好き、嫌い、好き、嫌い、好き、嫌い、好き、好き、好き、好き好き
角を曲がると私が消える
貶してから褒めるつもりだった
ここに
コンクリートの破片がある
砂と水を固めて
作られた人工の石たち
人が集う会館になり
公園の遊具になり
学校の名を刻む門となり
新しい道となり
駅となり
小さな島に架かる橋 ....
君に会ってから空が青い
平和な殺戮は淡々と行われる
青臭い血の匂い 寡黙な絶叫
ゆるやかな風は心地良く運ぶ
住居を追われ逃げ惑う虫たち
ピンポイントで狙いを定める
鳥たちは戦闘ヘリ
うららかな陽射しの ....
電車のおとが絶えたころ
ひとりで眠っている
わたしは砂になり、シーツのうえにさらさら
零れていく
ラピスラズリの砂です。
あの人の声とともに
ゆめがせなかに打ち寄せて
やわやわと脚に ....
雨が止んだら
この小さな島を出よう
雨が止んだら
引き潮の今 この瞬間から 過去の陸を心で強く強くするんだ
雨が止んだら
娘の湿った日記を もう涙で湿らすことのないよう 前へ前へ進 ....
「はい」その一
はい!はい!はい!はい!はい!
はいは一回!
{引用=はい}
「はい」その二
はい、はい、
はいは一回!
{引 ....
寝る前はハッピーエンドだった
そうだ アフリカへ行こう!!
そう言って父が
長年勤めていた会社を依願退職したのは
定年への秒読みが開始された
梅雨の明けきれない
じめじめした蒸し暑い日だった
それ以来
キッチンに ....
ポプラが空を掴む
悲しみにざわめきながら
母の袖を引く幼子のように
風の指先がかき分ける
激しく 優しく
トランスする巨人たち
幾千万の囁き
言の葉は巻貝を廻る
古の涙から ....
コーヒーを飲んでいると
窓に伝書鳩が降りてきた
うん? 私に宛てて?
指にパン屑を乗せて差し出すと
小さな嘴でせわしく啄ばんでくる
ふふ 可愛いやつ
光沢のある胸を撫でてやると
クク ....
ウハって
穴をのぞいて
エって
みあげたら空
「夕凪」
遠い昔
粉々になった水平線が
白い海鳥に姿をかえました
白い海鳥の
さいごの羽ばたきで
のばされた夕凪で
ひきよせられる
白い骨
「内緒」
わたし ....
私はアメンボに追突され
母の事が分からなくなった
月からやって来たのか
地球の中で私によって排出されたのかさえ
全知全能の眼球は答えてくれない
ひたすら潤むばかり
コーナーを何度曲がっ ....
わざと誤爆している女がいる
第二ボタンたくさん用意している
ひたひたと
ありったけの水を吸い上げ
あおく
あかく
丸く
咲く
装飾花は結実しない
ただ
水をひたらせる
小雨
大雨
さみだれ
にわか雨
夕立ち
根拠のない憂鬱 ....
自分へのご褒美で太る
雨が硝子を 舐めるので
時間すら 舐めまわすので
歩くことの意味や 進むことの意味も舐めるので
この世界には もう 紫陽花しかありません
飴細工のように 雨に舐められて
窓の向こう ....
後悔しそうないろ
夕焼けのいろ
朝から今までを
リセットしていいかな
昨日のあやまち
庭にうめて
明日きれいな花になる
空は捨てられた
想いのかたちの
雲でいっぱいだよ
....
今回は作品をお読みいただき有難うございます。
今後の作品(企画.投稿)の参考に致したく
以下のアンケートにご協力くださいますよう
お願い申し上げます。
1.今回の作品を何でお知りになりまし ....
ねこのまねした石をみつけて
いしのまねして
ねころんで
こかげからとかげがでてきて
たんかきって
マッチすって
ランプこすって
さっぱり
魔法はさびてて
そうだ
ソーダ
のもう
手をつなごうか
心をつなごうか
ねっ
神様がいたりいなかったりする
おとなになってもわからないことがある
トウキビの葉がゆれている
昨夜の雨に濡れたまま
まだ膝くらいの高さだが
すぐに背丈ほどにもなるだろう
トウキビはうまい だが
そんなに食べたいとは思わない
年に一度も食べられれば十分だ ....
ポーチュラカって なんだか いいよね
ポーレシカポーレ みたいで さあ
ポーチュラカって 日照りに強い花だよね
ポーレシカポーレ は ロシアだけどさ
沖縄って なんだか いいよね ....
余計な一言が面白いと思っていらっしゃる
Lucyさんのおすすめリスト
(6448)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
好き、嫌い、好き、嫌い、好き、嫌い、好き、好き、好き、好き好 ...
-
北大路京 ...
自由詩
4
13-7-4
角を曲がると私が消える
-
北大路京 ...
自由詩
8
13-7-4
貶してから褒めるつもりだった
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-7-4
破片
-
そらの珊 ...
自由詩
18*
13-7-4
君に会ってから空が青い
-
北大路京 ...
自由詩
18
13-7-3
草刈り考
-
ただのみ ...
自由詩
24*
13-7-1
砂
-
凍湖
自由詩
3
13-7-1
雨が止んだら_(椎名_誠より続編・敬意を込め)
-
朝焼彩茜 ...
自由詩
7
13-7-1
「はい」三編
-
殿上 童
自由詩
14*
13-7-1
寝る前はハッピーエンドだった
-
北大路京 ...
自由詩
9
13-6-30
アフリカ
-
佐東
自由詩
12*
13-6-27
風と踊るもの
-
ただのみ ...
自由詩
19*
13-6-26
風と共に去りぬ
-
壮佑
自由詩
17*
13-6-26
カロやかに加えるように文字をかいてみる_
-
阿ト理恵
自由詩
11*
13-6-26
引き潮/あとさき
-
佐東
自由詩
12*
13-6-26
拡散と収束__そのイメージは撒き散らされて
-
間村長
自由詩
2
13-6-26
わざと誤爆している女がいる
-
北大路京 ...
自由詩
5
13-6-25
第二ボタンたくさん用意している
-
北大路京 ...
自由詩
5
13-6-25
水の器
-
そらの珊 ...
自由詩
17*
13-6-25
自分へのご褒美で太る
-
北大路京 ...
自由詩
5
13-6-24
紫陽花と砂糖菓子の関係
-
るるりら
自由詩
26*
13-6-24
夕焼けさかな雲
-
朧月
自由詩
2
13-6-24
現代詩アンケート
-
左屋百色
自由詩
4+*
13-6-24
きみとはねむるまえにおもいうかべることがおなじだった
-
阿ト理恵
自由詩
9*
13-6-24
ねっ
-
殿上 童
自由詩
18*
13-6-23
神様がいたりいなかったりする
-
北大路京 ...
自由詩
10
13-6-23
おとなになってもわからないことがある
-
北大路京 ...
自由詩
5
13-6-23
とうきび
-
ただのみ ...
自由詩
20*
13-6-23
そしらぬ風
-
るるりら
自由詩
13*
13-6-23
余計な一言が面白いと思っていらっしゃる
-
北大路京 ...
自由詩
16
13-6-22
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
145
146
147
148
149
150
151
152
153
154
155
156
157
158
159
160
161
162
163
164
165
166
167
168
169
170
171
172
173
174
175
176
177
178
179
180
181
182
183
184
185
186
187
188
189
190
191
192
193
194
195
196
197
198
199
200
201
202
203
204
205
206
207
208
209
210
211
212
213
214
215