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【 流石の沢蟹】


沢蟹は、歩く
沢を 歩く
さわさわとした沢を歩く

沢蟹も 花見をする
タンポポの花が 咲いている
その花弁を
器用に 切り取り
 ....
胸を、はる




待ちに待った春に、咲くのは
リニューアルではなく 
ニュー リアル

満身に光を受け 白妙沙織
光源氏は 桜襲(さくらがさね)を纏ったという
透 ....
ビニール袋で
猫を作った
5歳のきよ君が
モミジの手をつけた
顔があるけど
透明
落ち着きのない子猫
風が吹くたびに
出窓から飛び降りてる
あかい
甘い
すっぱい

でも耳がある

かわいい
ニャーオ
ゴロゴロ

でも
美味しそう

ねこ
食べちゃった
【たまきはる】


珠さんが きはりましたのや
珠のような肌のお方でしてな
おおけな光の珠のようでしたな
魂というものに あたたかみというのが
あるのでしたら きっと夕日のよう ....
厭だ。平行線なんて
人の話を聞こうともしないなら
まじりあうことも無い
プラスマイナス零なので
今の私は あなたは かなたまで土だ

わすれてしまった きよらかなものが
私の あなたの  ....
そらが ぬけて
やまが 切り取られたかのように くっきり 
やまぎわの空はしろく 天頂は限りがない

あきいろの あかねは
だ円のつぶらな目で ぬけたそらをみている

なんて  ....
【あたらしい一日】

ところで
どこともなく金木犀の香りがして
新しい季節の梢で すずむしが
昨日より すこしスローな音色の 今日を謳う

ところてんしきに
としごろてきに ....
ウィーンフィルの首席チェリストやバイオリニスト四人の弦楽四重奏を生で聴いた

生はCDとは違う

生はいきなり全開ではない

柔らかく探り探りしながら

調べは厚く熱く豊かになっていった

演奏家がテ ....
わたしはピアノなのだろうか
誰かが
わたしの蓋が開けたら 喜ぶだろう日に
開け放たれたの

なのに あなたったら こころが ふらっとにのっちゃって
わたしをメゾピアノにもさせないで
わた ....
【わすれがたみ】
ある夏の日
百合の花柱を
みつけました
薄紅に透ける花弁には
まっすぐな いのちの
いとなみが ありました
それは
ふと おもいだしたくなる
この夏の わすれがたみ ....
北に向かって高い 炎天下の坂道を 登り続けると
頂は、遠くからは見えていたはずなのに近くに来ると てんで見えない。
とほうもない時間を歩いたはずだよ ほら もう頂が見える‥‥きがした。
五 ....
海の民である しるしに 婆ちゃんは からくり金庫を私にくれた
立方体をしたその金庫は、随所に黒光りのする鉄の補強がしてあり
なかなか重厚感がある。扉を開けると、その扉の先に また扉。
つぎ ....
おみ足で、探る新鮮な立ち位置
なまあ詩人の

なは、縄張りしらず
まは、マイペース
あは、明るい挨拶あはあはあは
しずかに咲いてる朝の散歩の

すみれの花
↑お好み焼きの島のような画像は、祐源 紘史という方の作品です。
街を歩いていて見つけました。
段ボールは こどもたちがつくりました。鳥居は私が書いた♪
 

【 むかで 】


空か ....
ずいぶん僕は日本でも

異国の街を歩いていたようだ

成田から12時間かけて

-7時間の時差がある街に座っていた

気持ちはなにも変わらなかった

ひかりや景色、風やひとを見つめながら

それとは関 ....
【昼間の星】

こんにちは 昼間の星々
雲の姿は無いというのに、私たちには お互いの姿すら見えない
腐りやすい私たちのこの身体よりも もっと高い深みに
あなたと私の心 ....
探した言葉は
たくさんあるのに
今となっては
頭の中に
その痕跡すらない

忘れたわけではない
はじめから記憶されていないのだ

私が探した言葉は
すでに
白い霧の中に紛れ
再 ....
そんなに
目を点にして
俺を見つめるなよ

普段父親らしいことしてあげらないけど
週末はできるだけ帰るから

だから
あんまり俺を見つめると
鼻をひん曲げて
目隠しするぞ
【おしまいの彩り】
          るるりら


胸が焼けただれるような思いが ある
たとえば 死の足音におびえ すすり泣く声
黒点が太陽の灼熱を際立たせるように
終ら ....
【オータムポエム】

人の本心なんて
点滅し続け点描画のようなもの
ひとつひとつの点は 真摯に刻印された 思いだとしても
鳥が ときどき啄んで
さらってゆくから だれにもわから ....
トトロと言えば魅力的なキャラクターが多数登場するが

中でも出色は猫バスだろう

あのインパクトはいまだに色褪せはしない

地元のまつりで今年の春は機関車トーマス+アンパンマン号が子供たちに人気だった ....
***みなさまへ
 るるりらです。このたび たんなるミスで 
 自分のハンドルをHALUにかえてしまいました。
 しばらくすると、ハンドルをもとに もどす予定でいます。

 類似するハンドル ....
【そこには無が、有った】

たまった洗濯物は無かった
たまった洗い物は無かった
たまるストレスは無かった
たまったヤルセ無サは無い
不健康な食生活は無かった
不摂生 ....
瞬時に言葉を
デジタル化させて送信する
そこにわたしの姿はなく
肉質を失って
闇の中には音がない
音がなくした闇は 門となる
両手で 門の形をつくり
ひかりにかざす



 ....
考えないで

感じよう

継ぎ接ぎだらけの人生だ

考えてたら詰まるから

全開になって感じよう

そいつをうんとかき集めよう


生きてる意味や

未来への不安

どんな生き方になったって

問題は ....
ひぐらし
ぐ〇●●
ら●○●
し●●○


    しず○
    ず倍○
    ま○音
    る○○   
         レ○○○  ....
波の音は

異国のことば

こどもたちが海に入ってゆく

カメラが海に潜り込む

水のなかは

ことばのない異国

それがえんえん繰り返されて

ぼくたちは眠るのだ

 ....
寄せ集める

時間を

自然を

法則を

さざれ石

意外を

自然を

法則を

寄せ集める


苔のむすまで

緑におおわれるまで

森のうえから

さざれ石

山のうえから

緑におおわれるま ....
雲が夕暮れる

風の跡に色がついている

山の斜面にふたりがいる

ぶらんこを揺らすふたりがいる

幸福はここにもあるし

みらいにも

こんな夕景のようにあるだろう


僕はハッピーエンドな男だから ....
夏美かをるさんの携帯写真+詩おすすめリスト(54)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
流石の沢蟹- るるりら携帯写真+ ...21*15-4-13
【蘇】胸を、はる- るるりら携帯写真+ ...715-3-26
ふくろねこ- Lucy携帯写真+ ...11*14-12-2
ねこいちご- Lucy携帯写真+ ...8*14-12-2
夕陽のように温かい物語_三篇- るるりら携帯写真+ ...11*14-10-28
【山】かなたのあなた- るるりら携帯写真+ ...5*14-10-28
あかね- るるりら携帯写真+ ...22*14-10-20
ぷれぜんと_三篇のオムニバス- るるりら携帯写真+ ...16*14-9-29
感情と技術- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...414-9-28
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或る夏の日___三篇のオムニバス- るるりら携帯写真+ ...16*14-9-16
時の坂道- るるりら携帯写真+ ...13*14-7-23
陸族化の娘- るるりら携帯写真+ ...16*14-7-3
おみあ詩人- るるりら携帯写真+ ...14*14-6-1
【残】むしできない__オムニバス三篇- るるりら携帯写真+ ...814-5-26
異国の街に- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...514-5-19
うるわしの赤を求めて__オムニバス- るるりら携帯写真+ ...12+*14-4-30
白霧- ichirou携帯写真+ ...6*14-2-20
そんなに見つめるなよ- ichirou携帯写真+ ...15*14-1-31
【終】おしまいの彩り- るるりら携帯写真+ ...12*13-12-21
オータムポエム- るるりら携帯写真+ ...10*13-11-22
新作猫バス- 梅昆布茶携帯写真+ ...9*13-11-4
てづくり太陽- るるりら携帯写真+ ...6*13-10-26
群青_参加作品_テーマ主題【_無_】【そこには無が、有った】- るるりら携帯写真+ ...10*13-10-22
テガキノ青黄黒緑赤デジタルヘ- るるりら携帯写真+ ...7*13-9-12
継ぎ接ぎだらけの人生だ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...713-9-3
沈むと_思っていた- るるりら携帯写真+ ...9*13-8-26
フランシス・アリス展にて- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1113-8-25
さざれ石- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...613-7-5
みらいの夕景- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...613-6-30

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