まわる杖のなぞる
たりない 言葉

目には まだ
うつらない 

誰に 誰を重ねる

どこにも いない
今は まだ
性交の時のあえぎは
どこまで聞こえるのでしょうね。



かなしみや
よろこびや
いとしさは
どこまで響くでしょうね



知って伝わって
心っていわれてるものの中で
精錬 ....
ここは人の家なのだ
息の音がするのは当たり前だ



二階の影は濃い
下にはあたしと
8歳のころ掬った
金魚のなれのはてだけ
(彼はどうしてこう長生きなのか)
(そろそろ死 ....
かや かや かや

しなの ほの なき

かな かな かな

つれた つもり の そそらの はなお

ひせの くら ふき

さや さや さや
所詮みんな、かわいい、に弱い、と思う。
老若男女問わず、かわいい、には胸キュン。
なんでも、かわいい、と表現させる存在には胸キュン。
かわいい、を見つけたときは
後ろからはがいじめにして
 ....
味覚の秋はキノコの季節。
今年のキノコはKorea産。
サウスもいいけど、ノースもね!。

戦争狂いの豚どもが、ヨダレを垂らして喰いまくる。



「Ki,NO!,ko.」 ....
よい かな せ さえる き しを
とが もる ふ にえる あ えを

もせ ふく や といの む いを
しず ゆく か はせる ほ やを

あせ らう な かりの こ いて
つえ はな  ....
それは私ではない誰か
窓際の花瓶の水を
新しく換えるのは
いつも気付かぬうちに


橙色の陽が差しこむ
開け放たれた窓から
手を振って身を乗り出す
あれは私ではない誰か


肌 ....
小学一年生の春
友達と下校途中に
桑の実があった

ちょっと とって食べる
紫色が手につく
親に叱られると思い
道路の横を流れてた川で 手を洗う
と ランドセルが首に 落ちて
重みで ....
振り向くと沖に知らない人ばかりになってこわい

貝の表面についてる回虫みたいな模様がこわい

高波が何でも持っていこうとするからこわい

クラゲが知らないうちに沢山わいてこわい

あが ....
ちいちゃな芽をぶつぶつと
たくさん出してた 春

嫁いだのに
お前の担当だなどと
親に 言われ

私に 実を選られた 桃

収穫の時を迎え
みためにも 柔らかく 香ばしい

台 ....
回転する扉は、
時に止まって見える。
あの向こうへと、誘うように止まって見える。

なにがあるのだろう?。
誰がいるのだろう?。

あの向こうには、

そっと ....
おはよう。
あれから、もうずいぶん経ってしまったね。

色んなものが生まれて、
色んなものが変わって、
色んなものがなくなってしまったよ。

君は知っているかな? ....
虹を ばらばら に します
少し きららん を ふって

指の隙間から 消えていこうとした
お祭 の 花火 で 

かりん かりん 
心持ち 軽く いためます

虹は い ....
みず の たま
くわえた くち

さえずる
ささやき

とおれない きのう は
おっこちたよ 

まぶしい
あさ
蜘蛛みでだべ、
あたしの白ぇむなもと、に、


まだ恋してらった。
蝶みでによ、
からまってらった。



もういねえのによ
そこに蜘蛛だば、


んだはんて、

こうやって
ひとりでねらんだ。
敷かれて行く なごり葉
ほつれた 眼線 が吹く

いつとも いわない 
いつかも しれない

点けられた なつ 

すすき の 香り に
消されてく

十重 の 隙間 に
刷か ....
はあと は ぎりぎり
うめられ そこねた めまい

つい に はしり
とれいん れん あま だれ

はれた め の うら ない
のど ごし ごし

だ から 
かぶり つか ....
つぶやきみたいなものです。

○私にとっての詩

私にとって詩は、言葉で表せないものを言葉で表してくれるありがたいもの。

表せないものってなんじゃ・・・小川に素足を浸した時の、「あの感じ ....
手にさげた 月のふきだまり
つめ といだ 草のさざなみ

石の望み
動かない 空と

ながれはじめた 雲
ゆく 決別 の 時
さけた ひびき
さらす ふたば

つち の はじらい
かぜ の ふくいき

まかれた からだ
ゆらしてる
台風が来ると
海に行くバカ、は、私の男。

台風バカ。

荒れ狂う波に
飲み込まれて死んじゃっても知らないよ。

波に流されてしかも
テレビのニュースでも流れちゃって
私以外の ....
兄は云う

この井戸を掘り返してなるものか、

と。





野井戸はけして深くなく、

雨水が満ちているのだが。




野井戸はすでに開かれて、
 ....
なな きり の むこう
ささ ゆめ も せいて

ほり ふかまる ゆびに
つげる さめた なつび 

こしかけた おお いし
なぞられる ほし よる

かた に おちる  ....
アタシ
女の子でよかった

こんな悲しい日でも
アタシのスカートはヒラヒラ詠う

こんな悲しい日でも

太陽が眩しいのと同じくらい
君に目が眩んで
他には何も見えてなかったの
 ....
ひだはそれを吸い込んで

ぼくはたとえば茫然とし

まるで関係のなさそうななにかに

縋ろう縋ろうとするさまはこっけいなんだろうと思う。





風鈴がな ....
あまった あかり で
つくった おにぎりは

ちいさくて
ぽろぽろ

つめたくても
でも

だれ

すこしだけ でも
おいしいよ
千本 の 針を
つないだ 蒔絵

朝焼け に溶け出す
真っ暗 な朝

骨 の 隙間に宿る
鈴 の 声

つながれて
つながって

心 に まみれた 
火傷 のよう ....
そんなに ふるい うた ばかり
あなたは まもられ かぜの ひめ

なくな とつうじる くうはく の
とわ の はごろも その まなに

それでも ふるい ゆめ ばかり
あなたに まもら ....
まつげ の隙間
に からから 

閉じた 指
そっと 痛いくらい ひろげて

輝く どんな 言葉 よりも
たゆとう どんな 海よりも

この 指 の谷間 に吹く 風よ
 ....
千波 一也さんのおすすめリスト(7731)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
明日- 砂木自由詩10*04-9-27
贈呈- フユナ未詩・独白11*04-9-27
金魚- フユナ未詩・独白7*04-9-23
ゆう_せ_に- 砂木自由詩10*04-9-21
かわいいヒト- 大西 チ ...自由詩1*04-9-16
「_キノコ_=_Ki,NO!,ko._」- PULL.自由詩204-9-16
まじる_く- 砂木自由詩5*04-9-12
日々_(2004.9.7)- 和泉 輪自由詩1404-9-11
泣いてる- 砂木自由詩10*04-9-7
海はこわい- ふるる未詩・独白42*04-8-31
くる- 砂木自由詩13*04-8-30
「回転する扉」- PULL.自由詩404-8-28
「おはよう。」- PULL.自由詩204-8-28
おつまみ- 砂木自由詩10*04-8-22
とぶ- 砂木自由詩6*04-8-19
ひとりね- フユナ携帯写真+ ...8*04-8-17
夏絵- 砂木自由詩8*04-8-15
く_もン- 砂木自由詩5*04-8-11
「詩について思うこと」- ふるる未詩・独白13*04-8-10
- 砂木自由詩9*04-8-10
うぶ- 砂木自由詩8*04-8-4
台風バカ。- 大西 チ ...自由詩5*04-8-3
君飼い- フユナ未詩・独白11*04-7-30
まもる- 砂木自由詩5*04-7-27
スカート。- 大西 チ ...自由詩7*04-7-26
打ち水- フユナ未詩・独白7*04-7-20
て_の_なか_に- 砂木自由詩5*04-7-17
生きる- 砂木自由詩9*04-7-13
おろし_- 砂木未詩・独白5*04-7-10
から_海- 砂木自由詩11*04-7-7

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