雨の日は虹の七色探索す。ポスト、au、ロフトにハンズ。  
 
夏の正午に駅が沈む
誰かが思い出さなければ
なくなってしまうかのように

向日葵が咲く、その近くで
若い駅員が打ち水をしている
息づかいは聞こえなくても
肩を見れば呼吸をして ....
 そもそもギャル男って呼ばれんのが好きじゃねーんだぁー。なんかギャル男って響きがギャルありきみたいじゃね?
 つーかギャルっつーか、カノジョとか元カノとかー、あいつ等見てっとー、逆にー、俺等ありきのギ ....
ジャングルジムでの遊び方を忘れたのは
威勢が良いだけの雄叫びが、もう通用しなくなったからで
不安定な足場で怪我するくらいなら
帰り道でつまずく方がカッコいいと思っていた
汚れを知らない白いスニーカーが ....
両足を
地面にしっかり
踏みしめるための儀式


自分が
生まれて以来
住み続けたこの家に
ガソリンをまいて
火をつける


炎は
勢いよく
天に届くほど
高く
火 ....
うちねこよ
うちのネコよ
前足を窓に揃えて後ろ足で立って
さも素敵そうに外を見てる

おまえ
目をきらきらさせて
かわいいふりしたってだめだよ

だいだい君は
部屋飼いじゃないじゃ ....
どぶみたいな雲のせいで
この世界には青空がない
手相占いによると
あれは雲なんかじゃなく
俺の因果が産んだ
ハイブリッドな霊だそうな

裏切った友人の
騙した女の
流した水子の
虐 ....
光光光光光光光光光光光光光光光光光光光光光光


なあ、明るいだろう?

お前のために集めたんだ
一生懸命光らせて

今までやってきたんだ

光光光光光光光光光 ....
大鉈で マネキンの首 縦に割り 床に並べて 口づけさせた  利き手はいつも間違えない

から
なかったことにする癖はひりひりする

汗が一筋流れる間
  自動ドアを抜けるまで
     1分間が白く、 過ぎる


利き手はいつも
鼓動の先 ....
{引用=
夜に
もう成長しないどころか
ますます退化をする体を抱えて
たくさんの書物と一緒に
帰宅をすると道すがらの
運動場には
テニスの練習をする
少女の姿があった
テニスウェアで ....
きみの乳首がかたくしこり

ぼくのペニスがじっとりと腫れる

ぼくたちは海の底で

生きることだけを考えていた

あらゆるセックスを愉しもう

気味のわるい生物が旋回していた

 ....
八重洲口ではなくて丸ノ内側から出た

ああ、なんだか思い出す

丸ノ内のオフィス街を

ぼくらは昔フェラノ内と呼んだ

丸ノ内のOLと付き合うと

平日ランチのあと

ぼくらはその界隈でフェラさせてい ....
真っ白なシャツを着るんだ今日は面接 気分だけ ワイングラスに ぶどうジュース

気分だけ 安いお肉に ナイフとフォーク

コンタクト したふりをして 眼鏡とる

楽しいと 言い聞かせるのが 情けない

気分だけ だっ ....
 二人の場合
 女のほうが連日連夜の残業で
 おまけに今時
 接待なんてもんまであって
 ノノちゃんは深夜二時
 蒸れて
 萎びて
 帰宅する

 酒臭い息で男の寝入りを襲う
 チ ....
路地裏で 甘き夢見る ズッキーニ 夕暮れに迷いこむ

迷いこんだつもりもないのに

迷いこんでいる

青灰いろに

おかされてゆくまえの薄暮

じぶんが何処へゆこうとしているのか

一瞬、いや、しばらく分からなくなる


それはまるで ....
 フワフワなんだろう
 太った男が
 年下の女の
 抱き枕になっている
 愛が脂肪を
 真綿に変える

 秘密の人口法則
 秘密の生命循環
 クラインの壷
 金魚鉢

 彼女は ....
 僕はスポーツが嫌いだけど
 本当は
 特撮嫌いになってもよかったんだ

 でも特撮は
 まあマニアではないけど
 ファンですね

 あの頃は怪人どころか
 戦闘員が専門で
 でも ....
雪の白白猫の白違いたり  あえてお前を
 醜くフォーカスしてみる

 黒い茨の群生に
 赤紫の
 腐った断崖
 生命の
 惨めな瘴気を湛えた泥濘

 あえてお前の
 社会的経済的背景を
 想像してみる
 ....
乗車率180%だとアナウンスがあった

指定がとれずに仕方なくホームに立っていた

ぼくたちはそういう刑に服する囚人だった

宇宙のどこかで

ぼくたちの身口意の業は計算され

いまここに集められてい ....
 ヴィンテージではないんでしょうが
 ちょっと汚れたデニムのパンツが
 似合うおばさんなんです

 コンビニにも制服があって
 下半身だけが私服なわけですが
 お弁当温めますかのあとカウン ....
 猫ってのは厄介だ
 初めから詩になっちゃってる

 サーカスってのもそう
 初めからそうだ

 銀蠅
 なんてのも案外
 詩になっちゃってんのかもしんない

 けど僕は
 猫の ....
愛してた君んちのへんな表札も



今はただ冷たい明朝体が憎い
「希望」は光の爆発のようだな


歌垣に天皇いたなど知らぬこと


校庭に花一匁で夕日飲む


文芸し睦まじい眼鏡と静かな書
どんぐりもおちる影なし 古隧道


吾の庭に 身の程知らずの柿がなる


干し柿を目印にする 祖母の家
左腕だけが鋏に火に触れる



指五本喰らうべくして音喰らう



月尽きて地に声低く骨の笛



水滴をはらうが如く己れ斬る



塩を越え空の辻 ....
歯ブラシのバキッと折れて朝


空 なめつくして晴れとなる


朝一つ無間地獄に経あげる
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