鳥がいっぱい鳴いたので
今日は悲しくない日にします
そんな放送が流れてきました
ここは 鳥の街です

鳥は灰色の羽を
震わせて訴える
人間なんて身勝手だと
人間なんて嫌いだと

鳥 ....
さて雨ですよ
冷たいけれども春の雨です
ミクロラプトル・グイ
中国で見つかった小さな恐竜さん

「グイ」は
漢字ではきっと「鬼」なのでしょう
羽根を持ってはいても
多分飛べなかった頃の ....
きみが
熱心に何かのぞきこんでる
気になって
一緒にしゃがんでみる
綿帽子かぶったたんぽぽが
風にまかせて種を飛ばす
みつばちが花のまわりで円舞曲を踊る
アリ達が整然と行進する

 ....
おれは一体、何処へ往く? 
別れを千切って、歩みゆく 
空っぽの缶からを 
虚ろな片手で、握りしめ 

おれは一体、何処へ往く? 
愛しい花を置き去りに 
ひとつの小石を 
震える片手 ....
あたしたち、地球で死ねるから、しあわせだよ、

ヨシミがユキオの部屋に遊びに来ていた
2時間半かけてヨシミを迎えに行き2時間半かけてヨシミを連れて戻りユキオはヨシミの胸にたくさんの歯型をつけた
 ....
晴天の 青さにけぶる 雪崩かな

紅梅や 縁側にいて 雲ひとつ

月影や 一輪わらう 空のもと

くるくると むおんをはらむ こゆきかな

限りある 青空のぞく 小雪かな

凍て返 ....
何も知らなかった
言葉が 空間を
じっと
漂っているのだと
考える 何も知らない
体としての
言葉が流されていく
世界を感じる 海には
奇妙な灯台が
消える 遠くの彼方で
音もない ....
三日月の先にしがみつきながら
私 何がこわかったんだろう
考えに夢中になって 手を離したら
頭からおちながら 見えた風景

山沿いの小さな屋根
箱みたいな家の
中にも人が住んでいるの?  ....
たい鳴てっンーボ とすら揺子り振 のな計時 もとれそ?体死 君い白 A201号教室の
錆びたドアが閉ざされた
入ってったのは
元女優の議員達だ

外に聞こえないと思って
いい気になってんじゃねえ
俺の糸電話あんたらの
タンポンのひもに繋がってんだぞ
 ....
鏡を見なさい。

忘れないように

顔を洗いなさい。

なくさないように
小さな後悔を
ひとつずつ折りたたみながら
冷たい雨の中を歩く

しつこい雨音を
ことごとく無視しながら
答えをクシャクシャに丸める

痩せた街路樹は
桜並木になろうとして
つれ ....
夕食の後、

ふと、机の下を見たとき

父親の座っていた所に

おかずだったにんじんが落ちていた。


年をとったなぁ、と思った。
2010年
わたしの21回目の春で
年が明けてからどうにか
一粒の睡眠薬と二粒の精神安定剤を飲まないままに
すこしずつ
からだのなかに春が沁みていく

2010年
きみに出逢ってから八 ....
みぎてだけが冷たくてすこししめっていて
どうして?
雪でもふってるの

ゆうぐれとあさやけがわかちあえる世界
越境するのは鳥たちで
ひとびとはただ
紫いろの宇宙をながめていた

 ....
 
 
わたしたちはいつか死ぬ
ということは
死にゆくわたしが見てるのは
夢なのではないか
 
+
 
わたしは空を飛ぶ
鳥だったような気がする

わたしはアスファルトに咲いて ....
ああ・・・ きみと 
ぼくの絆が 常世にあることを
罌粟が流す 白い血 その血判として ここに記そう 


そう
自我を 神秘化学的に汚辱しよう 
そして溢れて落ちる 自我の原子 
 ....
あなたを狂わすあたしのカラダが

あの人のことも狂わしてるって知ってた?

2こ上の先輩も

行きつけ飲み屋の店員さんも

テレビの中のあの人も

あなたとブラザー

世界平和 ....
めし炊きババアの性欲をなめるな
柑橘類が二度と食えない体になるぞ
お前は本当にそれでいいと思うのか
大学まで出て本当にそれでいいのか
乳飲料を飲んだら蕁麻疹を起こすぞ
めし炊きババアの性欲を ....
幸福はひとさじのスープいつもよりお腹すかせて食べるのがいい 死ぬ時の 自分の顔が 見たいなら 合わせ鏡を ダイブして行け  『 キミはモワっとしてる 』


 キミはモワっとしてる
 モワっとしてるよ 素敵さん
 だから
 さりげなぁ―くて
 あたまよぉ―くて っもっ
 ホント ....
{引用=
目をそらした
愛の数は数え切れない

唇はいつも
濡れてふるえていた

恐ろしいもの
巨大なもののざらつきを

指先は認識していた

冷たい水の中に
氷を入れて
 ....
夜感情のボタンを長押しして電源を切るおやすみなさい。

しろいろが通るくろいろの上をぺたぺたと痕を付けてまっしろに。


かみさまを消しゴムで消したらそれ ....
この部屋は まるで 水槽
口をぱくぱくさせている 光のあわいに あわせて
線路から 水があふれでて ドアをたたく
6:10 6:20 6:30 6:40 6:50 7:00
   電線を雲がは ....
朝。

起きる。

支度する。

出掛ける。

だらしのない電車に揺られる。

現場に着く。

働く、働く、働く。

帰る。

じめついた温もりある電車 ....
電車ではなく車で高松に向かった
ユキオは営業所の2階に暮らすことになり営業車を私用車として使うことが許可され実家に帰る際の高速代も会社が持ってくれるとのことだった

営業所の所長はカタヤマがはじ ....
波音に吐息は溶けて泡になり水の香りを身につけた肌 最近
札幌一番味噌ラーメンの
有り難みが分かった
野菜が食べられる。

ミニセットは皆美味しい
やっと野菜が好きになった。
野菜の量が増えた。
と言うか、美味しくなった。

でも肉 ....
授業中におなかがすいて

胃がぐーとなる。

それを聴いたとなりのこが

おなかすいたんだね

って笑った。


あーあ、わたしのこころも

淋しくなったらなればいいのに
 ....
salcoさんのおすすめリスト(4522)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
灰色の鳥- 朧月自由詩410-3-7
雨は言葉を、言葉は雨に- 海里自由詩2*10-3-7
目線- 寒雪自由詩310-3-7
紅い花_- 服部 剛自由詩310-3-7
蛇たちの休息- 吉岡ペペ ...自由詩510-3-7
雪国の- こしごえ俳句2*10-3-7
休日- 番田 自由詩210-3-7
さよなら_三日月- 朧月自由詩410-3-6
HALL_CLOCK- ハイドパ ...短歌7*10-3-6
コードレス- ハイドパ ...自由詩5*10-3-6
- sh自由詩4*10-3-6
桜前線- nonya自由詩15*10-3-6
私が成長して、その分- くろきた自由詩510-3-6
沁みていく春- あぐり自由詩7*10-3-6
冬を更迭する- コーリャ自由詩410-3-6
- 小川 葉自由詩610-3-6
酔歌_-_2_/_****'04- 小野 一 ...自由詩5+*10-3-6
カラダ。- ゆきちゃ ...自由詩410-3-5
レイラ- セガール ...自由詩110-3-5
スープ- sh短歌7*10-3-5
13th- ハイドパ ...短歌4*10-3-5
キミはモワっとしてる- ヨルノテ ...自由詩110-3-5
我らが日々を荒涼とするのか、老兵よ!- 真島正人自由詩5*10-3-5
「_しろいろが通る。_」- PULL.短歌4*10-3-5
むかしみたAVビデオのタイトルがおもいだせない- イシダユ ...自由詩1210-3-4
生涯- 蒲生万寿自由詩2*10-3-4
蛇つかいうごく- 吉岡ペペ ...自由詩510-3-4
人魚- ことり ...短歌610-3-4
LOVE野菜。- ペポパン ...自由詩5*10-3-4
ぐー- くろきた自由詩310-3-4

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