写真+ ...11*14-10-28
大切- 佐白光自由詩1*14-10-28
願い事をする夜- 朧月自由詩314-10-27
穴を測る- フユナ自由詩914-10-27
鳥の歌- umineko自由詩12*14-10-27
鬼ごっこ- 殿上 童自由詩17*14-10-26
やまいの癒やし- 黒髪自由詩3*14-10-26
目覚まし自分タイマー- イオン自由詩3*14-10-26
海は広いな小さいな、オレ- イオン自由詩4*14-10-26
大人の国- salco自由詩914-10-25
大トロが食べられない- 栗山透自由詩414-10-25
中途半分- ……とあ ...自由詩13*14-10-25
根っから_て訳じゃない- ただのみ ...自由詩19*14-10-25
氷砂糖- mayaco自由詩314-10-25
ホムンクルス- 和田カマ ...自由詩5+*14-10-25
- Giton自由詩1*14-10-25
なちゅらる- 楽歌自由詩414-10-25
警備員- めー自由詩3*14-10-24
百鬼繚乱_<_3_>- nonya自由詩19*14-10-23
もみじ- 乱太郎携帯写真+ ...13*14-10-23
停電の日まで雪だるまは元気でした- 北大路京 ...自由詩314-10-23
【金木犀と夕焼け】※題名無茶ぶりより- ハァモニ ...自由詩4*14-10-22
ロープと完璧な列- オダ カ ...自由詩4*14-10-22
おならとよだれとうんちくん_クフフッ- 朝焼彩茜 ...自由詩13*14-10-22
歯磨き- 川瀬杏香自由詩6*14-10-22
焼いたクッキーひとりで食べきってハロウイン終わる- 北大路京 ...自由詩514-10-22

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