今年は 一緒に見れなかった花火

来年こそ 一緒に見ようね!



「行くよ」

その言葉を信じて 

待ってます
不景気と言いつつヴィトン売れまくり


キャラモノが好きな女性も高齢化
これも ほね
はくぶつかんの
くじらの ほね

わあおおきいな と
おさなごたちが
みあげるので
かなしくはない
くじらの ほね

わあおおきいな と
わたしも みあげている
 ....
男はマリーと出会った
Old Crowの一人娘
ひとりぼっちのCrowの一人娘
出会ったのはマルキュー近くのゲーセン

ネイルアートを煌めかせ
生足をぶらぶらさせながら
男に「ねえ、遊ば ....
夕ぐれが夜になるふしぎ

月がかけていく夏の朝


地球のかたむきを

人はいつも忘れている
 
 母恋し
   朝げの仕度する姉は
          かまどに火をくべ 涙、乾かす



 一欠けの パンを盗んだ妹に
          ただ涙出て 拳下ろせず

 
  ....
爆弾を我が身に纏って散り果てぬそれを正義と笑わせやがる


見上げればおんなじ色のはずなのに我らの空もイラクの空も


銃口に面と向かったその時に「万歳!」なんてぜったい言えない

 ....
マッサージで気持ちよくなって
つい眠ってしまった
目を覚まして慌てて会計に行けば
どこかで見知った顔が
「ごめんなさいお会計お願いします」
わたしがそう言うと
「まだですよこれからですよ」 ....
千羽鶴 この日に平和を祈りたし
         飛び立て世界へ このヒロシマから


花{ルビ抱=かか}え 父の死に場所 来てみても
        そこにあるのは ただ{ルビ碑= ....
一瞬

ふたりの思惑は重なって

短い沈黙が生まれる



幾度触れても

求めたい唇に



一度は小鳥のように

二度目は

シェイクの最初の一口の ....
眠りの森から

グリーンスリーヴスがきこえてる

泣きたいキモチも

重たいハナシも

今日のところはこれくらい


最後の章節終わる前には

カーテンを引いて
 ....
いつもより眠たい朝

目のさめるような

上弦の月が

うかんでいた
あたりじゅうすべてが蜃気楼と化してしまいそうな
夏の午後
裾の長い木綿の部屋着に包まれ
籐の長椅子で微睡む一個の
流線型の生命体
窓からのゆるい風が
肌にときおり触れて過ぎる
ほの甘くあ ....
熱い日がまた来る
今日も暑いね
あの日も暑くて・・・
父さんにとって人生で最大の危機の日。。

熱い日がまた来る
思い出に熱波が押し寄せる
今日も暑いね
戦争は知らないけれど・・・
 ....
酷く痩せた顔
表情変えず 君は絵を描き続ける
何にも無いこの部屋
モチーフはいつも 君の頭の中

折れた筆
寒さにかじかむ手
そこら中の傑作達を眺めてたら
目は乾いて 泪も流せなくなっ ....
初めてのつゆ入りを見上げていた日
雲を貫くプリズムに 神様の声をきいた
試練のときはいつか来るけれど
今日の良き日のあじさいの 透明な露を忘れないで


孔雀色の眼差しが十字架を射止めると ....
失いし友の最期を求めつつ 
        訪ねた遺族も また 被爆者なり



ヒロシマの八時十五分 {ルビ時間=とき}止まり {ルビ六十年=むとせ}分の祈り捧ぐ




小さき ....
青い地球儀を
くるくる回す
私は

地球儀にはなりたくない

てのひらで回されて
裏側にも
あっという間で

そのうち飽きられて
ただのオブジェだ

私とオセアニア
私とイ ....
朝目覚めると新宿花園神社へ
俺はお参りにいく
行き別れた一人娘マリーとの思い出
眠らない街の大晦日
毎年繰り出したマリーとの除夜祭
今は一人石畳に座りこむ

俺の縄張りは三丁目から御苑界 ....
言葉が心を離れて
自分から遠ざかっていくようだから
文章は苦手だと
そんな事をいう人や

正しく使わないといけないのなら
もう 何も話せやしない
そんな風に投げやる人や

言葉重ねて ....
太陽はひとつの色をうしない

温度がとけていくように

置いていかれた記憶は

そらを重たくさせる
 泉に水くみにきて 娘ら が話していた
 若者がここへ来たら   冷たい水あげましょう


父は唄うことが好きだった

 そこへ一人の髭面の
 兵隊がやってきて


父は唄うことが ....
その曲線

大きい人 小さい人
規則正しい人 不規則な人
よく見える人 見せる人

重ねるのが上手な人
重ねるのが苦手な人
重ならなくて困ってる人
重ねる事に怯える人

人の曲線 ....
海に行く
護岸の上でいつものように
体操をしているおじさんと挨拶する
釣り糸を垂れる
魚が一匹釣れる
魚を一匹殺す
やがて日が暮れたので帰宅する
途中おじさんはもういない
今日 ....
ぼくらはあまりにも醜いから
醜いから誰かに会うことが恐くて
となりの惑星にさえまだ行く勇気がない

そんな醜いぼくらのせめてもの救いは
この星にうたがあるってことだ
どこを捜しても どこを ....
本題に入る前に、誤解がないように、少し、前置きしておく。

最近、某所の日記に、朗読について考えていることを書いた。日記だから、特定の個人に向けて書いたものではないのだが、やや、感情的と取れる反論 ....
台風一過の
花丸二十丸な紺碧の青空
さわさわと風とクラゲが遊ぶ
ミンミンゼミは溺れた模様

徐々に あおが薄まっていくと
どっこい 生きてる ジジジジジと
大地を揺るがすうなり声が

 ....
ながいあいだからっぽの
まどぎわの
たなの
うえの
すみっこに
おいてある
きんぎょばちの


なかで

おどっている
きみの

すがたを
 すがたを
すがたを

 ....
七面鳥は醜い
青くなったり赤くなったりしながら
肉瘤を伸ばしたり縮めたりする
肉瘤は強さの象徴
弱そうな雄鳥をみつけては
目一杯に伸ばした肉瘤をみせつけてやる

今夜は久しぶりのお食事会 ....
お兄ちゃん、と
呼ぶのが
照れくさくて
そのまま
僕たちは年をとった。

あなたは家を出て
後を追うように
私も出て
あなたは戻り
あるいは他所の国へ
私は
死ぬまであなたの弟 ....
千波 一也さんのおすすめリスト(7731)
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私_信- るか未詩・独白52+05-8-4

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