140306

ただの変態だよ!
(;gdwgd@d@zifuoue9)
歴史的事実にはならないよ
コレクション作家が来ていないもの
700万円のソフト ....
誰もいない日に
私は寂しい目を閉ざした
眠りにつく 二月
外はとても 寒かった

プライドは 持っていたい けれど
東京の 冷たい 風が 私の体を突き刺していた
迷いながら 新宿の路地を ....
    あのひとの吐息はいつも菫です溶けゆく雪の儚さうつし


    この想い雪花に告げて溶けてゆく好きでした、あぁ好きです今も


    せつなさを櫛で梳かして目をふ ....
わたし、あなたの夢をみたの
ときみは言った
心の奥底で知らず知らず僕を意識しているということに
きみは戸惑っているようだった
ひょっとして、恋?
否定したいのに、出来ない
なんだか胸騒ぎが ....
何もない日に
眠りに落ちる
思い出が何も見あたらないのに
なぜだろう

さすらいのソロキャンパーだった 僕は
昔泳いだことのある 記憶にうかぶ
テトラのつみ重なった 灰色の向こうを見つめ ....
ボールペンの黒色で
君がいなくなるまでぐちゃぐちゃにした

罫線もないまっしろなこころだったので
血もあの海もぐちゃぐちゃにした

まっしろなわたしは帰ってこなかった
まっくろなわたしが ....
この世から卒業してく友人におめでとう言い通夜の寿司喰う 前世餓死してるぶん食う 真実を叫ぶ口に口内炎 1号車に乗っているあなたを
僕は追いかけることができなかった
すぐにホームは終わって
ホームの端っこで呆然と見送るしかなかった

もしあなたが16号車に乗っていたら
息が切れて走れなくなる ....
鳥の羽根が

片方だけ大きくなって墜落

もつれながら

羽根はまだ互いを罵りあっている

足だけがあがいたが

もはや空には戻れなかった
シロクマの
故郷と隔たるところに
わたしは住んで
いて

シロクマの故郷と
隔たらぬところに
わたしは住んで
いる



ニホンオオカミが
絶えてしまった時代に
わ ....
制服を仕立てにいくと言って
行ってしまった

トイレや脱衣所の扉が
足音に反応して閉められる
ほろにがい痛みをともなう
(バタン、カチャ
ちゃんと閉めなさい、なんて
言ってたのは
い ....
手近な男とくっついちゃって
あたしもヤキがまわったかなあと
それが照れ隠しなのは
彼女の顔を見たらわかる

手近な言葉
ありふれた言葉
黒板消しで拭くたびに
私の屋根に白いチョークの粉 ....
歩道橋の上で つまらなそうに
黒い帽子の ミスター・クロウ
放課後の 車行き交う上で
舌打ちもせずに 空を睨んでる

そこはまだ低いんだね
高く飛べることを知っているから



 ....
わたしの体はわたしのものなのか

わたしがわたしのなかの
血液を流しているわけではないし

まして心臓を動かしているわけでもない


けれど痛い



大切にするフリをしている ....
区役所を訪ねるたびにとりあえず離婚届を手にしてる嫁 /
俺は問題をつくらなければならない。
冬が白く武装するから
何回でも潰して
問題をつくり続けなきゃなんねーの。
氷が溶けて季節が死ぬ
ひとつの色が死んでなくなる。
滑る階段で開封する遺 ....
雛人形は海を渡らない

「今日は雛祭りよ」
「雛祭りってなあに?」

童話を聞かせるように
雛祭りの話を聞かせる

「ふ〜ん」
それはまるで 
おとぎ話よりも遠い世界のお祭りごと
 ....
 目を閉じてください
 そして
 駆けている
 馬
 を思ってください

 西暦一九八三年
 いちばん後ろから
 ぜんぶ抜き去っていく
 黒鹿毛を見た人は
 叫んだのです
 太古 ....
この言葉が何より先にでて
そのあとに即興でなにかを投げて
返ってくるなにかをみる


余韻を残すことなく消える


あとで語られないように
いま要るだけの言葉が
あなたのすべてであ ....
<十四歳>
十四歳の時の情緒によって
十四歳の時の衝動に任せて
十四歳の時に泣きわめくことが
十四歳の時にはできなくて。





<経験>
もっといろんな男の人と抱き合えば ....
ここに居た

そこに居た

あちらこちらに
居た
ことを記す

愛を叫ぶ雨蛙を乗せた丸い大きな葉も
その傍らに転がっていた水晶のような玉も
美しい色を持つ手が
幾重にも重なったよ ....
むくろと暮らしたことがある
たった数日

むくろは
案外しずかで
ちょうど
子供がいたずらに
掛け布団の下 座布団を仕込み
あたかも眠ったふりをした
そんなふうな

かつて肉体だ ....
ひきこもったカタツムリが大きい 左ポケットで飼っていた
”しあわせの青い鳥”
君がいれば僕はしあわせ

ねぇ本当なのかい?


あくる日僕はおもむろに
ポッケに手を突っ込んで
手を空に向けて開いてみた
小さな青い ....
そっと
指にからめ取る粘液のなかに
胎動のような、ためらいが
ある

たやすくは
秘密裏に動けない総てのものを
固く透きとおらせてしまう
権力が、そこに
ある

良策かも ....
小声で頼んだ並みのマグロが
おおくきなって店中を駆け回る
こちらの身が小さくなるとき
届けられた笑顔 
心ばかりのサービスを 
言葉で返る寿司職人
すべすべの掌が握って
板に乗った寿司の ....
ほぼ等間隔に置かれた
不安のハードル
倒さないようにしながら
生真面目に歩く

決して抜け出せない
ループの回廊
天気はいつも晴れのち曇り
ところにより雨

ほぼ等間隔に現れる ....
街を歩くと背中ばかりだという
マッチ売りの少女が死んでいる通りを過ぎ
崩壊したまま放置された幸福の王子の像の前で待ち合わせしてる
みにくいアヒルの子のように{ルビ悄気=しょげ}てるお前が{ルビ愛 ....
Lucyさんのおすすめリスト(6469)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- あおば自由詩3*14-3-6
西新宿へ向かう朝- 番田 自由詩114-3-6
雪どけ- 石田とわ短歌11*14-3-5
夢の中- 花形新次自由詩114-3-5
二郎ラーメンの列の中で- 番田 自由詩114-3-5
ボールペン- かの自由詩3*14-3-4
この世から卒業してく友人におめでとう言い通夜の寿司喰う- 北大路京 ...短歌914-3-4
前世餓死してるぶん食う- 北大路京 ...自由詩414-3-4
真実を叫ぶ口に口内炎- 北大路京 ...自由詩1014-3-4
1号車の思いなし- ichirou自由詩5*14-3-4
墜落- フユナ自由詩5*14-3-4
さまよう息吹- 千波 一 ...自由詩514-3-4
卒業- 佐野権太自由詩8*14-3-4
春という字【詩人サークル群青三月の課題「春」への提出作品】- そらの珊 ...自由詩17+*14-3-4
空が飛べるんだね_ミスター・クロウ- クナリ自由詩5*14-3-4
- 弓夜自由詩5*14-3-4
区役所を訪ねるたびにとりあえず離婚届を手にしてる嫁- 北大路京 ...短歌4+*14-3-3
(先生十生徒)x京都÷現代詩=PINK- 左屋百色自由詩9+*14-3-3
雛人形は海を渡らない- 夏美かを ...自由詩19+*14-3-3
よび覚ますもの- 平瀬たか ...自由詩2+*14-3-3
通りすがりの- 深水遊脚自由詩7+*14-3-3
十四歳_/_同性愛_他- クナリ自由詩7+*14-3-2
仮埋葬- そらの珊 ...自由詩18*14-3-2
むくろ、と- umineko自由詩25*14-3-1
ひきこもったカタツムリが大きい- 北大路京 ...自由詩614-3-1
神様からの告白- にかほ  ...自由詩414-3-1
琥珀帝- 千波 一 ...自由詩614-3-1
回転寿司- イナエ自由詩12*14-3-1
ループ- nonya自由詩17*14-3-1
もうひとつの童話- ハァモニ ...自由詩5*14-3-1

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