何の気なしに言われた 褒め言葉
自分を呼ぶ 名前
それが嬉しくて

微笑む代わりに 聞こえない風が吹く
その 空気管は ちょっとだけ くすぐったい

感動する瞬間ばかりを集めたなら 兵器 ....
インベーダーゲームみたい。bang、それからshoot、戦うことしかでき
ないので自滅の最終章。これはきっと運命なのって、ブロックひとつ
壊して、はねかえるビームにやられた。コンティニュー ....
道を極めると書いて
極道とはね
笑わしよんな
電車は遅れてやってくるだろう
通勤客も 学生も
深く蔭を巻く階段の一足ずつを
うつむいて上っていくだろう

すべて死すべきもの
と歌われた地上で
今日もなお月は
広がる木々の枝々に黄色 ....
わたしがこの世に生まれた
次の瞬間
ご注文はお決まりですかと聞かれた
わたしはニシン蕎麦を注文した
ニシンも蕎麦も
食べるのははじめてだったのに
へいお待ち、と言われて
ニシ ....
重ね合わせた掌に のせる想いは煙り
ろうそくと線香の火に 日常が遮断される

目を閉じ 心の奥に目を落とすと
闇の中にかすかに
小さな子が 手を合わせている
幾人いるかは 暗くてみえない
 ....
雪の舞う硝子の中で君は
まるで冷たくないみたいな振りをして
もう死んでいるみたいな振りをして
温かい灯りに横たわっていた
虚ろな瞳を何処ともなく向けて
不思議な味のアイスクリームを齧っていた ....
想いに
順番をつけようとして
どれも自分のわがままだから
いちばんでないと怒りだす

やさしさも
おもいやりも
あたたかさも
受取るときにはあんなに
うれしいのに
どうして一番に届 ....
水と油は
反発し合う
反発するから
互いが成り立つ

水と油は
こばみ合う
こばみ合いつつ
となり合う

水と油は
よごれ合う
よごれ合うから
澄み分けてゆく

 ....
愛していると
水に沈めるようにしか
言えなかった

おもたいものほど
きちんと遠くへ沈むので

うみがめが
なみだを分泌するように
水のなかで
愛しているを
沈めている

 ....
「俺たちの旅」
の世代が
固執する
反吐が出そうな
熱き友情




学校や
教師程度に
盾突いた
日々が恥ずかしい
尾崎世代




本当の
自分探しに
北国 ....
「草が熱い夏」
             木の若芽

葉を摘むと
草は傷つくが
いっそう枝は伸びられるようになる
自らもともとの健康に復するいのちが
草にははっきりとある
葉を摘むわた ....
たとえ一人でも
            木の若芽


「わたしはたとえ一人でも咲きます」と
どの花も
ゆりも てっせんも ほうせんかも ひまわりも
最初の祖先が生まれた時から宇宙に誓った ....
闇迷路
夢と希望って
どこだっけ

第六感
掻き分け探るも
触れるもの無し

待つことが希望
と言う君 追うけれど
追いつけないと
立ち止まる

初めての同志
昔の恋
昔 ....
セラファン と言う言葉を眺めると
セラミック・ファンヒーターなんて言葉が 浮かんでくる

そんなもの 本当に 有るのか無いのかも 分からないけれど
ずっと 悩んでる

悩み過ぎても 脳みそ ....
なににも祈る気持ちになれないけど
目が覚めて空が
ちゃんといてくれているのを
みたら安心する
言葉にはできないけど
あたしが
あたしのまま
空へてを伸ばす
おはよう って
いい言葉だ ....
さよなら


はちみつのような思い出たち


あなたのほほの熱を


忘れられないままに


さよなら


はちみつのような思い出たち


あなたが決めた道を
 ....
駅から流れる

家路を辿るひとの群れのなかで

ただ恐かった

人生や血脈が

にほん足でとぼとぼ歩いていた

それが恐くて


点滅する信号を見つめていると

生きてい ....
           
この目で見ていこうね

この耳で聞いていこうね

この口で笑っていこうね

この手で触れていこうね

この足で歩いていこうね

この心で感じていこうね
 ....
愛するほどに遠くなる

貴方は私をやさしく傷付けて

飛ぶ鳥は振り向かないからと言って

背中だけ向けて私の知らない世界へ歩き出す



あの花束は

もう枯れたでしょ ....
大事なものなぁに
人からみた自分?
かげがぽつんと歩いてる

大事なものなぁに
昨日までの夢?
雲がいそいで逃げてゆく

大事って気持ちがわからない
ころんとこぼれて沈んでく

 ....
なぜ命を賭して戦場に赴く
ジャーナリストや写真家が存在するのか

彼等は知っているのだ
戦争でまず殺されるのは女や子供たちではなく
もちろん兵士ではなく真実だと云うことに

それを知るた ....
 
いつもの朝食 いつものテレビ
そして、いつもの一日

いつもの幸せ




 
潮騒を聞いてあなたを見ていたのあなたはずっと海を見ていた いつまでたっても電信柱のようにたっています
恋は百万遍すどうりしてほかの誰かをむすんでます

それでもけっこう嬉しかったりするのですが
もうちょっといい脇役にもなりたかったりして

ギ ....
あらかじめ仕組まれていた
夏の日の終わり

目の前の景色が
ゆっくりと麻痺していくのさえも
そんなの当たり前とばかりに
君は背伸びをして見せた

土曜日の午後の
彼女の笑顔や
 ....
蟻だ
物凄い数の蟻だ

僕は
涎を垂らしながら
テレビのニュース映像に
釘付けになっている

パレードだ
角砂糖の数珠繋ぎだ

僕は
指をくわえながら
熱狂と陶酔の蟻の行 ....
  陰気な病院が
  頭の方から
  青空をゆっくりと降りてくる



  逆さまになったまま
  患者のひとりは今、
  あざやかなレタスを食んでいる
  桃色の看護婦がそ ....
読んだふりして投げ出した恨みも捨てにブックオフ

いまさら人生の意味なんてと言いながら尾崎豊を聴いている

じゃんけんに勝ったら寝るよと言った娘のおそだしのズルを言えなかった夜

恋人にな ....
サイレンをならし走り来る救急車
みな時をとめ 道をゆずる

優しさの道を
願いに包まれて去る白い車

大事なひとに無事でいてほしい
はっとするほどはっきりと
一致して
家路へ急ぐ通り ....
夏美かをるさんのおすすめリスト(7676)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ファインダー- 藤鈴呼自由詩8*12-8-26
きみが架空の主人公- しもつき ...自由詩24+12-8-26
笑わしよんな- HAL自由詩7*12-8-26
すべて死すべきもの- オイタル自由詩4*12-8-26
注文- 小川 葉自由詩412-8-26
うたかた- 砂木自由詩17*12-8-26
精神病院の一室で- 智鶴自由詩312-8-26
わがまま順位- 朧月自由詩212-8-25
水と油- 千波 一 ...自由詩5*12-8-25
産卵- はるな自由詩712-8-25
イタッ!短歌5- 花形新次短歌112-8-25
草が熱い夏- 木の若芽自由詩312-8-25
たとえ一人でも- 木の若芽自由詩312-8-25
- Wasabi 自由詩312-8-25
セロファン- 藤鈴呼自由詩9*12-8-25
おはよう- 朧月自由詩312-8-25
はちみつ(改作)- 永乃ゆち自由詩4*12-8-25
横断歩道- 吉岡ペペ ...自由詩1312-8-25
旅の途中- 永乃ゆち自由詩3*12-8-24
あの花束は- 永乃ゆち自由詩8*12-8-24
きいてほしい- 朧月自由詩212-8-24
まず殺されるもの- HAL自由詩4*12-8-24
いつもの- 殿上 童自由詩20+*12-8-24
「海辺」_短歌de胸キュン- 北大路京 ...短歌12*12-8-23
いつか詩人になれるなら- 梅昆布茶自由詩2412-8-23
焦燥プール- в+в自由詩612-8-23
パレードには行かない- nonya自由詩29*12-8-22
病院が墜ちる- 草野春心自由詩712-8-22
ちょっとだけ哀しい人生- 梅昆布茶自由詩1112-8-22
夕方の交差点- 朧月自由詩212-8-22

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256