このまま海へ
風音

どうせ
さすらうことばかりで
生きてきたのだから

目差すのは

このまま海へ

端から端まで海
どこまでもどこまでも海

涙零しても
どうせ海の味と同じなのだから

冷たい海へ
ざぶんって

母なる海は

わたしを
そして
あなたを

ぼくたちみんなを

癒してくれるでしょう


自由詩 このまま海へ Copyright 風音 2008-02-22 08:38:48
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