かじりかけの春にあきて
手離すように
雪が吹雪いて

どこに
隠れて
泣いてるの

さすっては
旅立ってしまう

花びらのよう
悲しみを乗り越えて

僕は君と出逢った


辛い別れの後

僕は君と出逢った


もしもできるなら

君だけのために生きてみたい


迷いながら

時にはやけになって ....
気だるい 午前十時の 太陽
這い上がる ベッドの上で
誰もいない 部屋


敵もいないのに
手は震える一方で
煙草に火を付ける手が
覚束無い


静寂を切り裂いて手にした 晴天
 ....
山の上にも
春が来て
キタキツネも
やって来る
遊ぶふりして
野蒜が伸びる
南の斜面で
欠伸する

北の国では
雪が残って
だんだら模様
裏の斜面で
ひっそりと
冬の孤児
 ....
ほしにうつらぬひとがたを
そっとかかえてかがみにひたそ

にじんでこぼれるほしがたを
なみだとまぜてゆめからぬぐを

ほしのかたちはいびつにまるく
ひとのかたちはうすれてくらい

 ....
物干し竿に吊したシャツが

風を孕んでくるりくるり


くる  くる




掴んでる洗濯バサミは

一生懸命!!








※ 洗濯バサミは今日も健気 ....
バカ男が考えた夢の乗り物

「新聞紙ぼうし」

新聞紙で出来たぼうし。スイッチを押すとマッハジェット
で空を飛ぶが特定の高度までくると溺れて、自分が魚であ
ることに気づいて焦る。

 ....
私、カンガルーの赤ちゃん

ポケットから顔出して
冒険して 想像して
怖くなって引っ込む

ぬくぬくで安心で
うれしくて一回転
ドッタンバッタンしてから
上向いて
イタズラな顔をひ ....
月が欠けたので
宇宙へ
行くことにする
あの欠けた部分
埋めれそうな気がする
流した涙の数だけ
人は強くなれるなんて
きっと嘘です

中途半端じゃなく
本当にたくさんの
涙が流れたら
あとは
からっぽになるだけなのに
お別れの日
どんな顔をしていればいいですか
最後に
どんな言葉を話せばいいですか

あなたがいなくなった後
思い出の場所を通りかかって
涙があふれそうになったら
どうやって止めればいい ....
 

  あ ほ ほ ど キ ス を し ま し た



  あ ほ に な り ま し た
文明昇華
のまえに

文明消化
しようか
最近、心のバランスがうまくとれなくて
(ほとんど落ち込んでいたのだけれど)

でも うまく哀しめないので
(小さい頃からそうだ)

お風呂で ひとりで 誰にも聴こえないように 潜っ ....
オッパイで狂って
オッパイで狂って
どうしようもないくらい
前後左右からスペクタクルクルミラクルで
窓を閉め切って
明かりも全部消して
オウンゴール!オウンゴール!と
叫びながら
私は ....
紙に包まれて
つけられた火

焼けてく匂い
こびりつく灰

からまる 雪
うかれた 後

ほどかれぬ香
きらいなのに
青空に
ふとキリンが
浮いている
なんという
虚ろな空なのだ
ああ青空


縞模様を辿ってついにここまで来ました


ここまで来た
ふと
振り返るキリンの眼には
何も映らな ....
アスファルト道路のかたすみ
しゃがむと子犬の目線
暗いところ
暗いところ
選んで
何も見ないの
三日月のよる
からめた指の隙間から
抜け出してしまいそうな熱を
くるもうとする沈黙

慣れない会話のように
確かめあいながら寄り添う
同じ名前の違う指

細い線を並べてゆけば
固い絆に生まれ変われ ....
それは
あなたの優しさ
ですか

あなたを
忘れないための
痛み

静寂の月夜

わたしは
雪虫となり

{ルビ羊歯=シダ}の葉に滴る
朝露に溺死する

時間という
 ....
いちばんあいたいひとにさけられているのだ。
いちばんあいたいひとはとおくにすんでいて
あいたいといってもしんじてくれなくて
かなしい。
かなしくてなみだがでる。
いちばんすきだとつたえてみた ....
あれは 梅雨が明けたとニュースでそう告げていた
夏の始まりの暑い日でした
日差しに凛と咲く花を抱えて あなたを訪ねた
花瓶に生けたブーケは 部屋には少し不似合いで
花はどことなく 居心地が悪そ ....
わらいながらないた

冬のくるしいことは
もうじきにおわるんだとしんじて
きょうきはかかとすれすれのところに
しまいました

あたたかい
かぜはしおからく
さいたまは あざやかで ....
公園でバカ男は一人ゴミ拾い
ぐふふ

ゴミ拾いをする→バカ男はいい人→見ている人も
そう思う→バカ男、総理大臣→世界征服→世界統
一→ゴミのポイ捨て禁止条例を制定→公園がきれ
いに ....
時折流れつく蜜柑の
丸みに潜む甘い臭いに誘われて
流れつくイヴの波は彼方より
来る日も妄想しつづけた姿は
脚色をおびて尚一層輝く
焦がれて乾いた唇へ
一房与える
鼻の奥まで注がれる豊香
 ....
ぐるぐる果てしないエンドロールの中に
僕の名前がながれてきて
そんなことには誰も気付かなくて
誰かが気付いたとしても
次の瞬間には忘れてしまうけど
僕はせめて
最後に登場するこの世界の ....
はずむように近づいてくる
あなたの息は白くない

コートは着てこなかったよ
と言って肩をすくめる姿は
想像よりも少し小さく見える

はじめましてとはじめましてがぶつかって
どういたしま ....
風ほのか

追へども届かぬ 夢ならば

見返り咲きの 花もみゆ

さくら さくら 吐息に添えて

ちりもみゆ
またね
春風から一番遠いところで
皆でそうつぶやいたら
誰かの下唇に
名前の知らない花が咲いた
なあ、せっかくだからさ
もうしばらく
楽しいおしゃべりをしよう
脂肪がもーえるー
つーきよーの夜にー
バーカ男は歌をうーたいますー
(巨大なカピバラごそごそ)

空はひろーくてー
星はきれーいでー
でーもカーテンが邪魔なんですー
(巨大 ....
千波 一也さんのおすすめリスト(7731)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春へ- 砂木自由詩8*05-3-19
★130_カナシミヲ、ノリコエテ- 貴水 水 ...自由詩205-3-19
アルヒ(ミンナノウタ)- 虹村 凌自由詩3*05-3-19
陽採り- あおば自由詩3*05-3-18
つなぐ- かぜきり自由詩15*05-3-18
使命- しらいし ...自由詩4*05-3-18
夢の乗り物- バカ男自由詩305-3-18
カンガルーの赤ちゃん- 木葉 揺未詩・独白10*05-3-18
私の愛で- 阿部未詩・独白7*05-3-18
訂正事項- フォマル ...自由詩3*05-3-18
質問事項- フォマル ...自由詩2*05-3-17
あ_ほ- 阿部未詩・独白7*05-3-17
正_露_丸- 043BLUE未詩・独白3*05-3-17
哀しむ方法- 阿部未詩・独白6*05-3-17
オウンゴール- マスイジ ...自由詩8*05-3-17
しろい_あと- 砂木自由詩7*05-3-17
青空のキリン- 第2の地 ...自由詩705-3-16
三日月のよる- チアーヌ自由詩505-3-16
つながれた手- ベンジャ ...自由詩7*05-3-16
棘(とげ)- 043BLUE自由詩305-3-16
いちばんあいたいひとにあえないかなしさ- 阿部未詩・独白3*05-3-16
そこにいた奇跡- 月夜野螢自由詩205-3-15
神奈川流星- オオカミ未詩・独白1405-3-15
ブラック- バカ男自由詩905-3-15
蜜柑- 湾鶴自由詩405-3-15
エンドロール- Tsu-Yo自由詩205-3-14
そうやって春は来た- ベンジャ ...自由詩1305-3-14
はるもみゆ- ひより未詩・独白3*05-3-13
春だから全員集合- たもつ自由詩12*05-3-13
メロディー- バカ男自由詩505-3-13

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