故郷のある街には
とても 不似合いな
未来都市

さいたま新都心

そこに
ジョン・レノン・ミュージアムはある

もう開館10年
じきに閉館となると聞き
あわてて 訪れる

 ....
ストーンズの古臭いナンバーに
今日を生きる活力を貰いつつ
今日をやり過ごすエネルギーを貰いつつアクセル踏んでゆく田舎の
国道の一本道 今日は
客も少ないし予約の食事団体も無い
飛 ....
一日二回
同じ時刻を針は差す

空に穴がぽかりと空いて
金色の真円を描いた

木曜日のジュピター
金曜日のヴィーナスに
勝ち誇った顔で笑われる

一日三回
大量の糧が喉を通る
 ....
危険を知らせる音ではなかった
それは自然現象のように鳴っていたのだ
線路は続くよ、どこまでも、
永遠のふりをしてまねをして
線路は続くよ、どこまでも、
人間のつくった平行線だった
うしろからのどかな警 ....
日曜日 桜ははけて 古城を囲うお堀の濁水が媚びさえ売らずぬるく照り返す水面の気がよく晴れた正午すぎ
ごくごくささやかに 家庭的なもののなぐさめを求めてスーパーマーケットへペダルを漕いで行く

わ ....
あなたを思い出す
回転寿司に来るたび
百恵ちゃんのように
急な坂を上らなくていいので
私には好都合(ひざがね、ひざが)
だから今日も来てしまった

横須賀中央の
魚屋さんの新鮮回転寿司 ....
コンクリートの谷底に
ぼんやり突っ立って
たくさんの季節と人を
やり過ごしてきたオマエの
歌を聞いた者はいないはずだ
それでもオマエは
歌い続けているらしい

コンクリートの谷底に
ぼんやり突っ立っ ....
今日
ぼくの戸籍がなくなっていた
市役所に行くと
あなたの戸籍はありませんと
職員が冷たく言い放った
困ったことになった
これでは
引越しも出来ないし
免許も取れない
そもそ ....
白い壁             シャッターに         窓ガラス
黒いチョークで         青いスプレーで        赤いルージュで
五線引き            五線引き    ....
つつじに朝露が降りてきみを思い出す
薔薇ではないというきみのため
野のなかにかすむ公園に
   ....
 まださむき五月のあさの机にて妻まだ起きず吾は聖書を

 風邪をひき咳と痰とに悩まされ五月の連休初日過ぎゆく

 愛そそぐ人をえたとのメイル受け子の幸せを神に祈らん
泣いたり喚いたりすることに
何の浄化作用があるのだろうか

僕の愛する人は
涙も見せず
痛いとも言わず
ただ静かに窓の外を見詰めて
もうすぐ春だね、と微笑んでいた

少し早い誕生日ケ ....
誰でもなくなっていく季節の中で
色々な音を思い出している 自分を感じさせられている
曇った地上にとても 僕はのどかさを与えられている
宝石たちを手に握りしめた スーパーだった

僕の帰る場所 ....
 
 
ははが
ないている
わたしのしらない
もうひとりの
ははが

わたしのしらない
こえをころして
せなかのむこうで
ないている

しんしつの
きおんが
じょうしょう ....
着いてからでじゅうぶんだと甘く考えていた
ホテルは全日空のスイートしか空いてなかった
だから米子で車中泊することにした
中原中也の詩にあったのは米子
ここは鳥取の米子
山陰合同銀行のパーキン ....
夕食どき
うまい匂いを
換気扇で
まわし出す

数年前
子供の声と
その匂いを
そとからクンクン
羨ましく思っていた
あんな自分が

いまや
家のなかで
騒がしい息子たちを ....
今朝一番のニュース
「今日で世界は終わりです。」


ぼく
「それは仕方ないな・・・。」


ただ一つの悔いと言えば
君とナマSEXしてなかったってことくらい


 味噌 ....
{引用=



五月の{ルビ翠=みどり}の面影は
透きとおった
風の中の
あなたのささやきに似て
ほそく葉脈のように
しのびこむ



麦藁帽子の下の
淡いほほえみ
白い ....
硝子瓶つかんだ手首鳴りひびき緑に映る偽りを燃す



月の角おのれを穿つかがやきのなんという蒼なんという蒼



からだから離れる痛み目の痛み光とまらぬ光す ....
我が子とまではいかないが

年の功での助言にて

ぼろ屋の手入れをし始める

憧れの農業よりも楽な筈

草刈り、刈り、刈り、

思い出す

父が庭木の手入れして

母にまだ ....
朝が来た また一日の始まりだ 洗面所でため息をつく


自転車が単なる手段になってから どのくらい時が流れただろう


携帯を見つめてるとき 見てるのは画面の奥に隠れた虚無感

 ....
はてしない空の
       果てしない青さに融けて
リーダーのもと 小雀たちは円舞している
    生と愛の真姿をオードして

そして虚空からは
   風の伯爵夫人が
         ....
やわらかな日差しと
浮かれる街に誘われて
少し冒険に行ってきました
普段電車に乗らない私にとって
キップを買うことから冒険なのです

ペットボトルを開けるのに必要な力加減と
ポテトチップ ....
 『在沖縄海兵隊グアム全移転』という議論(英語訳された記事『官僚が隠す沖縄海兵隊グアム全移転』をめぐってhttp://po-m.com/forum/myframe.php?hid=3387)については .... 沈黙が支配するこの食卓に
鎮座するピーマンは
この世の無常を憂う

ベジタリアンの王様だ。
1人ひとりきりバスは最終
こんなときは歌ってみる
コーヒーと満足と"Bah, humbug."
見てあいつあたしと同じ

夜風が抱きに来るから断る
指先からは涙も散る
 ....
 
 
世界の果てに
ベッドがひとつ
ぽつんとある
父が横になっている
わがままばかり言って困る、と
母から連絡を受けた僕が
その隣に立って
父を怒鳴りつけている

親に向かって ....
道端の猫を見つけて
ふわたろう と名づけ
愛玩しようとするが
逃げられたので
自分が
世間から拒絶されていることが分かった

ねこたろう にすればよかった

世間との感覚のずれが行動 ....
 光さす朝の机に聖書読み部屋にみち満つベートーベン

 愛する妻は仕事に出一人聴く交響曲第四番
冷やし飴
蕨もち
小さな漁船と
おじいちゃん

ゴツゴツした
大ぶりの自転車に
おじいちゃんは
僕をちょこんと乗せて

潮のかおり
おじいちゃんの
仁丹のかおり

引き潮の ....
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