墓石屋は雨にうたれて
このまま風邪をひいてしまいたい
はかない命と真顔で告白しても
「墓石屋なのに〜(笑)。」とギャグだと思われ
そのうち心も荒みだし
行き着いたところは
ザ・デストロイヤ ....
さっきまで 笑ってた友 急にキレ 僕をえぐった サバイバルナイフ
殴られた 歯が折れるほど 殴られた 後は優しい DVセックス
あなたなど 選ばなければ 良かったと 自分を責める 怨念波紋 ....
1:Demonstration
たてよこと 2速蛇行の 雀の子 ヘソが茶湧かす 強気な憂き者
2:Route
裏を知り 表を知りて 練る目次 さめねばさめぬ 焦がれる息吹
....
寝汗に三度、着替える
暑い分けでは無くむしろ肌寒い
電車内のエアコンの意味が解らない十月
寝起きに力が入らない
奥さんは今までになく早朝から働く
子供の泣き声に這いずる
消耗戦
薬を切ら ....
真夜中の
高層ビルを写真に収めると
ワンフロアだけ
灯りが点いている
残業してる
君がまだ
一人だけそこにいる
+
掌に宇宙
君の掌にも宇宙がある
手をつなぐと ....
フルーツサンドを食べたら
急に彼に会いたくなった
キウイの色が眩しくて
もう何日も会っていない
彼の顔が見たい
会いたいよ
会いたいよ
そう思うけれど
仕事で帰りが遅く
彼の家は ....
お前の骨はとても細くて
俺の肉まで貫いていて
お前の肌はとてもキレイで
どんなものでも突き通せない
お前の骨はとても細くて
シミルくらいに痛いんだけど
白くて甘い肌のせいで
突き刺さらな ....
よのなかの電波の網の中にいてお前の音だけ手探りをする
胸底にお前の喘ぐ声がする風の音だと限りなく言う
遥かなる街でお前が笑っててお前を抱いて眠ろうとする
剃刀を敷き詰めた絨毯に彼女は寝っ転がって
「私の血液で刃先がだんだんと優しくなる」と
天使みたいな笑顔で笑う
それから俺にそんな顔をしないでと言う
「これで死ん ....
松の木で作られた
防風林を抜けてゆく
秋風
旅立ちの日なのですね
鞄の中を
何度見直しても
なにかをあすこに
置き忘れてきたような
十月は
指先に感じる
わづかな冷たさに
....
アスファルト
通りすぎた
西風に
砂は覚えている
眠る
この夏の足跡
輝いた
ピーチパラソル
君がひとつ大人になれば
またおいでよ
と
ささやきながら
....
絶望的な奴って
絶望的な奴と何かを食べることは出来ない。
栄養を取る必要がないからです。
絶望的な奴と勝負事は出来ない。
失うものが何も無いからです。
絶望的な奴と酒を飲めない。 ....
ぼくは世界で一番暗い夜を見たかったのです
歩くこともできないほどの
真っ暗な漆黒の闇が欲しかったのです
街の灯を映した空は中途半端で
あまりも汚たなくて
たぶん星など見る人もいないのでし ....
鈍い痛みは
その日もつづいていた
昼を過ぎてから
にわかに痛みは強くなってきた
主治医に電話する
すぐ 来るように
あたしは
幼いふたりの子供と
タクシーに乗り
二駅 ....
太陽からこぼれる光りを
端から拾った/両手で
まぶしい気持ちになりたかった
車が並ぶ駐車場
主のいない胴体は
ぴかりぴかり光っていた
夏ではない
冬でもない
今の季節の憂い
....
去年はきみの
寝返りや寝顔ばかり見ていた
今年は本当に歩きだすなんて
いっしょに歩きながらも
きみの成長に追いつけない母は
つい手をつないでしまうよ
10月の日差し ....
星くん!
大リーグボール13号が通用しない今
君はもう死んだも同然だ
潔く負けを認めて
そのマウンドを降りるがいい
ふふふ
な、何がおかしい
花形、俺は死んでも負けてもいない ....
がらんどうなサーカステント
沈黙がひしめき合う中
黒いスポットライトの下
素顔のピエロが
裸のまま玉乗りで現れる
張り詰めたテントの裾
漂う緊張感を纏ったまま
まんじりと ....
{引用=
どれほどの心が割愛されているかを考えれば
事象としてのみ繋がることを選んでゆく日々
シーニュの隙間から零れ落ちてゆくものらの
見えない表情を想うほど愛を思い知ってゆく
あどけな ....
部屋のベランダから
深夜の都会に集う
夜光虫のような
光の粒を追った
ぼんやりとかすむ
まばらな光が
居るべき場所を求めて
とりあえずと思って
同じ場所へと向かっていった
皆かろ ....
花嫁も吾もひとしく歩みたるひがんばな土塊ひきずりて
もくせい香るとき既に夜は明け娼婦は未だ微睡める少女
若き人妻に招かれたる昼食おりいぶの葉小さく黝し
真顔にて小太りのをとめ差し出せ ....
雨の日は布団を首に巻いて
死にませう
雨と 雨の。
いたずらな溶解に聴力を奪われて
雨 雨 雨の仕草をマネて眠り
雨の日の首の ....
天国を
餌にあなたを誘い出し
ひとりぼっちの
家路が
キツイ、、w
こないだパチ屋で四万つっこんだ
休みとか貰ってもやる事なくて
....
息が詰まるほどの
狭苦しい都心のバーで
ビートルズを延々と
聞き流しながら
炭酸で割った
スピリッツを飲む
気心の知れた
大学からの友人と3人
「疲れたね」
「煤けたね」
....
人類を代表して最愛にねじこんだペニスは
ぼくをまるで岬の突端に立たせていたのだった
風が吹いていた
ここに地終わり、海始まる、
愛の最前線とはこんなところだったのだ
クリムトの描く至福の顔にお ....
「ばかものよ!」
なんて言い切れるなら良いのだけどね
「もしかして」
そんな枕ことばで思いの丈をごまかしたり
まるで何事も無かったかのように
飼いはじめたばかりの小鳥の世話を焼い ....
雨に唄えば暮れるばかり
忘れてたよ 君はあの日
笑っていた?泣いていた?
どっちだっけ?
思い出せないや
雨に唄えば胸に痛み
心はずっと
覚えていたみたい
雨に唄えば響く聲
....
*
よくよく考えてみればぶら下げて歩いている
恥ずかしい背負いだ
禿鷲の後頭部
コウノトリのずるむけ
もしかして生まれ変われるなら
名前も姿もいらない
誰もいない湖面に ....
母が家にきた
少し前から
3、4日泊まっては
一度帰って
また家に来る
あと半分の人生
ボンクラ親父は
なにを ....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150