夜の海に浮かび
白く光る水母達よ

どうか
時を渡る橋となって

死者の待つ
白い花咲く星屑の島で

失くした涙を探して欲しい
  きょうはバレンタインの日とか
  まったく忘れていた
  チョコレートは大好きだ
  
  先生をやってるとき
  生徒からたくさんのチョコレートをもらった
  チョコレートより酒が好 ....
10円くれれば5円やる






------------------------------
作 中学一年のころ
なんで 私が
あなたの詩が好きかっていうと
ソウルフル だからだよ

どんな アプローチでも 言葉も形
完璧じゃない

音や みてくれから くるものが
ほっとけない感じなんだ
 ....
右手にもったきゅうすを傾けたら
青い湯飲みの底に花が咲いていた

一瞬にして
そそがれた緑のまどろみの下に
花は消えた

この湯飲みで
数百杯の茶を飲んでいるというのに
知らなかった ....
  母はぼくを背負って
  毎日踏み切りを渡った
  栄耀失調だったぼくは
  医者に通っていたのだ
  記憶は曖昧だが
  ぼくたち母子は貧しかった
  ある医者は
  『下痢をするの ....
今さっき ここで ため息の漏れる音を 聞きませんでしたか?
それは 僕のため息なんですけれど 聞こえてしまいましたか
そうですか わかりました
ならば 貴女はどうしてくれますか?
僕のため息を ....
夕方になると

俺を呼ぶ電話が入る

俺は真夜中のゴールキーパー

真夜中だけ

ゴールを守ることを許される


俺が守るのは

俺と俺の仲間達


夜になると気がふれ ....
とおい ひとりごと

いつも とおすぎる ひとりごと

まよなかの いすにすわって

どこかへ ひとりごと

すこしうえのくうかんをみながら

ひとりごと

しずかに はばたい ....
ミルク飴 の包み紙
くちょっと 丸めた

剥がされた まるみ
ころがされ とろけ

消えた 
庭に

一種類の薔薇を育てて

一生けんめい世話して 

少し気が触れた人を装った

おばさんになる



お金や人のため

しがらみ私に絡み

酸化して萎れて ....
  セックス・ピストルズ
           のビデオを借りてきた
  バンド名が凄い
         パンクか
  まだ調子が悪くて見ていない
               セック ....
銀のスプーンで愛撫して、
ダージリンはシューベルトを歌う。
  トロッコだった
  小山が崩されて
  中学校が立てられるのだという
  その台形の天辺から
  したの道路まで
  レールが敷かれた
  なんだろうと思った
  今まで見たこともな ....
ぴちぴち
ちゃぷちゃぷ
らんらん   らん。

ぴちぴち
ちゃぷちゃぷ
らんらん   らん。



だれかが歌ってる。
雨音のリズムに合わせて
しあわせそうに
しあわせそうな ....
あいの おしり

よろこびの おしり

なぐさめの おしり

しんでしまった おしり

いきている おしり

うたの おしり

はなさく おしり

げいじゅつの おしり
 ....
二月十三日、
雪が降るのを、
自室で待つ。
母から贈られた、
防寒コートをきて、
窓の向こうから、
薄い光がさしている。

コートの上に、
毛布をかぶり、
書いたばかりの、
自分 ....
オダイバババア

おだいばばばあ

お題場婆ぁ..!


銭湯の

番台のうえにちょこんと座る

婆のようだが

ちょとちがう


お題を出すんだ

この婆は

 ....
静かに
静かに
入れて
あたたかいプリン
スプーンを溶かすよ
落っこちる黒

たまんない
湿ってる
プリンの底
めぐるめぐる言葉の世界
一つの漢字に魅せられたうさぎは迷い込んだ
どの言葉を飲んでも喩きれない
心を掴める詩は上手く歌えず
音痴に通り過ぎて行く
それでも歌うのは
しろいうさぎが死んでしま ....
杏仁豆腐がとろけそうなころ
       
              舌の上はエラーです

空の上は Lalala


舌はずるい
空想に



一番近い気がしたから

 ....
そうやって夜は沈み
盲目のあなたは歩くこともできず
杖を探して這い回るのです

まぶたを透かす希望に
わずかなぬくもりを感じると
胸の奥に溜め込んで満ちるのを待つ
狂いそうな ....
屋上に登るとそこが彼の家で
夜空は曇りがちだったけれど
さそり座の鈎がどすぐろい雲間から覗いたので
東西南北は把握できた。

方角がわかっていると気分がいい。

屋上の端には手すりも柵も ....
恋をすると毎日が楽しいだなんて嘘
充実するなんて嘘
人に優しくなれるなんて嘘
肌のツヤが良くなるなんて嘘
とにかく全部嘘
恋をすると
何もかもが色褪せて見える
世界はなんてつまらないんだ ....
  

    優しい娘がいます
    方角を間違えて北口へ出てしまった杖を持ったばあさんを
    難解な通路を通って
    南口まで案内してやったのです
    そうっと肩口に手を ....
海に沈んだ後に
ぼくのカラダがどうなるかは
後の人が論ずることだが

はた迷惑なはなしである

地球の火かりっと
燃えている営み

太陽の光より
温泉のように湧き出してくる、海底温 ....
アネモネの花 流れる小川に
足を浸して赤味差す小さな、ほのか
足先の揺れる水光り
長く尾を引く清流に
白竜の子 触れるという

ロング・ロング・ア・ゴー 昔話の
ロング・ロング・ア・ゴー ....
  京都 大原 三千院
  雪がふっていた
  降り積もっていった
  車はチェーンを履いていなかった
  
  三千院で炬燵に当たりながら
  湯豆腐を食べた
  みやびな気持ちになっ ....
明日も、とても寒いでしょう。
・・・とテレビの中で天気予報士は言う。

天気予報士の唇は震えている。
ひょっとすると、彼の娘も人質に捕らえられており、
言いたくもない報道を無理やり言わされて ....
「かちんこちんに、しといたからな。」
Bはそういって、少し誇らしげに僕にそう伝えた。

Bはいつも勝手だ。別に頼んでもいないのに、
余計な気を回していろんなことをする。

たとえば、今日み ....
千波 一也さんのおすすめリスト(7731)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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かちんこちんに- GGP自由詩305-2-9

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