Bなのか13なのか分からない血文字のダイイングメッセージ 鉄板に触れたとこから溶けていくバターのように君に溺れる 親父は
50を越えて平サラリーマンで
一回りも若いあんちゃんに
日々ダメ出しされる鬱積を
家族に向けたが
10代引きこもり長男と
20代風俗嬢長女と
金と韓流が生き甲斐のババアに
逆に ....
       かくしてください
       さみしさが襲います
       昼と夜との狭間から
       からだと毛布のすき間から
       飲み終えたコーヒーカッ ....
天が地を柔和に踏みつけると
アラユル路が神経回路としての機能を失った
メケ 限りない劣情に踊る旗
標識たちは無言で主張するそれは真っ当なことだろう
生きている人にとって生きていると言うことぐら ....
見たか?

見た見た!

聞いたか?

聞いた聞いた!

それで どう思う?

ま ここは
見なっかったこと 
聞かなかったことにして…
      毎朝冷たい風に吹かれながら
      洗濯物を干すその手は
      ひどくかさつき荒れていた
      誰よりも早く起き
      米を研ぎ、味噌汁をつく ....
逃げた
触れれば離れられなくなると
知っていたから

逃げながら
あなたが追ってくるのを
感じていた

逃げきれなかったふりをして
中途半端な隠れ方をして
待った

あなたが通 ....
     家が死んだ
     広い庭に大きな木のある
     昔ながらの家だった
     縁側のあった家は壊され
     大きな木はどこかへ運ばれた
     乾かす洗濯物も ....
烏龍茶あたためますか
あた貯めますか、そうですか
ただ今あたが四つであたシになります
あた詩に交換するなら受付はあチラです
こチラの用紙に青年月日をどうぞ
ピーターのご友人なら空欄でも((チ ....
友人の車のターボチャージャーがいかれて修理に15万ほどもかかるので
通勤の足の無い友人に僕の車を貸してある。
僕はといえば通勤は自転車で5、6分歩いて10分というところなので
日常的に自分の車に ....
うずうずする
{ルビ瘡蓋=かさぶた}を引っ掻いたら
僕の中から
僕の中身が滲み出た
あぶないあぶない
こんなどす黒いものは
絆創膏で塞ぐに限る
乾いてくれば痒くなり
ついなんどでも剥が ....
一重の瞼のその奥の
瞳に映る景色は
美しいでしょうか
その中に私
映っていいのでしょうか

まるで毒を飲んでしまったようです
幾分前から苦しいのです
でもこそばゆくて
心地いいのかも ....
 
羽根がはえたかと思ったんだ

ダウンジャケットのだったんだけどさ

けどね、ちょっと、ちょっとだけだけど空を飛ぼうなんて思ったんだ



 
記号にからまってもう神に戻れない 息が詰まるほどお月様の背中 ウイルスのせいだ支配者が宿題を忘れている 庭のすみで箱を見つけた

その箱の中に庭をつくった

その庭のすみに箱を置いた

その箱の中に庭をつくった

その庭の中で

ぼくとあなたが暮らした

おだやかな日差しを浴びな ....
シュン! シュン! 飛び去る一瞬一瞬
びょう! びょう! 風吹く一秒二秒
塵 散る 満ちる 青い問い
埋もれ生まれたガリガリ亡者
スン! スン! 寸の間 一分二分
掻き毟る両手につかめはしな ....
あなたのみらいのために祈らせてください

そう語りかける女の瞳は
目の前の現実であるわたくしではなく
どこか遠い国を見ているようでした

ミライは
いつの間にか
ミイラにすり変わってい ....
どこでもドアでお遍路巡り 群れからはずれた ひつじがいっぴき
光に打たれて たっている
かなしいでも
誇らしいでもなく
ひつじがひとり たっている
まるく くらい 影をおとして
ひかりがひつじを 打っている
 ....
遠い昔のことよりは
今の家族を思うとき
苛立ち不満を見るよりは
今の楽しさを感じて生きる。
不自由な君の手をさすり
冷たい君の手をさすり
世間話につい昔
未来の話は嘘になる。
今の楽し ....
「あんたたちのせいでわたしいつまでたっても大人になれない」
を使って文章を作りなさい (10点)

あんたたちのせいでわたしいつまでたっても大人になれないなんて大人になれないことを他人の ....
道路わきで見かけるほとんどの獣は
車に引かれてしまった獣
口をぽかんと開けて
横たわっている
腹が裂けたり
頭が割れたりしているものもあるが
たいていの獣は毛むくじゃらで
 ....
はじけてる星屑を盗んできてよ。こんぺいとうじゃだまされない。みんなしてるみんなって、どこのみんななのか氏名住所を挙げてみなさい。わたしのわたしで描くわたしきり、とけないマシュマロを食べたら、冬 .... いつかは捨てなければならないものたち
おもいではすでにどの街にも
棲みついてはいないのだろう
もう昔々あるところにはだれもいない

ものの変化を過去というならば
いいかげんな記憶のなかから ....
お母さんは学生時代の友達の家に遊びにいくと必ず寝込んでしまった。
それはいつも二、三週間続いた。
そうなると私が弟の面倒をみて夕飯や朝ごはんを作るのだった。
私がそれを受け入れればお父さんとその ....
床に置かれた柱時計を

笑っておられるのですね


もっともなお話でございます


天板の埃がくすぐるのでしょう

お心のイタイトコロヲ


少しも異論はありません ....
      折り紙を折るその指先は
      あどけなく、いつも湿っている
      クレヨンを持つその指先は
      つよさを隠しもっている   
      あした晴れたなら手をつ ....
Lucyさんのおすすめリスト(6469)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Bなのか13なのか分からない血文字のダイイングメッセージ- 北大路京 ...短歌415-1-23
鉄板に触れたとこから溶けていくバターのように君に溺れる- 北大路京 ...短歌415-1-23
血みどろの家族- 花形新次自由詩215-1-22
眠りのなかへ- 石田とわ自由詩11*15-1-22
メケ- ただのみ ...自由詩12*15-1-21
日光三猿- イナエ自由詩10*15-1-21
紡ぐ日々- 石田とわ自由詩17*15-1-20
いつもの夢- 森川美咲自由詩1*15-1-20
ひとり陽だまり- 石田とわ自由詩10*15-1-20
hot_oolong_tea/即興ゴルコンダ(仮)投稿.6- こうだた ...自由詩5*15-1-19
赤いモペット- 梅昆布茶散文(批評 ...915-1-19
瘡蓋- 花咲風太 ...自由詩515-1-19
一重の瞼- 瑞海自由詩7*15-1-19
空を- 殿上 童自由詩16*15-1-19
記号にからまってもう神に戻れない- 北大路京 ...自由詩615-1-19
息が詰まるほどお月様の背中- 北大路京 ...自由詩115-1-19
ウイルスのせいだ支配者が宿題を忘れている- 北大路京 ...自由詩415-1-19
箱庭- 青井自由詩315-1-18
餓鬼- ただのみ ...自由詩15*15-1-17
巴里、骸骨寺で- そらの珊 ...自由詩17+*15-1-17
どこでもドアでお遍路巡り- 北大路京 ...自由詩1115-1-17
群れからはずれた羊が一匹- はるな自由詩1115-1-17
生活の隙間- ……とあ ...自由詩20*15-1-17
「あんたたちのせいでわたしいつまでたっても大人になれない」- クローバ ...自由詩4*15-1-16
口をぽかんと開けて- クローバ ...自由詩3+*15-1-16
冬、はじめました。 - 阿ト理恵自由詩18*15-1-16
あしたの風- 梅昆布茶自由詩1815-1-16
帰り道- 吉岡ペペ ...自由詩1415-1-16
のぞきあな- 芦沢 恵自由詩18*15-1-16
ふしぎがいっぱい- 石田とわ自由詩14*15-1-15

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