衝突した
柔らかな盾をかかげ
武器は持たず
ありのままと少しの虚勢で
頭を下げるつもりだった

    発展を願うべき未来に水をさし
    粉砕 ....
静かな朝に
とおくとおく
列車の音がする
私達のあらましを
紙に綴った日
小さな子供は
おろかしい大人を
黙って観ていた
列車が走る音に
夢を重ねて
救いは雨のようなもので、
求めないならうっとうしく、渡せばただの水になる

たいていのことはもう知っている

人のためにというのはたいていは自分のためで
自分を犠牲にしてまで他に尽くすなら ....
勿忘草嫁の元カレの存在 おらの村にもサグラダ・ファミリア建てるべ タイムマシンに乗って同じ過ち 青空の描かれた箱庭の中で
或いは、人と時の消えた大都市で
僕はたったひとり歩いている

終わりのないこの場所で
あの日見た夢の続きを
まだ探している

皮膚は{ルビ嗄=しわが}れて
 ....
「ドップラー効果」がでなくてピーポーピーポーポーピーポーピー 高嶺の花をヘリから摘む  

棺は静かに炉に入り 錠が下ろされた。
男は 合掌している彼を扉の横に連れて行き
ボタンを押せと言う
「それが後を引き継ぐあなたの役目だ」と

うなり始めた炎の音を確かめ控え室に戻る ....
今日が不安なのはいつものこと
ドアをあけたくない気持ちになる

雲っているから
雨がふりそうだから
制服の頃なら通じたいいわけ

もうため息はつかない
そんな約束は無効になって
背を ....
父が商人になったきっかけは
一本のから芋の蔓だったのです
長男だった私は
そんなことを弔辞で述べた
そばで母や妹たちのすすり泣きが聞こえた

その前夜
父はきれいに髭を剃ってねた
どこ ....
 かなしくったって はらはへる

 ちいさなともだちを まいそうした

 そのてでつくって くらうのか

{画像=130430045024.jpg}

 かなしみをくらいたりない  ....
真夜中に

回るプラスチックの白馬たち

振り返ることなく

たてがみを立てて前へ進む

くるくる回る

それはとてもまじめで

見ていると苦しくなる

どこかへ向 ....
胸骨のなかが冷え込むと
やはらかき草のうへに横たはり
全身の痛点を耳にして
よみへ続く覆水の
砂礫に混じる星屑が
ふれ合う金属的な響き
を聴きつつねむる。

*

その響きは
地 ....
こうも近いのか、、


たかだか
何年何週何回転したか



それぐらいなんだ



だけど


ズボンを降ろしてYシャツをいれる
鞄を持つ
嫌いだった音楽を聴いて
 ....
モアイにエクボ彫る 一日がおわり
意地悪なわたしは
その日にめぐりあえたすべての?を君におしつける

君はいつでも下をむき
進化の限りを尽くして答えようとする
ことばもまた流れてゆくものかもしれない
君もま ....
おそるおそる下を覗いています
建物の数だけ見渡す世界がちっぽけなものに見えてきました
ちっぽけな暮らしのなかで夢はいつも大きくふくらんで浮かびます
汚いアパートですね
レースに隠れたゼラニ ....
買ってでも欲しい国民栄誉賞  まとめると、といいながら飛躍しますが。

 国家というものは、自由と平等(互助といってもいい)という軸に立って
 どこに立つかというせめぎ合いをしているわけです。もう面倒くさいので、
  ....
空のどこかが
解けて
みずが零れる



モノとコトの上に
容赦なく
みずが注がれる





ぬるんだ雨は
葉っぱを揺り起こし
やわらかな雨は
根っこにじ ....
カテゴリーに加えられて
気持ちいい僕と
喋る影の猿たちに
マシンガンが夜を裂いて
語りかける
朝が来るまで
朝が狂うまで

狂った時計が
緑色に光る
前時代に作られた
優しい ....
ひとは裏切りをぼくに見せるまで

どんな密談かさねていたのだろう

ひとがそれをかさねているあいだ

ぼくは一体なにしていたのだろう


お客様に怒られていたのか

コンビニの夜 ....
若者が悩んでる感じ。あんたら好きね。
でもさあ、知ってるかな。あいつら割とそういう風を装ってるだけだよ。
家に帰ったら家族がいてさ。電話して恋人と喋って、たまにセックスしてね。
あいつらみんな寂 ....
あなたは、あいしたものへいつだって
しにたがりな言葉をあててしまうから
私はそんな頭を「わらわずや」って、
わらいながら撫でつける
ゆびさきは、
自律神経からいちばん遠い場所だから
いつだ ....
嬉々としてチカン撃退する狂気 破魔矢で狙われている いっこいっこ
感情を取り出して風にさらせ
解体してルーペに乗せて
顕微鏡もっと下さい

いっこいっこ
欲望を取り出して陽にあてろ
白日の鑑賞会
羞恥で炎上

いっこいっこ
記憶を ....
母にあいにゆく 明日
なんとなく息苦しい
なんとなく憂鬱

母は
やっぱり母だろうな
そうであってほしいし
そうでないことも願っている

今日は鏡をみない
私の中の母をみたくないか ....
Lucyさんのおすすめリスト(6448)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
不毛- 百瀬朝子自由詩113-5-2
愚手- 自由詩613-5-1
その音は岩に響いて- ゆったい ...自由詩213-5-1
勿忘草嫁の元カレの存在- 北大路京 ...俳句213-5-1
おらの村にもサグラダ・ファミリア建てるべ- 北大路京 ...自由詩713-5-1
タイムマシンに乗って同じ過ち- 北大路京 ...自由詩1913-5-1
現実- 莉音自由詩4*13-4-30
_「ドップラー効果」がでなくてピーポーピーポーポーピーポーピ ...- 北大路京 ...自由詩213-4-30
高嶺の花をヘリから摘む- 北大路京 ...自由詩413-4-30
儀式2_移入- イナエ自由詩4*13-4-30
親鳥- 朧月自由詩313-4-30
弔辞- yo-yo自由詩1513-4-30
ひとでなし- ドクダミ ...自由詩713-4-30
メリーゴーラウンド- かかり自由詩313-4-30
全身の痛点を耳にして- 凍湖自由詩413-4-29
無縁だと思っていた- 最都 優自由詩413-4-29
モアイにエクボ彫る- 北大路京 ...自由詩613-4-29
化石河原- 夏緑林自由詩313-4-28
高所恐怖症- アラガイ ...自由詩5*13-4-28
買ってでも欲しい国民栄誉賞- 北大路京 ...川柳513-4-28
あーもう、時間がない。- Ohatu自由詩113-4-28
穀雨_(こくう)- nonya自由詩23*13-4-28
左右リンチON- 竜門勇気自由詩3*13-4-28
それをかさねているあいだ- 吉岡ペペ ...自由詩713-4-27
めくらども- ボトルシ ...自由詩313-4-27
知りたがり- ゼンメツ自由詩513-4-27
嬉々としてチカン撃退する狂気- 北大路京 ...川柳513-4-27
破魔矢で狙われている- 北大路京 ...自由詩513-4-27
いっこ- 三田九郎自由詩213-4-27
おんなの鏡- 朧月自由詩313-4-26

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