かどをまがると。
うんこがあった。
ふんでみた。

うんこぷぎゃぁ。

哀れ路傍のうんこ、
「ぷぎゃぁ」と踏まれて、ただの糞。

きぶんはるんるん。
うんこはうんうん。 ....
(見舞われたのは界王拳10倍かめはめ波では無く)
(24時間降り続け吹き続けたドカ雪でした)

薄暗い部屋の中で 電気も付けずに
軋む ベッドに横たわったまま
ずっと液晶画面を 眺めていたん ....
カブトガニに少しだけ似たその生き物は
畳半畳ほどの大きさで
ぜんたいは乾いた肉色だった
甲羅の両脇から生えた二葉の

としか言いようのないものが
彼等の体重を支えた
掌に ....
呼び鈴が鳴る
お届けものです、と言っている

(僕はおりません)
(僕はここにおりません)

あきらめて走り去ったあと
郵便受けの不在通知をつかんで
電話する

何時頃いらっしゃい ....
げんかいがしりたくて。
とんでみた。
ありったけみんなで。
ぶっとんでみた。

あのむこうにはとどかなかったけれど、
あのむこうへはとべなかったけれど、
ぼくはとんだ。
と ....
あほくさい。

そこのはばかりさんで顔でも洗ろて、
ぶぶ漬けでもたべていきなはれ。




01/25/2005
"PULL. aka, PePULL.&q ....
                    159時 @ハト通信

あれちで
あなをほっているおとこがいました
とてもふかいあなでした
ちしつがくしゃがやってきて
ここのちかすいはかれてし ....
牛丼屋のカウンター越し
やけにキレイな厨房の中で
ケモノの肉を煮る男を見た
目が合うと男は意味深に頷き
丼を片手にぼくの方にやって来た

やあ どうも おまたせしました
このケモノはいつ ....
   ふれている
   ふれている
   温かいものが
   ぼくのからだに
   ふれている
   それはあなたの
   恥骨だ
   しっかりとした
   感触を持っている
   ....
野茂がいなけりゃイチローだってメジャーには行かなかっただろうよ
9.11が無けりゃイラク戦争だって無かっただろうよ
みんながゴム付けてりゃHIV感染だって減る筈だったんだ

お前がいなけりゃ  ....
とにかくピンクだったのです
とにかく

じゃりじゃりになってしまった雪を
踏みしめ踏みしめ
私はつぶやくのです

とにかくゼロだったのです
とにかく
限りなく
完全には
ゼロ
 ....
まりこから
またメールが来た

まりこはバカだから
「こんにちは」を「こんにちわ」と書く

まりこはバカだから
「一応」を「いちよう」と書く

まりこはバカだから
おれの名前の漢字 ....
ある時
うさぎは
森の中を
大声で叫びながら
走っていた

「たいへんだ
 たいへんだ
 ぼくはおおきなゆううつに
 おしつぶされて
 しにそうだ」

動物たちには
「ゆうう ....
人形の埋め込まれた眼を

じっと 見ていたら

触ってしまった


いや

爪で引っ掻いてた

まばたき しやしないかと



ごめん
雪の 蝉は
冬に 生まれて

お日様に 溶けて
ぽとりと 落ちる

ほら
とんでいく
連立する高層住宅の緑は孤独
メタリックな金魚は
雨の日に口を開けて上昇するんだ


施錠された鍵は傷ついている
何度も何度も何度も
屋上に取り付けられたばかりに
また傷ついている
無 ....
土曜日も学校があった頃の話

お弁当だった

わたしはよくお弁当を忘れた

作ってもらえなかったのではなく

わたしが忘れて学校に行くのだ

姉はちゃんと持っていく

姉はおか ....
ところであなたは
どちらにお住まいですか

たずねると
その人は、
ビー玉沿線ですよ。
とだけ言って
ころころ笑った
笑いながら
ころころすれ違って
ふり返ったときには
もう
 ....
両親から送られてきたりんごを食べた。

早く立派になりたい

屋上の空でもない地上でもないコンクリートの上で

ものぐさな空腹は僕の目を覚まさせた。

両親から送られてきた肉が腐れた。 ....
   土曜日
   もったいないが一日ぼくは寝ていた
   泥鰌のような疲れが溜まっているからだ
   谷川俊太郎さんはぼくより一回りも上なのに
   『まだこれから』という詩を書いている
 ....
 
  金曜日がおわった

  一週間が長い

  精神病を患ったからか
  
  初老の痛みか

  『詩は青春の文学である』

  と関根弘はいったが

  詩はだから宇 ....
このひとと
子供を
授かりたいと
思った女性がいた

別れた

昼寝のあと
毛布のくらやみに
想像の
子供の影を
写す

おさない私の中の
泡ダチは
つよくはじけ
夢見 ....
雨の降る夜に
いくつかの ろうそくと
ダウンライトを 部屋に灯して
二人して 飲めないワインかなんか舐めちゃったりして
二人して たばこの煙でもくゆらせながら
ちょっとした ジャズでも流して ....
とある図書館では
借し出しをするときに
「ありがとう」
と言う
「ありがとう」
だなんて

本当は
「ありがとう」
というのは
僕のほうで
これで煙草も
買えるようになった
 ....
流れた

   ふ   う    け        い

目の端に
    ひ
     っ
      か
        か
         った


まま
雲のよく見えるところまで

歩いて

写真を撮ります

残された言葉を

写真に撮ります

笑顔や うつむいた顔も

まぎれこみます


今 撮らないと

もう 2度 ....
とある屋台に座ると
目録には
 ラーメン
 日本酒
 ビール
そういったものの他に
 月
があって

「この月はなんですか」
と聞いたら
真っ黒などんぶりに
水を並々とそそがれ ....
たまりにたまったエロ本とか
エロビデオとか
そんなもの

欲望とか、りびどー

とかを

いっさいがっさい
ごみぶくろに入れて
見下しながら、お酒を飲む

これだけで幸せにな ....
遠くに咲く
    桜の写真
浮かべて 流れて
 さらに さらに 霞みゆく
Gが高めの空気
    追いかけていきそうになる沈黙へ

花びらが散る

クリスマス、雪に見立てた紙吹雪。 ....
マジか ネタかって なんだろ
本気か 遊びかって ことかな

それは でも

いったん 言葉にした時から
すでに 詩にした時から

言の葉 の 受け継ぎの中に 展開されて
ひとり ....
千波 一也さんのおすすめリスト(7731)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_うんこふんだ。_」- PULL.自由詩5*05-1-26
モアイ(鼻からティッシュ)- 虹村 凌自由詩2*05-1-26
浜辺- 佐々宝砂自由詩4*05-1-25
不在通知- ベンジャ ...自由詩5*05-1-25
「_つめたいしちめんちょう。_」- PULL.自由詩4*05-1-25
「_ぶぶ漬けでもたべていきなはれ。_」- PULL.自由詩2*05-1-25
あな- アンテ未詩・独白7*05-1-24
ケモノ丼- 大覚アキ ...自由詩105-1-24
温かいものにつつまれてわたしは- 天野茂典未詩・独白205-1-24
金があったら何も怖く無ぇよ- 虹村 凌自由詩3*05-1-24
とにかく- ふるる自由詩4*05-1-24
まりこ- 大覚アキ ...自由詩305-1-24
言うだけならタダ- 煙と工場自由詩705-1-24
- 蒼木りん未詩・独白4*05-1-23
つらら- 砂木自由詩4*05-1-23
屋上スタイル- 千月 話 ...自由詩13*05-1-23
「先生_お弁当わすれました。」- 蒼木りん未詩・独白7*05-1-23
ビー玉沿線- 望月 ゆ ...自由詩14*05-1-22
僕の部屋には- チャオ自由詩305-1-22
まだこれから- 天野茂典未詩・独白305-1-22
じぶんのポケットにしまうことにした- 天野茂典未詩・独白505-1-21
いない子どもを待っているのか- 石川和広自由詩4*05-1-21
やさしく_なれる日- 虹村 凌自由詩4*05-1-21
いつも大事なところで言い損なう- 煙と工場自由詩405-1-21
列車- ふるる自由詩7*05-1-20
撮影- こむ自由詩3*05-1-20
文明開化の音を探す- 煙と工場自由詩605-1-20
オトコ、勝どきを上げる- ヤマト自由詩405-1-20
- 湾鶴自由詩705-1-20
読者としては- 砂木自由詩9*05-1-20

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