スキップが出来た日
ひとりの道を楽しむ会の
仲間になった

逆上がりが出来た日
さかさまを楽しむ会の
仲間になった

しびびーが出来た日
くさむらを楽しむ会の
仲間になった

 ....
      この世にあなたがあるかぎり
      この身を風になびかせて
      とおくの空をあおぎみる
           
      この世にあなたがあるかぎり
      思 ....
女性限定と聞いて高い声を出した ジュリエットは泣いていた
あんなに固くかわしたはずの契りはなんだったのだろう
風と男は信用できないと泣いていたのだが
すぐに泣きやんだ

だって泣くのもけっこうつかれるんだもの
そして地中 ....
何でもなかった一日が、
特別な日になってから四年が経った。

 
君の笑顔は夏の向日葵よりも眩しくて、
卑屈だった僕の心を照らしてくれた。

僕の悲しみは悲しみでなくなり、
母なる大地 ....
昨日の囁きが今日の閃きに変わる時、
私らは燃え尽きる事のない一本の蝋燭のようだ。
揺らめきながら暗闇を照らし、
広がる領域の旅人となる。

思考の岩を砕き、思想の風になびかない心を持ち、 ....
最初の一滴が流れを作り

川になり海へ渡る

僕はいつも想う

たとえそれが悔し涙であっても必ず報われると
露天風呂に
注がれる湯を見ていた

細い竹筒を通って
それは 私のいる場所へと
落ちてくる
水面に触れるだけで 
透明だった湯は
たちどころに白く濁る

真暗闇なのに
ほのかに明 ....
私がもしも
粒子になったら
あなたのところに飛んでいこう
私が
私とわからない
でも
あなたはわかってくれる

(ご遺体の損傷がひどく
(確認にはずいぶん 時間がかかりました
(カ ....
そうそう こんな夜はないだろう
私は おえつを漏らしながら泣く
私のかたわらには夫
私の夫はテレビを見る
私のもの言わぬ夫

そうそう こんな夜はないだろう
私は おえつを漏らし泣く
 ....
音という大きなくくりのなかにいて 君の声だけ特別でした

もふもふとやわくてぬくい善きものがしっぽで返事 猫の縁側

履いてから捨てると決めた靴下をなぜだか今日も洗濯している

卵からひよ ....
見失った自分が扱いづらい 街が 色とりどりに装飾された季節 
いつの間にか 心は踊り ざわざわして
気がつけば はじまりは訪れる


思いはたくさんあるけれど
うまく言葉にできなくて
伝えたい事も 話せないま ....
最初は無骨で地味で
冴えない靴だと思った

わずかに白い糸の縫製が丁寧であること
靴紐の穴が登山靴風に六角の鋲が打ってあってしっかりした外観なのと
黒地に白いソールのアクセントのバランスがよ ....
 
 手紙を書こう
 愛する人へ向けて

 触れる度に傷つけるような
 そんな接し方しか
 出来なくても

 言葉と空間を介してなら
 紙というフィルターを通してなら
 少しは、あ ....
土に還れない落ち葉は
一枚一枚
くっきりと形をとどめたまま
美しい標本のように
雨の舗道に貼りついて


幾度も
踏みしだかれ
やがて晴れた日の
風に
粉末となって
舞い上がる
   
たたかれても 怖がられても
一日中笑顔で過ごす 
他には表情が無いから

人間と同じ姿に作られて
どこで間違ったか
喜怒哀楽が有るように錯覚されて

人と遊びたいとも思わない ....
久しぶりに、いよちゃんに会ったら、前歯が1本なくなっていた。笑ったとき、いたずらっぽくみえる。
乳歯が抜けかかっていたのを、えいやっと自分で抜いてしまったらしい。それを見て母親はびっくりしたと話して ....
責めてはいけない

倦怠を背負い 今だけと 撫でる明るめの色の心を

いつだって 怠けている訳ではない

責めてはいけない

私は今もミジンマジメで 責めようと時間を行き来する

 ....
雨が窓を叩いてる
風が夜をかきまぜている

遠いところから
押し寄せてくる
怖い記憶に
目を覚ます

かたわらに幼子がいた頃は
守らねばという決意が
こんな時私の背筋を支え
薄闇 ....
愛とか
愛に似たものとか
愛と呼びたいものとか
愛したいものとか
愛しても届かないものとか
愛したらいつか届くんじゃないかと思うものとか
付箋をつけた愛とか
血糊みたいにべっとりした愛と ....
夫婦漫才で笑えない心になっている 輝く雲の湧きあがる空の果て
若者の最期は誰にも見届けられない
彼は太陽をその目に捉えて
振り返った時には姿を消していたのだ
母は名を呼び続け
長の年月探し続けたが
父は真新しい墓へ参る度に ....
懐かしいな
東京の音大に勉強しにいっていた 高3の夏

でも色々悩んで 両親とけんかして 話し合って
結局こちらの大学へ行くことになって

あの時 もし東京に行っていたら 
違う人生にな ....
今朝は 静かな死
白樺の裸体 霧の
視神経 晩秋の匂い

  目減りした水瓶に落とす
  賽の河原の石のくぐもり
  陽射しはそっと後ずさる 

魂のほころびから
黄泉の調べ ....
朝霧の中、銀色の竪琴を持つ者は歌うでしょう。
森の教会に昇りかけの太陽を見る者は、笑顔で挨拶を交わすでしょう。
今日という日の訪れに、新たな希望を見出す者は、
竪琴の伴奏に歌う野鳥の姿をも見 ....
僕の胸に手を乗せ トントン・・・と

まるで心臓の鼓動と共鳴するような

優しいリズムが心を和ませる

微かな記憶 おやすみの挨拶
胃袋に詰めこむものは
ジャンクであれば、あるほどいい
水分ですべてを流しこめば
震える指をのどの奥に

便器にかじりつくように
ひざまずいて
溢れ出る吐瀉物に
願いを託す
ちいさくな ....
彼岸花 ?

猫に噛まれそうになって 怖かったの?
そんなに真っ白になって
無邪気なあのこの手が触れたから
あのこの肌の色をうつしたの?
誰かの不幸を嘆きすぎて
熱い血潮を欲しがるかなた ....
しゃけたらこ おにぎりばくだん投下するシンジゲートの朝は忙し

しみじみと昔の恋がよみがえるように便座に熱戻る朝

カシミアはさぞ美味しかろうよ 虫食いの穴に悪態を吐く

秋空の雲の流れる ....
夏美かをるさんのおすすめリスト(7676)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
お天気倶楽部- そらの珊 ...自由詩20*13-11-10
あるかぎり- 石田とわ自由詩10*13-11-10
女性限定と聞いて高い声を出した- 北大路京 ...自由詩313-11-10
その後のロミオとジュリエット- 梅昆布茶自由詩1113-11-9
結婚記念日〜愛する妻へ贈る詩- ヒヤシン ...自由詩11*13-11-9
明日への媚薬- ヒヤシン ...自由詩4*13-11-9
ひとしずく__〜四つの行詩より〜- 龍九音自由詩2*13-11-9
白骨の湯- そらの珊 ...自由詩1113-11-9
カナリアの唄- umineko自由詩10*13-11-9
私の夫- 小川麻由 ...自由詩3*13-11-9
少し幸せになるおまじない- そらの珊 ...短歌1013-11-9
見失った自分が扱いづらい- 北大路京 ...自由詩513-11-8
うまく言葉にできなくて- 葉月桜子自由詩6*13-11-8
靴のはなし- 梅昆布茶自由詩1113-11-8
手紙を書こう- まーつん自由詩11*13-11-8
蝶になる日- Lucy自由詩24+*13-11-8
アクトロイドの愛- イナエ自由詩9*13-11-8
ガラス玉遊戯- yo-yo自由詩10*13-11-8
大丈夫- 朝焼彩茜 ...自由詩13*13-11-8
窓を叩く雨- Lucy自由詩19*13-11-8
Lover,Lover,Lover- そらの珊 ...自由詩16*13-11-8
夫婦漫才で笑えない心になっている- 北大路京 ...自由詩313-11-7
R_- salco自由詩1013-11-7
もしも_あの時…- 葉月桜子自由詩3*13-11-7
死情- ただのみ ...自由詩17*13-11-7
朝のひと時- ヒヤシン ...自由詩8*13-11-7
おやすみの挨拶- 龍九音自由詩1*13-11-7
ちいさくなりたい- 茜井こと ...自由詩4*13-11-7
彼岸花_- bookofheaven自由詩4*13-11-7
めいぷる- そらの珊 ...短歌1113-11-7

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256