すべてのおすすめ
馬の背に乗り駆けるは姫か
囚われの君そなたはおのこ
牢獄の窓には月が射し
枷を鳴らしてうずくまる
姫は剣を携えて
光る光る蛍の様に
向かう先には地獄があるか
だが
駆け ....
君は花火をみましたか

背中にかくれてりんご飴

綿菓子クレープかき氷

金魚はうしろで掬えない


君がいて夏のよる

お祭りさわぎの胸のうち

花火がしずかに打ち上がる
 ....
誰かに手紙を差し出したい
秘めた恋心を
白い便箋の罫線の間にそっと忍ばせて

誰かに手紙を差し出したい
今朝咲いた朝顔の欠伸が
黒いインクの文字から聴こえてくるように

誰かに手紙を差 ....
かなしみ島の住人は
毎朝、かなしみの海で顔を洗う。
その顔はまた涙でいっぱいになる。

朝は顔を洗わないと始まらないから、やはり洗う。

人生なんて終わればいいと叫びながら、朝がくれば顔を ....
  お願い、
  ドアを閉めて。
  その椅子に座って。



  涙のギター、
  スライドして。
  出来るだけ、
  音を伸ばして。



  歌うなら、
  ....
どれみふぁ
どれみふぁ

かなしいうたをうたっていても

あなたが現れると
笑い顔になってしまう

こまりましたどれみふぁそらしど

背の高いあなたと並ぶと
子供になった気持ちで ....
あなたはわたしを綺麗だと言ってくれました

だけどあなたの目指すものが美しすぎて

わたしは後ずさりをしてしまいました


あなたのためにクリスマスは

好きな色のマフラーを編みまし ....
緑色が波打って
濃くなって
育まれている
数えきれない夢たちを
数えてみる試み

1から10まで
10からまた1にもどる
5、くらいでたいてい数を忘れるから
また1にもどる
本当の ....
? 目覚め

「いい加減にしろよ田中。そんなお前見たくねぇぞ」
今朝も俺を説諭する友人、工藤の夢で目が覚めた。
俺は田中じゃない。


? 山本または山室

「ゴゥ、ゴゥ、ヤマモロ! ....
パン工場に出かける前に 
海辺で裸になる日課
務め後は陸上公園で裸足になる日課 
仕事中はいつも外ばかり見ている

砲丸投げのサークルには水がたまっている
べとべとする地面で走る馬鹿は他に ....
みえるひとって
苦しくはないのかな

あらゆる人の悲しみ
あらゆる人の痛み
すべて 引き受けてしまうのに


みえるひとの痛みは
どこへ行くのだろう

月のない夜に紛れて
そっ ....
鏡の裏から七色の道化師がひょっこりと顔を出してこう言う、
この中に入ってみないかいとおおざっぱに誘われた、
箱の中に入ってはいかがかな?
箱の向こう側からは七色の幻がうねりながらこちらを傍観して ....
にゃーちゃん

その首筋に
そっと
顔をうずめると

とても
安らいだ
気分になるんだ

ほのかな
洗濯の匂いと
慣れ親しんだ


ぐぅぐぅと
寝息をたてて
ぐっす ....
 http://www.youtube.com/user/melonmaeda#p/a/u/0/-V1WgjuIFu8

愛してるくせに
無視してるんだね

リアルな恋は
素直じゃないと
 ....
わたしは女の子になりそこねた女の子

欲しいものはむかしから

すぐには手にはいらなかったの

だから

作ってみたりする。



「わたしの作ったケーキはおいしい?」

 ....
ふわふわ浮かせたり

箱につめたり。

なんだかもてあそんでしまいます

こんなに晴れた空の下じゃ

とてもとてもほどけない。


「どうして分かってくれないの!

わたし、 ....
わたしの右脳と左脳が
けんかをしています

頭が悪いのはきっとそのせいです

わたしの右足と左足が
けんかをしています

足がのろいのはきっとそのせいです

わたしの右手と左目が
 ....
きのう、きみの夢をみた
バスの中
きみはいつもの、あの感じで
私のことを、はらはらさせた

私はやっぱり、大人になれなくて
もういいよッと、
しかめっ面をして見せた

ずっと昔のこと ....
心やさしき ひとよ

心強き ひとよ

人々の痛みがわかりすぎるから
その胸を絶えず悩ませ

希望を
明日を

指し示してくれている

勇気ある ひとよ
真のリーダーたる ひ ....

夫があまり鋭く見つめるから
わたしはしだいに削れてゆく
夫と婚姻関係を結んでからのわたしは
もう余程うすっぺらくなったらしい
強く手を握られると
きしゃり と指ごと潰れるから
か ....
ざわざわする
ほんとは 誰とも
繋がれないのではないかと

ざわざわ する
自分のことで 手一杯で
優しくなれない

ざわざわする
約束は果たされず
勝手なこと言って 浮いている
 ....

hen
koke kotuko
朝を
告げよ
梅枝で
そら
もうすぐ
朝だぞと
トサカが
素敵だぜ
きょんくりん へん
うだうだとした生活をしていたら、
4キロ、5キロ
あっという間に8キロ増えた

主治医に指摘され
ようやくダイエットを決意する

今までは普通に生活していても
増えなかった体重
代謝 ....
プライドをずたずたにされた昼
黄色い電車の窓

ぼおっと外をみる
冬枯れの桜並木

一瞬、
その枝の先々がうっすら
ぴんく色に見えた・・・

もう 春なんだ
あと1ヶ月もすると花 ....
この狭い都営住宅の部屋の中にも
20×30の空間は無数にある

その空間をキミたちは
自由自在に遊びまわる

カーテンのかげ
天井までとどくタンスの上
押入れのすき間
整理ダンスに囲 ....
朝から起きられない
なんとか薬だけを飲み
また うとうとと眠る

昼近くに遅いブランチをとり
また夕方まで眠る
長い長い眠り

何日も何日も眠りの日々は続く

その眠りの中で
私 ....
某公園の池
15?先に浮く物体を指差し
「あ、白い水鳥。なんて鳥だろうね?」
「あれ、レジ袋だよ」

ここでまた一つ
小さな夢は潰された

学校帰りの道すがら
物体の手前3?
(あ ....
              080404


コレでよい
コレで
ひとかけらの土塊を
脚で踏みつぶす
粉々にしてから
ふるいにかける
乾かしては水を加え
塊にして
叩く
叩く
 ....
春の雨に隠された怖れを彼女は見ている
幾つものしずくに映る逆さまの世界を
彼女は見ている

からだの動かし方は知らない
時代がかった衣装の代えもない
おひな祭りというものが過ぎて
誰かさ ....
さよなら 
と言ったはずなのに
あなたは笑って許してくれた


ピンクの薔薇の花束と
なくしてしまった
パールのピアス


差しだすあなたの優しさが
ナイフのように
わたしを貫 ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12006)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
とある姫の物語- 田園自由詩2*11-8-5
君は花火をみましたか- 小鳥遊儚自由詩211-8-4
誰かに手紙を- 乱太郎自由詩26*11-8-4
かなしみ島- そよ風自由詩211-8-3
クソ- 草野春心自由詩211-7-31
lovely- 小鳥遊儚自由詩411-7-28
言えない恋の- 小鳥遊儚自由詩411-7-26
七月を数える- あまね自由詩1211-7-24
夏のお楽しみ抽選会- salco自由詩7*11-7-18
死んだ目をした警官に海_- 民次郎自由詩511-7-7
みえるひと- 伊織自由詩8*11-6-8
七色の道化師からこんにちは- うんち自由詩311-5-21
にゃーちゃん- 森の猫自由詩14*11-5-3
♪愛してるくせに- A-29自由詩1*11-4-18
女の子になりそこねた女の子- あきひめ自由詩111-4-14
かわいいあのこ- あきひめ自由詩111-4-7
けんか- マフラー ...自由詩8*11-4-7
キャラメル- うめバア自由詩311-4-7
やさしいひと- 森の猫自由詩5*11-3-24
dissimilation.- 吉田ぐん ...自由詩4911-1-6
ざわざわするの詩- アザラシ ...自由詩910-7-7
あさをつげる_やつ- ドクダミ ...自由詩109-12-27
ダイエット- 森の猫自由詩2*09-3-26
ぴんく色- 森の猫自由詩3*09-2-26
20×30の幸福- 森の猫自由詩7*09-2-8
長い眠り- 森の猫自由詩11*09-1-25
鳥見病- アザラシ ...自由詩13+08-5-9
カニバリズム- あおば自由詩17*08-4-4
フランス人形- soft_machine自由詩20*08-3-29
別れのティアドロップ- 渡 ひろ ...自由詩8*07-8-2

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