夕食どき
うまい匂いを
換気扇で
まわし出す

数年前
子供の声と
その匂いを
そとからクンクン
羨ましく思っていた
あんな自分が

いまや
家のなかで
騒がしい息子たちを ....
今朝一番のニュース
「今日で世界は終わりです。」


ぼく
「それは仕方ないな・・・。」


ただ一つの悔いと言えば
君とナマSEXしてなかったってことくらい


 味噌 ....
{引用=



五月の{ルビ翠=みどり}の面影は
透きとおった
風の中の
あなたのささやきに似て
ほそく葉脈のように
しのびこむ



麦藁帽子の下の
淡いほほえみ
白い ....
硝子瓶つかんだ手首鳴りひびき緑に映る偽りを燃す



月の角おのれを穿つかがやきのなんという蒼なんという蒼



からだから離れる痛み目の痛み光とまらぬ光す ....
我が子とまではいかないが

年の功での助言にて

ぼろ屋の手入れをし始める

憧れの農業よりも楽な筈

草刈り、刈り、刈り、

思い出す

父が庭木の手入れして

母にまだ ....
朝が来た また一日の始まりだ 洗面所でため息をつく


自転車が単なる手段になってから どのくらい時が流れただろう


携帯を見つめてるとき 見てるのは画面の奥に隠れた虚無感

 ....
はてしない空の
       果てしない青さに融けて
リーダーのもと 小雀たちは円舞している
    生と愛の真姿をオードして

そして虚空からは
   風の伯爵夫人が
         ....
やわらかな日差しと
浮かれる街に誘われて
少し冒険に行ってきました
普段電車に乗らない私にとって
キップを買うことから冒険なのです

ペットボトルを開けるのに必要な力加減と
ポテトチップ ....
 『在沖縄海兵隊グアム全移転』という議論(英語訳された記事『官僚が隠す沖縄海兵隊グアム全移転』をめぐってhttp://po-m.com/forum/myframe.php?hid=3387)については .... 沈黙が支配するこの食卓に
鎮座するピーマンは
この世の無常を憂う

ベジタリアンの王様だ。
1人ひとりきりバスは最終
こんなときは歌ってみる
コーヒーと満足と"Bah, humbug."
見てあいつあたしと同じ

夜風が抱きに来るから断る
指先からは涙も散る
 ....
 
 
世界の果てに
ベッドがひとつ
ぽつんとある
父が横になっている
わがままばかり言って困る、と
母から連絡を受けた僕が
その隣に立って
父を怒鳴りつけている

親に向かって ....
道端の猫を見つけて
ふわたろう と名づけ
愛玩しようとするが
逃げられたので
自分が
世間から拒絶されていることが分かった

ねこたろう にすればよかった

世間との感覚のずれが行動 ....
 光さす朝の机に聖書読み部屋にみち満つベートーベン

 愛する妻は仕事に出一人聴く交響曲第四番
冷やし飴
蕨もち
小さな漁船と
おじいちゃん

ゴツゴツした
大ぶりの自転車に
おじいちゃんは
僕をちょこんと乗せて

潮のかおり
おじいちゃんの
仁丹のかおり

引き潮の ....
どんなに世間を知っていて
言葉で恐怖を並べても
きみ言う”へいき!”にかなわない

どんなに世界を調べてて
理屈で知識を並べても
きみ言う”なんで?”にかなわない

どんな ....
宮沢賢治とは

修羅である。自分の存在を青い有機交流電灯の照明だとする。
人を食らって生きて行く。
焼身願望
人のためとは
赤い眼をした鷺の視線
己 誰かの視線
カンパルネルラの自 ....
晴れた日には私自身、釣りによく出かける。釣りに出かけたとしても特に魚など釣れはしないのだけれど、以前バスプロについてのことをフォーラムに書きこんでしまったことを深く反省している。そんなふうに昔は最近の .... 人生 ケ・セラ・セラよ
母の口グセだ

以前のあたしは
母のこの言葉の意味を
斜めからみていた

もっと 真剣に生きろよ

若かったあたしは
そう 思った

いつも一生懸命
 ....
初めてプロレスを見に行ったのは
小学生の低学年の頃だと思う。
今はもう無いけれど
中島スポーツセンターに
とうさんが連れてってくれた。

三人兄弟だったのに
ボクだけを連れていってくれた ....
花をふむ人はきよらか春はゆく

おとうさんと正しく発音する練習

夫婦雛三人暮らしテレビ見る

母の家すすきは痩せて羽根に似る

花の散る頃とはいつか母を待つ


(没句)
ど ....
何時誰に教へられしか唇に指充て君の哭くメゾピアノ

半袖のブラウスなれば春の夜のをんなの二の腕仄白く見ゆ

らあめんは泣きながらでも食えるのね
            「京風らあめんあかさ ....
トキと同じ死因

レイと同じ死因

丈と同じ死因で

力石と同じ死因

DIOと同じ死因で

アブドゥルと同じ死因な俺は

花京院と同じ死因で

イギーと同じ死 ....
イマジンや
マインド・ゲームも
楽しんでいただろうし
たまにはポンコツのスバルで
真夜中を突っ走っていただろうけど
「ひ」なのか「し」なのか
最後まで分からなかった父親

女は世界の奴隷でないことも ....
 
 
わたしの妻になるひとは
どこにいるのだろう
漠然と考えていた
頃があった

もしわたしがこの街に
来なかったなら

あなたはもっと
幸せな人生を
歩んでいたことでしょう ....
お風呂上がりで椅子に座る 
目の見えないハルさんが 
ドライヤーで髪を乾かす僕に、言いました。 

「新しい靴もねぇ、 
 毎日々々撫でてやったら 
 だんだん馴染んで来るんだよ・・・」  ....
ぼくが
何をしてきたとしても
何を望んできたとしても


今の
ぼくの心を 信じて下さい
ぼくの心を 許して下さい


もし 
あなたに信じて貰えないのなら
あなた ....
ママが、ガン検診から帰ってきた

ガンかも、しれないと

腫瘍が、みつかったんだと

足が、宙に浮いた気がした

脳みそが、縮んだ気がした

ぼう、として

え、としか言えなか ....
股の左側が痒い
その言葉だけを残して
君は消えてしまった

黙っていたけれど
僕は右側が痒かったんだ

ひょっとすたら(訛ってみました)
心が通じあえたかもしれないのに

もう君は ....
チューリップ         チューリップ         チューリップ
人差し指で          人差し指で          人差し指で
かき回し           かき回し       ....
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