「みなさんはシルマリルリオンについて言及しようとした際に、
シルマリオンと語を縮めてしまったり、
シルマリルリルオンと語を増やしてしまったりすることは
ございませんでしょうか」
拡声 ....
生きたまま ねずみホイホイ 水の中 8分経っても 死なない命
どぶねずみって 魚?
うさぎの足跡を
じっと見つめていた
長い月日をどこか
窓に ドアを
けれど 立たされた
手が 夜に
ひとりぼっち 縮む
手紙だった
記すためだった
ペンに捨て ひとり
存在を消 ....
(1)
餅にはモチベーションという派生語じみた言葉が存在するのに、
同じく米から作った食物である団子には、それに対応するべき
ダンゴベーションという言葉が存在しないのはおかしい
そう ....
「風が少し冷たいね」と笑いかけると
まだ早かったんだとふてくされた声
まあまあ、って君のポケットに忍び込む
合わせなくても同じ歩調と
規則正しい腕時計
まだ寝なくても良いの?と、
いたずら ....
今日は僕の
春の挨拶ってことで
まあ
好きな言葉は
「言わぬが花」
好きな視野は
いないないばあってされた時に
うっすら指の隙間からもれる
あなたの笑顔です
モットーは
しなやかな心
っていう ....
るれふあ涙 い白てく熱 たれ入け受 てしずは眼義 を物陽
今は昔、ソープがトルコと呼ばれていた頃の お は な し。
サヨナラをいうタイミング探してる君との距離が微妙にひらく
誕生日来れば必ず電話する元気ない母歳を誤魔化す
空を飛ぶ鳥の背中に乗せられた想いはいつか君を動かす
天ぷらやフライを揚げるあ ....
ヒトはなんである種のコトについて、自分で失敗するまで学ばないのであろ
うか。他人の失敗は笑うクセに。
大した事ではない。蛇口のことである。
小学校の頃。今は亡き親父が、風呂釜のガス管を ....
自分でもよくわからないけど
確かに今
つながった
強さと優しさが
賢さと素直さが
力と繊細さが
今
つながった
繰り返し繰り返し、さっきから何度も電話のベルが鳴ってる
けれどどうせ逆回転のテープみたいなマネキンのひしゃげる音だから
僕は敢えてそれに取り合おうとはしない
ぷるるる、ぷるるる、ぷるるる、ぷ ....
なにも無い
遠いところから
君はやってくる
名前を持たずに
やってくる
君の名前を考えている
夜十時で閉店した
ジャスコの二階フロアを
エスカレーターの下から
少 ....
つべたい夜の中
その世界の話をします
震えた時の気持ち
正直に話せます
靴の中には雪が
最後の賭博をして
面倒な気持ちごと
命を譲りました
誰も顧みない
ちっぽけな硬貨
....
コオロギの 濁点のような生涯
悲しい肉色の
西洋ツツジを切らさずに
昏々昏々 赤子と眠る
今日、僕は初めて詩を書く
初めての僕には、詩の書き方がわからない
何を書けばいいだろうか?
そもそも、詩に書き方などあるのか?
それすらもわからない
教科書もない
ルールもわからない
ま ....
見えない冷たさ
夜の手のひら
わたしわたされ
ひらめく見えなさ
指に映る指の影
花でくるみ ひとつ剥がし
鳴る夜の外
夜の外
やわらかな針
風 ....
花
匂う(少女の)
匂う(少年の)
街にはアナタたちが息づいてイル
人は時々に氷のように
輝き消え、溶け、反射し、再結晶し
揺れ、 ....
何ものにならんかな
月にならんかな
地より仰ぎ見る
黄色い待宵草々
天を照らさんかな
人を喜ばさんかな
地より請い願う
夜の明るさ待宵草々
....
寝室を 濃いくれないに 塗り染めて 蝋燭燈し 君とまぐわう
・・・夢野プレイ
朝起きて呼吸のしづらさに違和感を覚える
出した声は絞め殺された鶏のようで
ああ、やっちまったな。と生温いため息
体はだるいが腹は減る。ここら辺が痩せない理由か
冷蔵庫の中には麦茶と酒とつまみと ....
実朝の末期知るなる大銀杏八百年後の雪に折れけり
夢自体めったに見ないし、まして樹木絡みの夢など、木を相手の仕事をしている割には見たことが無かった。
それが、今日の未明、倒れる大木 ....
今、23歳になっても次のようなことを主張する私は、世間でいう中二病以外の何者でもない。そして私自身、自分のこの考えが社会に通用するとは考えていない。
しかし
あくまでも、「人間社会には」、だ。 ....
アイツが迎えに来るよ
もう随分と前に捨てちまった
あの手をふりほどいてやったはず
最近私を引き戻すために
記憶から今に飛んでくるの
お ....
俺だったのかと気づかされている
労働者ですらなくならされた時に
ロックバンドを畳んでは 公衆電話の前でため息をつかされた
感情自体を叫ばされるようなロック自体を見かけなくなったものだ 運送会 ....
朝 目覚めると、僕の身体の上には一つの箱が置かれていた。
それは薄汚れていて、大きい。降るとカラカラと音を立てた。
「奇怪だ、目覚めたばかりの僕にこんなものが用意されているなんて。
奇怪だ、こ ....
止まない雨だった
優しいままでいられるほど嘘つきではないから
まだあまり汚れていない窓ガラスに向かって
冷たい視線を送り込む
反射した感情の行方を知っているくせに
しばらくそこに立ち止ま ....
さびしいなぁ
冷えた布団が
温くなっても
オレの心は
さびしいなぁ
寒空の下
きみは
木枯らしを抱いて
眠るのだろう
さびしいなぁ
相変わらず割り箸が上手く割れない。
しかし最近エコ箸なるものが勢力を増してきて、悩みは解消されつつあるかと思ったのだが、
ラーメン屋なんかであの箸だとツルツルすべって食べずらいという新たな悩み ....
{引用=
愛なんてコンビニでも買えるって どれが愛だかわからんのやけど。
さみしくて漂流したくなったさかい、貯金おろしてロフトに行くわ。
星空をさんきゅっぱで買ってきて ....
花屋の店先に並んだ
色んな花を見ていた
人それぞれ好みはあるけど
どれもみんな燃やし尽くす
「その男は狂っていたのだろうか
花を街を 人をも
オイルをかけて火をつけて
燃やしていった ....
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