海外で活躍するメジャーリーガーや
サッカー選手たちはいつも大きな注目を浴びる
でも それをまず為したのは 
商社を始めとする無名のサラリーマン諸兄だ

メディアはニュース・バリューがないので ....
そんな私は精神衛生のためにいいことならなんでもする。
休みの日にはカンテレのCDを聞き、最近友人に勧められた黒豆茶を飲み、天気のいい日は庭に出る。
花を植え、草を抜き、レンガを並べ、水やりをする。 ....
【合唱コンクール】

 中一の娘が学校の合唱コンクールで、伴奏を引き受けてきた、と驚愕なことをいう。
 娘がピアノを習っていたのは小学校三年までで、どこをどうやったら、そういうことになるのか。
 ....
シロツメクサに
私はなろう
遠い
異国のビードロを

木箱に
そっと包み込む
同胞たちの
笑顔のように

こわれてやまぬ
あなたの心
私は
そっと包み込む

花で
ある ....
       うす汚れた魂を
       夜更けに洗う
       洗面器に冷たい水を張り
       ひとつまみの塩でもみ洗う
       不信と後悔がにじみ出て
     ....
『ありがとう。』が飛び交う、広い浴室。。

「背中、流しますよー。」

くしゅくしゅと泡を立てて

労る様に背中を流せば

全身左麻痺のかずちゃんが呟く。

「お風呂に入ると、生き ....
あの人、鶏肉ばかり食べるのよ
安くて健康にいいからって言ってだけど
お酒飲んだ時に本音を言ったの
「本当は翼が欲しいんだ」って
「ニワトリは飛べないじゃない!」って
言ってやったのよ

 ....
風呂に入るという行動は

懺悔をするためなのだろうか?

それとも

生まれたての赤子のように

新しい1日を送るためなのだろうか?

アウトプットの刹那

狭いバスタブで湯に ....
私の詩を
だれかが声にだして読んでくれたら
いいとおもう
大きな
大きな声で読んでくれたらいいとおもう

この私の両の耳にも
きこえるように はっきりと
よんでくれたらいいとおもう
 ....
今迄の僕は 
どれほど多くのまなざしに
みつめられてきただろう   
どれほど多くの手に 
支えられてきただろう 

今、僕は、ようやく 
幹の内側からいのちの歓びを{ルビ呻=うめ}くよ ....
なかなかはいはいしなかった周が 
ある日突然、棚に掴まり立ちあがった。 

「すごい、すごい」 
諸手を叩いて、僕は言う。 

「ぱ・・・ぱ・・・、ぱ・・ぱ・・」 
こちらを向いて、周が ....
街を歩くと
人がいる

海を泳げば
魚がいるし

空を飛べば
鳥がいるけど

街には人がいる

たくさんの箱の中に
住んでいるし

たくさんの道の上を
流れているし

 ....
出張先で倒れた

会社のひとにわりと大きな病院に運んでもらった

その間にもお客様からクレームの電話が入っていた

その処理の指示を浅い息でおこなってそこへは明日行くことにした

問題が起こることは普 ....
憎しみもつながりのひとつの形であり

生きているからこそ憎むこともできる

あなたに憎まれるとしても

今生きているからこそ感じられることなのです
二00一年十月

白い骨になった祖母が
熱気の中に横たわっていた
八歳の息子が私を見上げる
「お母さん、人ってこうやって焼かれるんだね。」
君に答える言葉がない
だって私も今初めて
焼 ....
オバサン オバサンって ウルサイ!
今は若いアンタたちも
いずれはオバサンになるんだ
その時のために
オバサンの心得を教えておくよ

まず オバサンは
“ 絶対に負けを認めない ”
何 ....
柔らかな白紙が
一歩ごと
白さを増し
やがて
新雪の上の足跡のように
言葉だけが残る



歩道橋の上から
あなたの生まれた
病室が見える
夜を越えるたび
淡くなっていくその ....
     つぶれたスーパーの裏には
     ひとり郵便ポストが立っている
     その赤いからだは色褪せて
     ところどころが剥げている
     スーパーとともに忘れられ
 ....
【つぶつぶとうがらし】

 このタイトルが、イコール「粒々辛苦」の振り仮名だと思う人がいたら、その人は私の同級生の○○くんかもしれない。

 そう、小学生(たぶん6年生くらい)の時、国語の書き ....
 東の空にいつの間にか、オレンジ色した淡い月がでていた。

「あ……、もう、こんな時間だから、お家に帰りましょうか。」
 やだっ、そんなの、ずるい!
「外山先生……、わたしどうしても、もういち ....
いいことも

わるいことも

関係なしに

うつくしい

ため息さえも

いとおしく

白くかがやく

冬の青空
     ワイルドストロベリー / 和名(エゾヘビイチゴ)
            
 
     苗を買って植えた
     幸運と奇跡を呼ぶといわれている
          ....
    あの男が死んだとき
    その亡骸をほしいとねがう
    ベッドに横たえて
    ともに眠り、
    おはようと朝をむかえる
    腐敗するその ....
子供はめんどくさい

紙おむつも高いし生活費がかさむ

でも先生なのだな


問いかけることを忘れて
処世に汲々としているぼくたちを
ときどき修正してくれる
大切な生き物だ

 ....
 
キミはいつもいつも”どうしてかしら?”っていうよね


ウチの”どうしてかしら?”は、疑問文ではなくてよ

それがわかっていただけないのは、どうしてかしら、ねぇ?




 
湯に首までつかると
毛穴という毛穴から吐息が漏れる
立ち昇る湯気が
表情筋をひとつずつ解体していく

たぷたぷ

あごの先端から始まった
温かいさざなみが
湯船のふちを円やかに乗 ....
冷たい空から降ってくる

鮮やかな光

あんまり冷たいから

女の子はしかめっつら

行き交う人々に注がれる

輝く肌は薄くて一枚一枚剥がれてゆき

筋肉が想う心が躍動し

 ....
{引用=
 雪の散りまどう午后
音の波もやみ 記憶の
時の 歩みは、さかのぼる

 冬のぬくもりらしきものが
わずかに溶けだして
軒下に細い指骨をつくった

 一尺ほどもある{ルビ氷 ....
廃屋になる少しまえ
きみょうに やねがかたむきはじめた
それは ただのきっかけだったが
終わりまで止むことの
許されない
狂ったアリアだった
ちょうつがいが蝶に戻って飛び立つころ
えんき ....
一巻の蝶がほどけ
色と熱を失った記憶の羅列が
瞬きもせずに四散する
錐揉みの燃える落日に
ことばには満たない鱗粉が
乱反射しながら霧散する


重力が半減したかのように
その長すぎる ....
夏美かをるさんのおすすめリスト(7676)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いつか忘れ去られるひと- HAL自由詩7*13-1-22
ホットフラッシュガーデン- Lucy自由詩11*13-1-22
珊瑚の小径2(エッセイ)- そらの珊 ...散文(批評 ...9*13-1-22
シロツメクサ- umineko自由詩24*13-1-22
洗面器にわたしが溢れるとき- 石田とわ自由詩32+*13-1-22
思い出話- 梓ゆい自由詩513-1-22
チキンワーク- イオン自由詩3*13-1-21
てるまえ??ろまえ???- 梓ゆい自由詩3*13-1-21
詩の音- 朧月自由詩913-1-21
いのちの歓び_- 服部 剛自由詩8*13-1-21
喜びの日_- 服部 剛自由詩5*13-1-21
お散歩の効用- まーつん自由詩6*13-1-21
病院にて- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...20*13-1-21
に__く__し__み- 渡辺亘自由詩213-1-21
火葬場で_- Lucy自由詩11*13-1-21
【_オバサンの心得_】- 泡沫恋歌自由詩17*13-1-21
について- knit自由詩213-1-20
きみを忘れやしない- 石田とわ自由詩12+*13-1-20
珊瑚の小径(エッセイ)- そらの珊 ...散文(批評 ...9*13-1-20
あずきの恋人_(連載⑪)- たま散文(批評 ...14*13-1-20
かがやき- 三田九郎自由詩7*13-1-20
白い花と赤い実と祈りと水やり- 石田とわ自由詩9*13-1-20
ひとつの狂気- 石田とわ自由詩6*13-1-20
子供の詩- 梅昆布茶自由詩2013-1-20
どうしてかしら?- 殿上 童自由詩16*13-1-20
たぷたぷ- nonya自由詩27*13-1-19
冬の躍動- 灰泥軽茶自由詩12*13-1-19
遠い冬- 月乃助自由詩6*13-1-19
アナザー_ドア- そらの珊 ...自由詩1713-1-19
残像- ただのみ ...自由詩22*13-1-19

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