深夜の徘徊 

「こんばんは」

早朝の起床 

「おはようございます」

どちらも同じ時間なのに

生活によって 姿を変える時間

誰もに 平等に与えられたもの
くもひとつない
あおぞらも
すきだけど

よるにみせる
ふかいあおが
もっとすき

ふかくて
ふかくて

ずっとみてるうちに

くろにかわって

でも
そんなへんかにも ....
いまのは世界中の石像が
月のちからにひかれ
変身しようとして
均衡をうしない
たおれて砕けた音だ
今夜は 泣いたって大丈夫なんだ

明日は休みだから

まぶたがはれても

あなたを 想いつづける・・・
   暗闇の中に、
   わたしはあなたの
   横顔を探したい
   満たされて静かに微笑む
   十六番目の月のように
   もういいのだと言った
   あなたの横顔を、
  ....
花の表紙のノォトの中に
それはそれは
大切な風に書かれていた


日記であったのか
詩であったのかも
定かでない
淡き恋の想いについて
吐き出された拙い言葉の塊


まるで ....
突如現れ行く手を阻む

急流の渦に


巻き込まれぬよう

さらわれぬよう

細心の注意を払っていたのだが

この淀みにはちょっとお手上げ



けれど

も ....
私はやはり、と
言わざるを得ない
やはりあの{ルビ畦道=あぜみち}を
脇目も振らず
私は歩いていたのだと


炎天、真昼、陽炎
夏が侵攻していた
それはいつも匂いから始まる
濃厚な ....
あなたのみみたぶのゆめをみて
そのあとにあたしは
みしらぬ土地にいた
花の咲かない土壌にまみれた
春の匂いのする かわら


あなたはかぜをひいたといって
うすくらいへやで
ゆるやか ....
かち とろう
ゆき ゆこう

ふくみ ささぐ
きはくな ほし

こい こごう
ゆめ とばそ

ぴりぴり とした
ひりひり ときた

なげく なじる 
ぬいでしまえよ

こ ....
わたしはわからない
 口をきけない
  あなたの悲しみ


わたしにはわからない
 耳がきこえない
  あなたの悲しみ


わたしにはわからない
 目が見えない
  あなたの悲 ....
洗いたての髪

あなたと同じ

シャンプーの香り
読んで 涙して

読んで 微笑んで

心の洗浄 あなたの言葉
ほんのり

ほんのり

片思い



恋の悩みと語るには

あまりに未成熟



きみの手紙の「ふ」の字から

微笑む顔を想像し


眠い眠いを繰 ....
はちみつがすき
癖のある濃い蜜も人差し指ですくい取って
甘い蜂の子のための愛情を横取りした気分
だけどそんな日も悪くない
花が少しずつ溜めたごちそうを
蜂が奪いわたしが奪う
はちみつがすき ....
不幸は甘い蜜の味がする。
だから一度でも
不幸を味わうと、その甘美さを忘れられず
毎夜毎夜、
幻覚に捕らわれてしまう。

自分の不幸は蜜の味。

不幸の一滴を口に含んでみる。
初めは ....
やさしさをうたうは哀しき{ルビ歌人=ひと}ゆえか 
            いたみを知りてその{ルビ歌人=ひと}を知る


眠れずに聴く子守歌は中島みゆき
            何故か重な ....
ウソを付くコツは
ホントを少し織り交ぜる事

ホントの気持ちは鏡の中にある

遠くから
くっきりと見えてたはずなのに
近づくと
吐息や体温で鏡が曇って見えなくなっていく

だから  ....
強い力で空を裂き 
轟音残すジェット機と。

風に乗っていつまでも 
無音ですべるグライダー。

わたし?
自転車だよまいったか。

疲れたら休むし。
下り坂では調子 ....
生まれては消えていく日々

疲れたぼくのからだに

銀の雨がとおりすぎていく
ゆっくりと
呼吸する
緑の植物


ぼくの時間が
音もなく流れだす
風のない日に

ぼくは急いで

時計の針をもとにもどした
閃光と爆音が果てしなくつづく
長い長い夜だった

終戦前夜の静かな港町に
これが最後とばかりに
ありったけの爆弾が落とされて
夜空はまるで夕焼けのように
真っ赤に染まったという

 ....
ある日、仕事を終えて
更衣室のロッカーを開くと
取り付けの小さい鏡の下に
お守りのようにぶらさげていた
5センチのくまのプーさんが姿を消していた

プーさんは
うまくいった日も
へまを ....
朝鮮人は野蛮だと思う
支那人は野蛮だと思う
だが俺が君にして欲しい事を教えたら
君は卒倒してしまうでしょう
そう僕はエロなんです
結局は変わらないのでしょう
そうだとしたら
いつかきっと ....
不覚にも

こころときめき

きみの一挙手一投足に

いちいち振り向くこの僕



恋なんぞ

有り余っているのに



何故またこんな

浮かばれぬ思いを
 ....
真昼の公園で
全身、汗にまみれながら
ジョギングをしている人がいる。
両の手に
ペットボトルを握り締め
汗に濡れ、体に張り付いたランニングシャツから
鍛えぬかれた筋肉の動きが感じられて
 ....
燦々sunとおひさまサン
散々な夏とならぬよに

なつ なつ なつ なつ いけサマー

きサマとおれサマ どなたサマー

ゲコ ゲコ ゲコ かえるサマー

いるいるいるいる いるかサ ....
あんまり強い陽射しだから

「白いところ」と「白いところ」の間を選んで

アツクならないように

そうっと歩くんだ



ぼくの思考回路上

暑くても息を荒くするのは
 ....
すれ違った自転車の子供を
振り返る


白線が
鮮明に割き続ける
通学路だったアスファルトから
子供たちの声が古いものから順に遠のいてゆく


肌で増殖する蝉の羽の ....
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