ビョーキ

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ツナガリ
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肉体的恋愛
アキラメ
希望
絶望

空白
白濁
煙草
珈琲
 ....
土曜日の夜に2件
日曜日の午前中に3件
電話がかかっていた
この週末ずっと部屋にいたぼくは
留守番電話が計5回反応したのを
全部見ていた

誰だってお断りのときがある

そんなとき
 ....
部屋はいつもGONESHのラズベリーを焚いて
赤いギターを吊るし上げている
ピックのネックレスを嬉しげにぶら下げた
あいつの部屋はいつも汚い
携帯電話の着メロをダウンロードしても
いつもマナ ....
湿った風が頬を撫でる。
低層とはいえ、
屋上に吹く風は、
やはり地上より少し強い。

初夏の太陽のまなざしを受け。
はたはたと、
風に揺らめく白いシーツは、
恥 ....
逃げるんだ逃げるんだ。
鬼が来るから逃げるんだ。
家も家族も生活も、みんな捨てて逃げるんだ。

梅雨の雨に涙を隠して、
梅雨の霧に身を隠して、
蜜夜の闇に君は守られ ....
カレンダーが
隙間を 埋める

いちいち 並んだ文字
規則正しく
色までついてる

ななめに さいて
ずらしても

あくる日は 書いてなかったように
きちんと くる

時 ....
焚き火の火を見つめながら
煙草を吸っているから
涙もくしゃみも煙のせいにできる

焚き付けの新聞紙にはテロのニュース
世の中のもめごとみんな燃やしてすっきり
なんてわけにはいかないけど
 ....
七月の窓辺

夏色の羽をはばたかせて
揚羽蝶がひとり
庭に迷い込んできました

羽を持って生まれてきた生き物は
そんなふうに飛ぶのが
当然なのだというように

ゆらりと抱いた風をふ ....
貴方は確かめるように
探るように
ゆっくりと私をなぞる

私はささくれた棘が
貴方を傷つけないかと
息を潜め身構える

何かあったの?と
問うような瞳で見つめる貴方は
髪に触れ ....
とても寂しそうに立っていたから
声をかけられなかった
檻の中
100センチの
ペンギン

タイミングが全て合ったら
結婚しましょう
氷の上で

夕方の風は冷たくはないの
ぬるいの ....
今僕はサントリーウイスキーを飲みながら
この手紙を書いています

18歳の君たちは
まだ若い盛りで恐れるものは何も無いでしょう
辛い恋と思うものは
実際、たいして辛い恋ではなく
カクテル ....
あなたはわたしの何もかもを知らないし
わたしはあなたの何もかもを知らない
それでいいと思う

それでいいと思ったら
夏の柔らかい部分では
雨の方で都合をつけて
わたしとあなたを
水たま ....
おっきなカエルが枕元に立って
コートの襟を直しながら
鼻の穴をヒクヒク ゲコゲコ


寒い季節になりました
子供たちを運ぶのを
手伝っていただけませんか?


あたしは目をパチ ....
唇で、
嘘をついて、
君の中に、
忍び込む。

舌には舌で、
指には指で、
嘘をついて、
君へ、
滑り込む。

甘い汗、
舐めて、
蜜。

吐息、 ....
梅雨の雨にキスをして、
みなさんじめっとさようなら。

空っぽ空にキスをして、
みなさんからっとさようなら。

太陽の果実にキスをして、
みなさんおいしくさような ....
想い出は
いいものばかりで

ときどき
あなたの名を呼んでしまうけれど

聞こえたら
ごめん

答えないで

想い出が
更新してしまうから
空から落ちてくる
やさしいものたちへ

こうしていると
鮮やかに蘇るのは、きっと

傘を忘れ
唇を噛んで
トボトボ歩いた幼い日

胸を弾ませ
両手をかざして
友と駆けた青春の日 ....
まだ携帯電話が
一般的でなかったあの頃
待ち合わせ場所に
君は現れず
2時間待った僕は
君と二人で良く訪れた
この喫茶店で独り
コーヒーを啜る

ニーチェの善悪の彼岸
ツァラトゥス ....
予約していたのは
ありふれた ごくごく簡素なホテル
チェックインし 渡された鍵は1547号
けれど15階の何処にも
47号室は見当たらず

フロントにとって返して尋ねると
ああ 失礼しま ....
子を産む。
母を知る。
己を知る。
過去にさかのぼり
見えなかったものを見る
聞こえなかったものを聴く
忘れたものを思い出し
そして子の未来を願う
繰り返される
営みのなか
過去と ....
あなたが あのこと キス する あいだ

とおい むかしに たびをして いた


おとが すこし

きこえにくかった あのころ


まいくに きょうみが でたのは

そのこ ....
 
   水に映る自分を
   かきまぜてもかきまぜても
   自分にもどる
砕けた背骨など
切り裂けた肉体など
コルセットで締め上げて
美しく着飾れば
微笑むのは容易い
私は、強い女



人々の喝采も
百万本の薔薇も
救えぬ魂
あなただけ ....
重い防具担いで
朝早くから歩いた道を今
二人揃って手ぶらで歩いてる
たった数年前の事を話して
涙目になったりする

もうあの頃には戻れないんだなぁ
などと言いながら
6年間飽きもせずに ....
風の便りに聞いたんだけどさあ
20年も筆を折ったままだったおまえが
またぞろ詩を書いているんだってね

どうゆう風の吹き回しだか知らないけど
本棚一杯の現代詩手帳やユリイカ
荒川洋治やら訳 ....
そんなに強くしないでと、
君はいう。

構わず痕を付ける。強く。
あいつの知らない場所に、おれの痕を付ける。

おれを愛した唇で、
あいつを愛撫して、
おれが愛 ....
電灯に 虫が群がる

暗闇を震わせて

光に酔ったように身を惑わせる

ぶつかり合って 羽を散らし

ひとつ

ひとつ

闇に落ちていく

ああ

あれは ヒト だ
 ....
 当たり前のことだけれども、ディズニーランド(以下TDLと略)には、ミッキーマウスがいる。今では誰もが知っている話だが、あれは「本物のミッキーマウス」なのであって、決して人が中に入っている着グルミでは .... どのくらいの広さで降っている雨なのか
心は探りに行く
夜に出てゆく

けれど心は気持ちでしかないので
体の外のことは何も感じられない


雨の立てる匂いの遠さと近さ
水の滞空時間
 ....
たおれるって 
あきらめることでは なくて
おきあがれない こと

かよわなくなった こころ
暗く 憎しみばかりつのる時

灯は しずかに 病みを照らして

今は 夜
ただ ....
千波 一也さんのおすすめリスト(7731)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
教えておくれよ、そこの詩人さん- 虹村 凌自由詩4*05-7-13
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「_湿った風。_」- PULL.自由詩5*05-7-13
「_鬼さんこちら。_」- PULL.自由詩4*05-7-13
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ペンギン園- チアーヌ自由詩1605-7-12
拝啓、5年前の僕達へ- ヤマト自由詩305-7-12
siranai- tonpekep自由詩22*05-7-12
カエル交響曲no5- 蜜 花自由詩5*05-7-12
「_君は嘘を。_」- PULL.自由詩6*05-7-12
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想い出- 蒼木りん未詩・独白8*05-7-12
雨の中で- フォマル ...自由詩5*05-7-11
王城- 恋月 ぴ ...自由詩2*05-7-11
隠れ処ホテル- 塔野夏子自由詩4*05-7-11
結び目- ノクター ...自由詩2*05-7-11
あなたがあのことキスするあいだ- 蜜 花自由詩12*05-7-11
ノート(35Y・12.3)- 木立 悟未詩・独白405-7-11
自画像の女- yaka自由詩5*05-7-11
歩こう、歩こう。- 虹村 凌自由詩3*05-7-10
風にふかれて- 恋月 ぴ ...自由詩4*05-7-10
「_残酷に。_」- PULL.自由詩6*05-7-10
『ヒト』- しろいぬ自由詩6*05-7-10
ミッキーマウスの中身- 大覚アキ ...散文(批評 ...1105-7-10
雨の日のアメリア- 小池房枝自由詩2205-7-10
- 砂木自由詩20*05-7-10

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