「見てごらん あれが翼とかパリのヒト科だ」

爺さんはいつも洒落ばかり
だいたいオシャレな人だったし
どんな人生送ってきたのか
結局聞かなかったけど
冗談みたいに生き抜いたって
そんな素 ....
  星の夜には
空から銀糸が降りてくるという幻想を持って
  今は亡き
あの人と、あの人と、あの人と、あの子 と
日記のような会話をします。


瞬いた先から、雫が玉のように伝わって
 ....
いつまでもそうやって
ガラスの風船で遊んでおいで
僕はもう青い月を抱いて
眠ってしまうから
夜がやってきて空気の色が
こわくなってきてもずっとそこでそうやって
遊んでおいで

箱庭のよ ....
きょうからぼくはうんちなのだ。
ゆうべかあさんががんばってくれたのだ。
うまれたてのできたての、ほやほやほやがいなのだ。

うん子はぼくのことをみじゅくだっていうけれど。
そうい ....
    
   だけど君は駆けていったんだ



 思い出の丘を、雲の影が滑る
 丘の緑はかわることなく風に揺れ、
 遥か彼方に、夏の海を臨んでいる
 ごらん、あの細い坂道に
 僕ら ....
銭湯で真っ赤になった男の子が
百数えられないでいる
一から二十までは滑らかで
三十半ばで霞が掛かり
四十忘れているよと
隣で浸かるお父さんが
もう一度やり直しさせる

いつの間にか私も ....
今日も君は保育園の帰り少し切ない顔
だけどもう弱音は吐かない

心配顔のお母さんを見るのが
その小さな胸に痛みを与えたか

母はその小さな心で
母親の心を思いやり我慢の笑顔を見せる
そ ....
 ちっぽけな自分を改めようと思った。

 
 一日ひとつ、「良いこと」をしてみようと思った。


 ・風に倒された自転車 → 起こしてみる

 ・乱雑に並んだ古本 → アイウエ ....
早寝早起き朝立ちもっこり。
目覚めの一発、まどろみ二発。
今朝も元気で気持ちんよかぁ〜。

シャワーに歯磨き髭をジョリ。
熱風ドライで今日の分け目は左分け。
真っ黒コーヒー飲み ....
檸檬一個
それだけ買いに行く
一番綺麗な黄色を買う
スーパーの
ビニール袋は興ざめだから 
丸めてポケットに

檸檬一個
空とキャッチボールしながら
ハミングまで出る
気付けば
 ....
裸になって{ルビ躯=からだ}と{ルビ躯=からだ}を結んだところで
それで一体何が分かり合えるのですか
なぁんて真剣な顔で言ってみても
{ルビ躯=からだ}はやる気満々じゃないですか
はいはい
 ....
くもの巣
獲物を捉える

羽根虫
逃走を試みる

ひっぱる
出口をふさぐ
つっつく
裏返す

もがく
出口に向かう
ばたつく
丸まる

からませる
かみつく
おおい ....
今日も俺は核家族のために働く
核家族を食わさなけらばならない
路頭に迷わせてはならない
俺はいとも簡単にスマイルを作り出し
その唇の端には
いつも核家族がぶら下がってる
連休は月並 ....
何、見てんだよ。


泳げるっつってんだろ!






‥ちょっと、ムーンウォークの練習してんだよ。




あっち行けよ!
DeadMan’s Walking!
DeadMan’s Walking!


鎖で繋がれた囚人が歩く
灰色の壁の中の
今にも落ちてきそうな
空の下で

「僕は元気でいます。」

 ....
すべての人には名前があり
すべての名前には願いや祈りがこめられている

殺す者に名前があるように
殺される者にも名前はある

殺す者になるために付けられた名前などなく
殺される者になるた ....
地面に
落ちるまでの間
ずっと、
俺が
抱きしめてやる
多感な馬鹿
果敢な馬鹿
彼岸の馬鹿
此岸の馬鹿
対岸の馬鹿

たおやかな馬鹿
物静かな馬鹿
小うるさい馬鹿
夢見る馬鹿
現実の馬鹿
石橋を敲いて渡る

三途の川も馬鹿
地獄 ....
ときどき図書室のゆめをみる
二階に保健室があったり
一階に玄関があったりする建物は
昔通った小学校の木造校舎に似ていて
でも階段はコンクリート製で
どの窓も大きくひらかれて
わ ....
{引用=伝わらない色々を
伝えようとする色々でかきまぜれば
伝えたくてしかたがない}

口にすれば単純な言葉ほど
意味は遥かに広く遠く薄れて消えそうに思えて
やはり口にできない

人を ....
日一日と強くなる陽射しに
街も人も木々たちも
確かに輝き始めたというのに
わたしの内側には
果てしない闇があり
どこまでも深くなる

いつからわたしは
眩しさを理由に
視線を落として ....
さかさまつげ と診断され
父に手をつないでもらって
眼科に通って いた頃

診察してくださった先生は
遠くをみつめなさい と言った

遠くの山の緑 遠くの景色を
とても 眼にいいか ....
これからも温かい土の中で幸せにくらしていきたいね お金がないので

貧乏を絵に描いてみるが

上手く描けなかった


もっとも

上手かったら貧乏してない


クソッタレ!!

貧乏も満足に出来ないのか..
もはや手の届かぬ
一条の光となって
漆黒の闇へと昇華する魂へ

数億年前に発した
光の渦に同化して
{ルビ永遠=とわ}に宇宙を駆け巡れ
空が桃色に染まったのを見たことがある

空が緑色を帯びているのを見たことがある

こどもは

この世が終わるかもしれないと思った


親は

いつもと変わらずに

うるさい
 ....
家系ラーメンの発祥の店
磯子にある本家の店に入った
カウンターへ座るとすぐに
厨房の中で夫婦喧嘩が始った
店主が昼飯に選んだ店屋物
奥方がうどんとそばを間違えたらしい
奥方に怒声を浴びせな ....
面接官がダチョウに似ている
というのは良くあることなのでしょうか
面接官は履歴書に書いてあることをいくつか質問すると
さて、と言い残し
窓から空へと飛んで行ってしまいました
もしかしたら
 ....
パーッと行こうよ
と言いながら
道に倒れて男の名前を
叫んでみた
冷たい男が好きなのは悪い癖で
妙に愛されるとすぐに飽きちゃうから
不幸なのは当たり前なの
同情しなくていいよ
と言いな ....
母をおくる と
おそらく
わたしの半分が終わる

半分が終わる と
わたしには
守るものがたくさんあって

後戻り
できないことも
また
たくさんあるのを知って

さみしさの ....
千波 一也さんのおすすめリスト(7731)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
爺さん- ヤギ自由詩3*05-4-26
金曜の星夜_土曜の月夜- 千月 話 ...自由詩11*05-4-26
ガラスの風船- 塔野夏子自由詩4*05-4-25
「_きょうからぼくはうんちです。_」- PULL.自由詩2*05-4-25
夏、少年- 嘉野千尋自由詩10*05-4-24
百まで- 目の色変 ...自由詩105-4-24
息子へ- 桜 歩美自由詩205-4-24
100のいいこと、一つの見返り。- 消しゴム自由詩105-4-23
「_これがわたしの必殺技です。_-_朝立ちの章。_-_」- PULL.自由詩2*05-4-23
檸檬- さち自由詩7*05-4-23
パンツを脱げ- 大覚アキ ...自由詩1105-4-23
午睡- 385自由詩2*05-4-23
核家族- たもつ自由詩1505-4-23
うぜー- 携帯写真+ ...1105-4-22
DeadMan’s_Walkin…- 虹村 凌自由詩3*05-4-22
名前- 大覚アキ ...自由詩305-4-22
安楽死- 043BLUE自由詩8*05-4-22
馬鹿につける形容詞- 小池房枝自由詩17*05-4-21
図書室のゆめ- 佐々宝砂自由詩405-4-21
ありふれた愛の歌- ベンジャ ...自由詩6*05-4-21
自己嫌悪- フォマル ...未詩・独白3*05-4-21
とおくを_みつめなさい- 砂木自由詩58*05-4-20
二世帯住宅- ポンテク携帯写真+ ...4*05-4-20
ない- 蒼木りん未詩・独白1*05-4-20
レクイエム- フォマル ...自由詩2*05-4-19
親はいつもと変わらずに- 蒼木りん未詩・独白2*05-4-19
本家ラーメン屋- 純太自由詩4*05-4-19
仮歌(jijitu)- たもつ自由詩605-4-19
本能の食物- チアーヌ自由詩805-4-19
母をおくる- umineko自由詩31*05-4-19

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