納豆を投げて節分ネーバネバ 良いこと言って聞かれてなかった ほんの数十年前
空がピンク色に染まった夜の日々
凜として生きていた正義の味方

正義の味方は美しく
正義の味方は気高く
正義の味方は清々しく

誰から後ろ指をさされることもなく
 ....
磨りガラスの向こうの公園で
外国人に話しかけられた
どうやら、フランス語らしいが
何を言っているのか分からない

家に帰ると母親が叫んでいた
ひとつひとつは意味のある言葉
けれど、つなげ ....
 思い出したくない事を思い出す

 忘れたい事はまざまざとして

 それらは破片だ

 ジグザグに切られた欠片でもあるな

 完成されないパズル

 枠を試行し

 直線を ....
私の紡ぐ衣は
フリーサイズではない
ピッタリ合う人と
ぜんぜん
似合わない人がいる

人それぞれ
好みがあるだろう
色や柄が気に入らなければ
あなたの箪笥から
どうか 放り出してく ....
がようし  いちまいあったら  なにをする

あおくぬったら  まなつのそら

だいだいいろにぬったら  あきのゆうぐれ

さんかくにおったら  かみひこうき

しらないくにへ  とん ....
母にオレオレ詐欺から電話がかかってきた
どうやら僕が会社の金を使い込み
1200万円を用立ててくれと言ってるらしい

連絡を受け急いで実家に帰ると
10人もの警察関係者

詐欺犯と現金の ....
オリオン座を見てくると ダウンを羽織りタバコを持って
ベランダへゆく あの人

最初に惚れたのは あの人だけれど
今は遥かに私の方かもしれない

 にやけた幸福の笑みは空気を至福へ空へと押 ....
真夜中にピッチの着信音
どんな目覚ましよりも効果がある
気がつくと白衣を引っ掛け
廊下を小走りに駆けている

おとなしい茶色い目の
奥さんを思い浮かべる
父親に似て意志の強そうな
 ....
雪は降り止み
風も途絶えた
満天の星空は
きりきりと冴えわたる
放射冷却の夜

氷のランタン
雪の壁
立ち止まり
眺める
子どもの頬
母親の手のひら
蝋燭の炎は揺れながら
あ ....
一生で1番君を笑わせる男が僕でありますように 夢精の度に水子供養 妊娠すると涙もろくなる
涙腺は加速する

 幼児虐待のニュースが目に入り
 頭が痛くなるほど 泣いた
  
  悲しい世の中は終わらない

 養子問題のニュースが目に入り
 身勝手な ....
幼稚園の豆まきでは
殻付きピーナッツと一緒に
キャンディーやチョコ玉や
たまにチロルチョコなんかも混ぜて
撒いてくれるので
鬼のお面をつけた子どもたちが
懸命にそれを拾うという
奇妙な光 ....
葉は鎧のように
厚く
隙なく密生し
足元を覆い隠して

無防備な細い茎は
強情な決意のように屹立し
その上に僅かにうつむいて
そう 基本姿勢は
あくまで謙虚に

だけど譲れない
 ....
猫になりたい
すまして本を読む
あなたの足もとでじゃれつきたい

猫になりたい
そのページをたどる指先で
やさしくのどを撫でて欲しい

猫になりたい
こんなに寒い冬の日は
あなたと ....
ニチギメ 節分祭のおしらせ

本日の日付で投稿された作品のうち、
五七五の浮かんだ 作品についてのみ 
ポイントなしで コメントさせていただきます。

きまぐれにおこないますので
何粒の ....
娘の反抗期も
そろそろ終わりかなあと
やれやれと思う反面
なんだかそれはそれで
一抹のさみしさもあり
手放した自覚もなく
ああ、季節というものは
こんな風に過ぎてゆくものなんだと思う
 ....
 
恋は青短、赤短、猪鹿蝶

こいこい こいこい! こいこい!!


あっ、やっぱ親(彼女)はつぇーや



 
誰がこまどり殺したの
そう問うてみても
こたえはなかった
誰もおぼえていないのだ
すずめも 雄牛も ヤマバトさえも


夏祭り
遠くに母を見つけて
手を降ったあなた
振り袖で
回 ....
夕暮れが近づき
わたしの中に霧が生まれると
過去は砂糖菓子に姿を変えて
死者の日の祭りの喧騒へと
まぎれこんでしまった
何もかもが冷たく静かだ

退屈したわたしは
自分の隙をついて
 ....
ネット詩人とバカ親は
恥ずかしいことを
臆面もなく出来るという点で
似たところが多い
そのひとつがキラキラネームだ
てめえは気に入って付けてんのかも知れないが
宝塚の月組じゃねえんだよ
 ....
穏やかで笑顔を絶やさない
優しい人は
素敵な人でしょう

でも
人生には
笑ってばかりはいられません

自己を守る戦い
家族を守る戦い
自由を守る戦い
平和を守る戦い
  

異国の少女の瞳のよう 青く澄み
だが雲はお構いなしに夢の中の鰐だ

純白に生れ落ち
気まぐれな冬の微笑みにほだされる
だが夜には冷たくあしらわれ 
朝には固く汚れた肢体を通りに ....
鼻毛だけ切るつもりだった つよいということは
ただしっかりではないこと
しなやかにうつくしく
じゅうなんであること
そしてやさしくかしこくあること
あなたがおしえてくれた
幸福は、煙のようなもの
しゅるる…と宙に消えては
ほら
気づけばそこに、漂っている  
白隠禅師が、墨で描いた
手のひらの絵が
硝子ケースの外に立つ、僕に
語りかけた

(両手を打つと、音は鳴る
 片手で音は、どうすれば鳴る?)

姿の無い白隠禅師が問うので
硝子ケース ....
生きるためにふんずける
昨日の自分を

ふまれたらふみかえす
明日の自分を

影がうすくなって
ひとは大人しくなるようです
年月は目にみえないというけど

あなたの影もだいぶ薄いで ....
夏美かをるさんのおすすめリスト(7676)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
納豆を投げて節分ネーバネバ- 北大路京 ...俳句614-2-4
良いこと言って聞かれてなかった- 北大路京 ...自由詩814-2-4
蛙の快楽- ……とあ ...自由詩14+*14-2-4
バベル- 自由詩27+14-2-4
完成と欠如- ドクダミ ...自由詩314-2-4
【_フリーサイズ_】- 泡沫恋歌自由詩11*14-2-4
がようし- 村田 活 ...自由詩7*14-2-4
実録_本当の被害者は僕だ!- ichirou自由詩6*14-2-3
あの人- 朝焼彩茜 ...自由詩14*14-2-3
スイセン- 藤原絵理 ...自由詩8*14-2-3
アイスキャンドルを灯す夜- Lucy自由詩12+*14-2-3
一生で1番君を笑わせる男が僕でありますように- 北大路京 ...短歌814-2-3
夢精の度に水子供養- 北大路京 ...自由詩8+14-2-3
妊娠と優しい大人- 朝焼彩茜 ...自由詩12+*14-2-3
節分- Lucy自由詩20+*14-2-3
シクラメン- Lucy自由詩9*14-2-3
猫になりたい- 未有花自由詩24+*14-2-3
日極_節分祭のおしらせ- るるりら自由詩6+*14-2-3
女同士- そらの珊 ...自由詩25+*14-2-3
こいこい- 殿上 童自由詩11+*14-2-3
こまどり- フユナ自由詩6+*14-2-2
帰り道- 自由詩3+14-2-2
ネット詩人とバカ親- 花形新次自由詩314-2-2
戦い- イナエ自由詩8*14-2-2
冬晴れの陰影- ただのみ ...自由詩22*14-2-2
鼻毛だけ切るつもりだった- 北大路京 ...自由詩514-2-2
つよさ- 梅昆布茶自由詩1014-2-2
幸福- 服部 剛自由詩514-2-1
家族の手- 服部 剛自由詩414-2-1
影ふみ- 朧月自由詩214-2-1

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