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めをとじて

みみをふさいだら

きみのココロが

みえてきた

きみのさけびが

きこえてきた
はだいろは
にじのいろ

ちきゅうを
またぐ

いちばん
おおきな

にじのいろ
すべりだいの
かいだんは

たのしい

すすんでいくから
うれしい



すべりだいの
てっぺんは

ひろい

とおくがみえるから
きもちいい



すべりだい ....
{引用=

カロン

鈴が鳴って
君が入って来た

コーヒーは

まだ
少しだけ
温かい



つまらない
週刊誌を
めくりながら

どこか
温泉にでも
行き ....
その昔、人間は言葉という
原始的な道具で意志を通わせていた

言葉によって人は傷つけあい
愛し合い、殺し合ってきた

やがて、言葉は時代と共に衰退し
意志を通わせる必要のない
今日の世 ....
だれも傷つけない言葉は
だれも救えない

誰かを救うという
ことは
だれかを傷つける
ということ

その罪を背負う
勇気を
持つということ
毎日毎日
いろんな詩が

生産
されて

目の前を
流れていく




その圧倒的な
物量を

見ているだけで

なんでだろう
訳もなく

メデタイ
気持ちに ....
{引用=
空から
ぶら下がっている

スイッチの
紐を

一緒に
引こう



月が
常夜灯の
ように

琥珀色に光って

僕たちの
最期を

しばらく
映 ....
青空を
引き裂いたら

タールのような
宇宙が

どろりと
垂れてきた

光を吸い込んだ
その深い艶は

悪魔の
瞳のようだった


そして
今日も同じ
青空の下
 ....
君の心を
透視したら

僕の醜さが
見えた
急な坂の上から見える


星空が、
ネオンが、
犬の遠吠えが、
テールランプが、
鉄橋が、
最終列車が、
ガタンゴトンが、
嘘が、嘘が、嘘が
水面にゆらめく、


急な坂を ....
{引用=洗っても
洗っても

僕は、僕


静物画の
バナナだけが
浮いている

林檎と比べたら
色気がない

けれど

バナナ
の皮を
脱がしたら

甘い香りが
漂った

完熟の林檎を
かじると

腐った ....
靴の紐を
結び直したら

坂道の
残り半分を
上ろう

君への決意が
ほどけて
しまわぬよう

固く、
固く
結んだ
明日
一日だけ
生きる

いい訳を

今日
考えて
いる
地面に
落ちるまでの間
ずっと、
俺が
抱きしめてやる
{引用=

君の肩は
月に照らされ


雲の燐光から
さくらは
降りそそぐ



古城の堀江
そのほとりで
ぼくたちは

過ぎ去りし
思ひ出を
浮かべている

 ....
先生、
ぼくのお兄ちゃんが
このあいだ死にました

ぼくのうちは
3人兄弟です
全員男です

まん中のお兄ちゃんが
死にました

名前はゆうごです
ぼくは「ゆうごちゃん」と
 ....
さびしさを
感じなくなってしまった
自分って
本当に
さびしいと思った
いつまでも
心に
残っている

あどけない
イタミ

治ってしまわぬよう

こうやって

思い出しては
ナイフで刺すんだ

何度も
何度も
文明昇華
のまえに

文明消化
しようか
それは
あなたの優しさ
ですか

あなたを
忘れないための
痛み

静寂の月夜

わたしは
雪虫となり

{ルビ羊歯=シダ}の葉に滴る
朝露に溺死する

時間という
 ....
行き場のない若者たち
死に場のないオトナたち

行き場 それは 生き場
生き場 それは 死に場

命をかけて死を守る
死をかけて命を守る

個のためではなく
誰かのために

喪 ....
詩人は
寂しい

詩人の
友人は

もっと
寂しい
(葬儀におけるエコロジー)

もし ぼくが死んだら
土葬にしてくれ

小さな命たちに
ご馳走してやりたいんだ

もし 火葬にするなら
ミディアムレアに焼いてくれ

エネルギーを
 ....
(回転=人間魚雷、桜花=ロケット特攻機)


さくら さくら
日本の やさしさ

散れ 散れ さくら
回転する桜花

流されて さくら
ドブの中

腐って さくら
ヘドロとな ....
ぼくは
火星の永久凍土の中で
10億年以上
このままの姿勢でいる

ぼくは
なぜこんな所にいるのだろう

全く
解らない

1億年に一度の頻度で
異星からの
メッセージが届く ....
ぼくのかけら

ひら
 ひら

舞い降りて

誰かの人肌で
溶ける

人知れぬ
森の奥深く

舞い降りて

静かに
眠れ
この無限の宇宙の一点で
この無限の時間の一点で

君は
失われた

きつく抱きしめた
ぼくの腕の中で

ぼくは
あの特異点を探している

漂いながら探している

この無限の ....
ぼくらは殺し続けるのか
この手を失うまで

ぼくらは傷つけ合うのか
この舌を失うまで

ぼくらは偏り見るのか
この目を失うまで

ぼくらは走り続けるのか
この足を失うまで

子 ....
千波 一也さんの043BLUEさんおすすめリスト(31)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ココロ- 043BLUE自由詩305-12-19
にじのいろ- 043BLUE自由詩105-12-17
すべりだい- 043BLUE自由詩305-12-2
カロン- 043BLUE自由詩105-10-4
コトバ紀- 043BLUE自由詩205-7-31
だれも救えない- 043BLUE自由詩505-7-8
回転寿詩- 043BLUE自由詩4*05-6-26
常夜灯- 043BLUE自由詩505-6-26
死_線- 043BLUE自由詩605-6-10
透_視- 043BLUE自由詩505-6-8
夜_景- 043BLUE自由詩305-6-6
シミ- 043BLUE自由詩4*05-5-27
COLOUR#YELLOW- 043BLUE自由詩205-5-15
坂道- 043BLUE自由詩305-5-11
Excuse- 043BLUE自由詩405-5-11
安楽死- 043BLUE自由詩8*05-4-22
さくら月夜- 043BLUE自由詩2*05-4-7
かきフライ- 043BLUE未詩・独白34*05-4-4
MISS_ME- 043BLUE自由詩105-3-27
創傷- 043BLUE自由詩205-3-20
正_露_丸- 043BLUE未詩・独白3*05-3-17
棘(とげ)- 043BLUE自由詩305-3-16
70億の墓場- 043BLUE自由詩305-3-10
LONELY- 043BLUE自由詩205-3-8
ミディアムレアに焼いてくれ- 043BLUE自由詩505-3-6
桜花- 043BLUE自由詩205-3-5
火星の山椒魚- 043BLUE自由詩105-2-27
積雪- 043BLUE自由詩305-2-24
特異点- 043BLUE未詩・独白305-2-22
リトルテロリスト- 043BLUE未詩・独白705-2-21

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