両頬を打たれたほうが気も済んだ愛に飢えてる空が明るい
社会がおかしいのか私がおかしいのかどっち?間違いなく後者
太陽から少し離れただけで肌寒い
少し
少しってなんだろう
肌寒さはこんなに身にしみるのに
外灯が先週よりも
せんさいで優しかった
恋人たちも先週より
せつ ....
信じなくていい
涙で帳のおりた夜
そんな夜は、信じなくていい
{引用=初等科之部}
よいこはねとけ子守歌
ももたろうのおはなしと
かぐやひめのおはなしと
ねむれよいことねかされて
ごっちゃになったゆめをみて
ひとりでよなかにめがさめた
ごとご ....
笑っていいともから電話がかかってくる人になりたい
小学生のときから どこかで少しだけ そう思って生きてきた
それが完全にかなわない夢に あと半年でなってくれる
....
幸せ
という言葉がついたものを買いたくなる
そんな時刻夕暮れ
ひとりはほんとにさむい
ネット上の文字が友達
だなんて言わない言えない
でもいいじゃない電車の
窓にうつるひとにつぶ ....
煮豆を口に運んでいるあなたは
だれかの真似をしているふうなのだけれど
わからないし どうでもいい
椀に添えられた手は
貧乏臭くひび割れているし
化粧気のない頬 ....
定価千八百円のはずの詩集が
アマゾンで一円で売られていた
0円では商品として流通されないだろうから
一円にしたまでのことなのか
紙代にも
印刷代にも
ならないはずの
アルミ二ュウ ....
人生の失敗ポイントが千を越えた
【ともし火】
気づけばしんと冷えていく
乗り換え駅も冷えていく
あの子はまだ半袖で
切符がないと泣いている
秋は火を隠している
柔らかな火を 今年もまた
あの子が切符を見つけられ ....
煙草の煙を燻らせて
黄昏の公園に佇む一人の老人
先ほどまで遊んでいた子供達は
まるでかき消す様にもういない
眠たげなその瞳で
茜色の空を見上げ
夢の中を漂い流離う老人
想いに耽るのは ....
地階の
寡黙な土踏まずから
4階の
華やかな脾臓まで
動脈としてのエレベーターは
人と花束と高揚を
送り届けた
6階の
冷徹な口角から
1階の
大らかなアキレス腱まで
静 ....
131026
ひとめ あなたに会いたいと
地獄の底から這い上がり
やって来ました娑婆の街
変化はありませんとスタッフ
....
後ろを振り返るとだれもいない
たぶん肩をたたいたのは夕暮れ
漆黒が塗り重ねられてよるを待つ
あさの白さに塗り変わるまで
針千本飲まされてもうゆびきりはしないと思ったころ
ぼくは立派な ....
見たくもないものが
見えてしまう時
人は、目を閉ざす
そうして
彼等は裸となり
波打ち際に寝転がり
片耳を、砂に押し付けて
波の轟きに
聞き入っている
....
***みなさまへ
るるりらです。このたび たんなるミスで
自分のハンドルをHALUにかえてしまいました。
しばらくすると、ハンドルをもとに もどす予定でいます。
類似するハンドル ....
埠頭から一時間船にゆられた
海面に時折大きな背びれが顔を出した
港であんこ椿の扮装をして写真を撮られた
両親と弟、祖母で三原山に向かった
しばらく行くと草も花もなくなった
辺りは黒々とした石 ....
交わらない
レールのようなもので
いいのです
どこまでも平行線
おなじ景色を観て
それぞれの思いがあ ....
詩に関節技をかけられる
ギブアップして時代に媚びたと白状する
詩に投げ飛ばされる
天地回転 ものの見方がひっくり返る
詩に首を絞められる
反則も何もありゃしない
ついには殺されてし ....
盲目の猫の爪切る祖母の服三日前から同じセーター
自分のなまえを難しい漢字で当てて書いている
にんげんに生まれなくてよかった
ありあわせの価値観や
なあなあの絆で
日々を適当に真面目にやる
にんげんに生まれなくてよかった
にんげんに生まれなくてよかった
....
雨の降る日は遅刻者が多い、と考えただけでも既にいらいらと重くなる頭を、無理に伸ばした背骨で支えて、混み合う生徒玄関で傘の滴に汚れた廊下の掃除の仕方と、遅刻の取り締まり方について、週番の生徒に指示してい ....
話の先にいるはずの姉
明るい声はしだい
次第に光を失い
七歳の姉は五歳の自分に向かい
満面の笑みで輝いていた。
今日の現実に
楽しげな昔が
揺らめく会話
苦々しげな現実 ....
ふとした拍子に
古い記憶が鮮明に
浮かび上がってくることがある
その時食べた食事
見ていたテレビなど
まるで昨日の日記を捲るように
音と色と匂いまで伴って
思い出される 瞬間
....
夏休みさいごの日
ぼくは飛行機で全寮制の中学校に戻った
いきなり夏休み明けの実力テスト
ぼくは明るい暑さと空虚な開放感をさびしく嗅ぎながら二日間のテストを終えた
それからは普通 ....
雨が降っていた
同じ小学校だった女友達と
ゆうべ電話で話す
今度何十年かぶりにする
同窓会のこと
思い出話なんかも取り混ぜて
時々あったお弁当の日
彼女のお弁当箱には
美味しそうな ....
雨が降りそうで 今にも
ヤキソバでも
作るかな
雨が降りそうで
降らない
風が冷たい
夏なのにサムイ
君は出かける
ひとり どこかへ
風に吹かれて チャリこいで
....
あなたが弾く鍵盤からは
詩が聞こえてきます
ピアノ色の言葉が
楽譜から飛び出して
わたしの耳元でささやくのです
あなたの詩は
私にとっては水の流れ
水色の言葉は
静寂で濁った悲 ....
夏美かをるさんのおすすめリスト
(7676)
タイトル
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カテゴリ
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日付
両頬を打たれたほうが気も済んだ愛に飢えてる空が明るい
-
北大路京 ...
短歌
4
13-10-28
社会がおかしいのか私がおかしいのかどっち?間違いなく後者
-
北大路京 ...
自由詩
6
13-10-28
少し
-
吉岡ペペ ...
自由詩
12
13-10-28
信じなくていい
-
殿上 童
自由詩
25*
13-10-28
性教育庁唱歌
-
salco
自由詩
4*
13-10-27
いいともだって
-
八男(は ...
自由詩
5
13-10-27
夕暮れのホーム
-
朧月
自由詩
6
13-10-27
煮豆を口に運んでいるあなたは
-
草野春心
自由詩
6
13-10-27
一円
-
そらの珊 ...
自由詩
16*
13-10-27
人生の失敗ポイントが千を越えた
-
北大路京 ...
自由詩
6
13-10-27
秋の待ち伏せ(ツイッター#pw秋組参加作品)
-
そらの珊 ...
自由詩
9*
13-10-26
夢の跡
-
龍九音
自由詩
1*
13-10-26
エレベーター
-
nonya
自由詩
28*
13-10-26
ひとめ_あなたに
-
あおば
自由詩
10*
13-10-26
蛇行
-
梅昆布茶
短歌
13
13-10-26
灰の雨
-
まーつん
自由詩
8*
13-10-26
てづくり太陽
-
るるりら
携帯写真+ ...
6*
13-10-26
アイランド
-
そらの珊 ...
自由詩
10
13-10-26
レール
-
石田とわ
自由詩
14*
13-10-26
現代詩バーリトゥードフォーラム
-
ただのみ ...
自由詩
31*
13-10-26
盲目の猫の爪切る祖母の服三日前から同じセーター
-
北大路京 ...
短歌
7
13-10-25
自分のなまえを難しい漢字で当てて書いている
-
北大路京 ...
自由詩
4
13-10-25
にんげんに生まれなくてよかった
-
ホロウ・ ...
自由詩
5*
13-10-25
朝のできごと
-
Lucy
自由詩
20*
13-10-25
電話ー姉弟2
-
……とあ ...
自由詩
11*
13-10-25
【_残像_】
-
泡沫恋歌
自由詩
13*
13-10-25
いいともの頃
-
吉岡ペペ ...
自由詩
11
13-10-25
フレンチトーストとおちょこ傘
-
そらの珊 ...
自由詩
13
13-10-25
ヤキソバ
-
Lucy
自由詩
10*
13-10-24
あなたからの贈り物
-
乱太郎
自由詩
16
13-10-24
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