空が青くても海が青いとは限らない夜が深くても悲しみが深いとは限らないぞんざいに出した左手をあの娘がぎゅう!っと包み込 .... この

楽しい時間も
あっという間に過ぎて

虹が
だんだん
薄くなるように

そして

ボクは
また
ひとり

その予感は
ボクを
裏切らないだろう

そのとき

ボクは
どんな顔で
泣くのかな
{引用=利宇bt98んrt9yん8むwv90えいううtw@えおsd「fiurwietudkjgjafasiou miujtjrhuqe784gfknbs@oiufbn}
猫が詩を書いたんですよ
昇った月
真円の月
紅に染まった木々
紅に染まった頬…

淡い月の光が
雲と絡んで微かに
陰影を浮かび上がらせる
空にそっと手を伸ばす

体を預けて
微かに感じる冷気を誤魔化す
 ....
逆光の色など美しいわけがないと、
絵画を見つめながら私は呟く。
私の絵画が目の前には実体として確実にあるのだが、
夕暮れの、緑色の丘における、
涙色をしたため息を吐かされている。


 ....
私は眼を鑑賞する////壁の空いたところに三十万円で購入した生きた眼を植えつけたのだ////まばたきをすることによって眼は私から知識を食べていく/そのときの私の軽い疲れの顫動をも眼は知識の尾として食べ .... 東京ドームで
ボン・ジョヴィのコンサートがあった
妻が息子、16歳になった息子と
二人で出かけた

妻は20年間
ボン・ジョヴィが来日するたびに
大喜びではしゃぎ回り
コンサートは欠か ....
修繕済み絵本びりびり笑う子に 「無理ね、ばいばい」途端に泣き出す
 
がちゃがちゃと

火花は散るが

付かなくて

『いらち』の俺は

ライター投げる
昨日、黙って家を抜け出したので母さんに怒られるかも知れなかった。
けれどキッチンにいた母さんは、薄く呆れるだけでふわついた目は違うどこかをみていた。
彼女がスーパーの大袋にごたごたに詰めたクッキー ....
美談にしたいテレビの
当て外れてあまりにも
ありきたりな障害者の日常
からから笑う全盲の友

平気で私の弱点つく
あんたほんとに弱者なの?
お前よりは強いかもねと
いう君のとても大きな ....
たくさんのさよならが、きょうになる
あしたはいつも、かなしみのうえのひかり
だれもいないそらのした
なまえのないうたが、またひとつ
じめんにしみこんでいく

ぼくらのとちゅうには、うちゅう ....
風が無い季節に
病葉(わくらば)が落ちる

眼に見えない時間が
自分の掌から零(こぼ)れ落ちて行く

突然訪れた季節に」
黄色の銀杏並木は
幹まで落葉で覆われ

道行く者の足を ....
 
 冬の陽の明るい光に照らされてつまの車は祝されてゆく

 歌をかく手を励まさむと点けし狂詩曲2番とははてなぜ
 
 君が絵が壁にある部屋にいて思いははるか吾らのみらい
声帯の下から胃の入り口まで癌が拡がっていると
入院して一週間目の兄が一本目の点滴を受けながら
病室で静かに語る

声帯が大丈夫だったことに安堵した様子で
芸大の声楽科に入って声楽家として
 ....
埼玉から都内の西に越して
一部屋減った

3LDKの都民住宅

なにも家具が入ってない
下見のときは
とても とても
広く見えた

が!!!

おとな5人と成猫2匹には
狭い ....
豆腐屋で静かに足を洗う馬


さみしいと言う砂壁の砂になる


目がくぼんでゆく穴の中にこども


嫁ぎます重い方のつづら持って


嫁ぎます一番軽い首持って


紙コッ ....
あり合わせの野菜と特売の豚ばら肉で作った野菜炒め
ちょっと辛めなのは彼の好みで
できたての熱々をふたりのお皿に取り分ける

彼はと言えば相変わらずのパソコンに熱中していて

彼のお皿にはお ....
カラカラに
乾ききっててヒビ割れた
大地の上を
俺が往く往く
クリスマスが嫌いだ










精肉コーナーの銀皿に山積みされた固有名詞の無い丸鶏が嫌いだ








 ....
 箱の中に妖精を飼っている、と男は言った。
 男が言うには、妖精には性別はないのだそうだ。
 そんなことを書いている文献もしらない。妖精がどういう姿なのかも知らない。
 男は歌うように言う ....
木枯らしがわがままに通り過ぎる新月の夜
きみとぼくは人気の疎らな
寂れた駅のプラットフォームで出会う
互いにはにかみながら
それでも幼少期からそばにいる
竹馬の友を真似た笑顔で
触 ....
久しぶりに母に電話した

聞くと 家で転倒したいう
もう1ヶ月だと
結局 インドメタシン入りの
塗り薬と痛み止めでしのいで
整形外科には行かなかったと

あぁ 医者嫌いの母らしいな
 ....
生きてもいないこの世界に
君は 何を思うのか
私は 何も思うことなどできない
ああ君であることのそのほかには


そこで 私は タクシーの窓を開け放ち
ニューヨーク全体の風を受けていた
 ....
馬鹿にされた悔しさ
加速する暴走
先祖伝来の不動産 
有価証券
貴金属の類
すべて換金した

その金を持ち
北アフリカの
マラケシへ飛び
文字通りマラを消した
いや正確には
付 ....
優しくない
人を妬む気持ちが
ドロドロと溶けだす夜
私はまた罪をおかしそう

もっているものをあわてて確かめる
人並みに揃っていればいい
多少足りないぐらいなら
コンビニにいって買おう ....
歩道に溜まった雨粒が静かに夜を抱いている、口笛はマイナーセブンスを僅かにフラットしてる、君の左の袖口は少し濡れている、僕の右の袖口と同じようなセンチで
コンバースの爪先に空き瓶がぶつか ....
旦過市場を抜けたはいいが
山を越え
谷を過ぎ
ここはどこやねん
ぐるぐるぐるぐる
廻る道
これがニーチェの言っていた
永劫回帰か
あほんだら


天と地におけるありとあらゆるも ....
山田さんの背広が
朝焼けを縫い込んだみたいに
ひかりかがやいてみえた


やるじゃん、山田


ぼくは呟いてコンビニに入り
缶ビールとつなあげを買った

 
自分の屍の未来を
歌った 私は
街をさまよう
私は かき消されていった


大バーゲンセールの閑古鳥を
たった ひとり
夢すら 持たずに 私は
あなたの声となり さまよった


 ....
salcoさんのおすすめリスト(4522)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
『明日成ろう』で『あすなろ』- TAT自由詩4*10-12-3
- 風音携帯写真+ ...210-12-3
うちの子は天才です- 光井 新散文(批評 ...310-12-3
- 一 二自由詩310-12-2
静物画家の日記- 番田 自由詩210-12-2
- 葉leaf自由詩4+*10-12-1
It's_my_life- 花形新次自由詩10*10-12-1
もう直せない絵本に- 逢坂桜短歌2*10-11-30
税込み105円- TAT短歌4*10-11-30
『ボク』- うんち散文(批評 ...1*10-11-30
ともだち- 朧月自由詩310-11-30
なまえのないうた- Mélodie自由詩210-11-30
晩秋- ……とあ ...自由詩810-11-30
光の朝- 生田 稔短歌110-11-30
明治製菓のアポロチョコレート- 板谷みき ...自由詩5*10-11-30
リビング- 森の猫自由詩20*10-11-30
だんだんきつくなって幕- ふるる川柳9*10-11-29
取り分けるひと- 恋月 ぴ ...自由詩34+*10-11-29
カッコイイ荒野のポストカードは売れるけど引き出物のBaumk ...- TAT短歌2*10-11-29
ジャスコに寄らなくていいように- TAT自由詩3+*10-11-29
妖精- 裕樹散文(批評 ...310-11-29
別離の風景- 寒雪自由詩310-11-29
今年の冬はあったかいね- 森の猫自由詩7*10-11-29
12月のマンホールのつぶやき- 番田 自由詩310-11-29
ギソク_W島綺譚の章_- ハイドパ ...自由詩3*10-11-28
夜の口笛- 朧月自由詩310-11-28
巻き戻しか、それとも早送りか- ホロウ・ ...自由詩2*10-11-28
イン・ザ・祭り- 真山義一 ...自由詩18+10-11-28
おめでとう- せかいの ...自由詩410-11-28
忘れられた日の話- 番田 自由詩3*10-11-28

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151