違うというのなら誰かここで明確に説明してほしい
私は少し焦りすぎていたような気がする
今は みんなに悪いと思う
砂場が見えた 一人で 子供が遊んでいる
俺なのかもしれないと思った あれは  ....
うちには一匹の猫がいまして、四六時中一緒にいるわけなので、猫のパーツというパーツをいつも凝視して観察に明け暮れている毎日なんですが、ちょっとこれは、と思うことがいくつかあります。その中でも猫のひげとい .... 左官の息子は五歳の頃から友達だった
海へと続く一面の草むらを
真っ直ぐに突っ切って遊んだ
毎日あっという間に日が暮れた

左官の息子は都会から引っ越してきた奴が大嫌いだった
大雨の日幼稚園 ....
そうぞう、する

あの ほしは ての とどくところに ある

むそう、する

ぼくは あの ほしと ともに そらに ある


まいにち を ころがし ながら

なないろに ぬる
 ....
迫る消火
正義の軍団
オイラが望む赤い炎と黒い煙から
奴らの財産守るため
ゴーゴーレッツゴーだってさ
偽善者面が
ほんとムカつくぜ

ライター用意
燃えやすいもの用意

可燃物と ....
市営住宅を取り囲む塀のなかで

ぼくはひとり能の練習をしていた

隣接の公園でこどもたちの遊ぶ声が

やわらかなガラスみたいになって空を引っ掻いている

能を教えてくれたのはお母さんの ....
君のことを
煙草1本分だけ考える
はずだったのに

君のことを
煙草3本分考えてた

煙草の煙は
君への

想いのように
柔らかく漂ったり

ため息のように
切なく漂ったり ....
働かないことの口実に
集中力が一時間で切れる
じいさんが肺がんで
邪魔ですかって言われると
かまいませんよって言う
ジャズバーに行く
古本屋にいって本を探す
図鑑をずっとみたり、時刻表を ....
ひとひら
手のひらに乗せてみると
ちっさい象みたいな形で
足の裏がかゆくて
恥ずかしいような
気がして

いつかわたし
旅に出る時の
準備を
まだしていなくて
それは
きっと
 ....
遮光レンズ越しの
淡い背景が
拡散する持ち時間を
しばし彩る
グラデュエーション
緑色のかみ人形の林立に
研ぎ澄まされた
ペーパーナイフの
握り締めた刃先の赤
指の間の憂鬱な黒い ....
鬼は五稜郭を目指す






パイプオルガンのバッハ







小フーガ ト短調



 ....
ガシャガシャと
氷注いで
ごくごくと
酒を飛ばして
今日が始まる
影の尾を掴み
痴呆する夕方
ぬるい病みの連続と
意識下の模索の交錯
爪を噛みちぎりながら
肉食の夢に
ひとしきり溺れた刹那
見下ろした欠片は
一滴の血液を滲ませることもなく ....
2004/03/04(Thu) 19:50 投与物質無し

詩とアフォリズムとの架け橋 その過程であること

今回に於いては ただ実験自体であること 
その未完へ向けての 矢の飛行であること ....
行方満ちる目
未明ひとつ触れ
踊りかなしく


ひと呑みひと呑みが
耳につもり
うなじを下り


冬の馬が削る
原 崖 丘
かけらを ふりほどいて

 ....
忙しい作家みたいに
見えない締め切りに追われてさ
渋谷の人ごみ追い越して
ひとりぼっちのおいかけっこ
横断歩道を
渡る
手を挙げた老人の
律儀な背中にしょった
いくつもの
ストーリー ....
誰だってカラフルな菓子を食べていれば 人は幸せに思える
人に私は失業者の白い目で見られながら
日本という国の寂しさを実感する 
今日私が手にしたのは何色の菓子なのだろうと見ている
瀬名 ....
渇いていたい

最後まで

渇いていたい
青空が恐い



とても綺麗で

大きな青空が




見てると


胸の中で


何か割れそうな気がして


怖い









 ....
ただ 波の音が
聴きたくて
退(アセ)た記憶の
駅を降りた
秋の海辺の
遠くに見える人影
波音と潮風に
案山子のように
吹かれている
わたしの
束の間の領土
君のアソコへのびる
長い一本舌は(レロレロレロ)
いつも君を興奮させた
とてもとても険しい
ジャングルランドだったけど
今君をイカせに行こう
「自分の大きくなったものを満足させればいいのさ ....
安全装置を外したら
さぁぶっ放そうぜ
四面楚歌
六道詰んで
八方塞がり
壁、壁、壁
コンプレックスだらけで眠れないくらいに
生きてる事って辛く無いか?
そんな事無いか
煙草が美味しか ....
焦る必要はないと誰かが言った

疲れたら休め

立ち止まらず歩けばいいと

空を見上げ

吐息をこぼし

泣く前にまず

自身の存在と
置かれている場所の尊さを見つめ直せと

せっかくぼくらがいるのに ....
ボクが冷たい人間だって
きちんと確かめさせて
キミのおっぱいのなかで
雪の降る日は 筆を 震える掌で 握り続け
ビニールコートを 雨の降る日は つけている
多分 私は投げやりだったのだ 
へたくそだったのだ 私は きっと

橋の風景が遠くには見えた
ドラマの ....
  .
きょうは自転車には乗っていない
耳をぴんと立てて伸し歩く尻尾が揺れる
学生ブレザーを着た猫と肩を並べていると
人間の格好をしているのが恥ずかしい
  .
猫だけのことはあって歩いて ....
地球にない道を僕はオルゴールとともに歩いている
そんなことを想い描いていると、うしろの誰かが遠い神秘な世界を指差しながら僕の小さな肩をポンとひとつたたいた。
「おまえの遊び相手は田んぼの蛙に ....
おっぱいの




先を噛んでと囁いた




しれっと今日も






事務こなす人









 ....
こんばんわ。いつも美味しいコーヒーをありがとう。突然こんな手紙を渡してごめんね。
お姉さんの淹れてくれたコーヒーを飲んだ日はビックリするぐらいよく当たるので我ながら驚いています。知ってま ....
たったひとりでも生きて行ける
そんな強がりを言わないと
孤独に押し潰されそうで

雨は視界を遮るほど激しく
決して止みそうもなかった

ああ
ルックルックとは言わないけれど
せめて西 ....
salcoさんのおすすめリスト(4507)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜の窓を見つめつぶやく- 番田 自由詩210-11-5
猫のひげについての考察- 遠藤杏散文(批評 ...3*10-11-5
左官の息子- yumekyo自由詩3*10-11-4
びゅん、と_ふく_かぜ_- 玉兎自由詩310-11-4
可燃物とライター- 花形新次自由詩1*10-11-4
お父さんだった- 吉岡ペペ ...自由詩610-11-4
煙草1本分- ミサイル ...自由詩710-11-4
避難8- カエル自由詩110-11-4
ひとひら- 遠藤杏自由詩4*10-11-3
老い- ……とあ ...自由詩11*10-11-3
国道2号線に捧ぐ- TAT自由詩2*10-11-3
新しい朝が来た希望の朝だ- TAT短歌3*10-11-3
メモリアル- ホロウ・ ...自由詩3*10-11-3
臨床詩作法_/_****'04- 小野 一 ...自由詩3*10-11-3
午視- 木立 悟自由詩710-11-3
おぎくぼ- アズアミ自由詩6*10-11-3
砂浜にて- 番田 自由詩210-11-3
どちらかといえば- BOOKEND自由詩2*10-11-3
最近_気が付いた事- 自由詩5*10-11-2
秋の海- フクスケ自由詩310-11-2
性春の影- 花形新次自由詩2*10-11-2
トカレフ、マカロフ、ラスコーリニコフ- 虹村 凌自由詩3*10-11-2
このせかいは、うつくしいと- 愛心携帯写真+ ...8*10-11-2
おっぱい- アズアミ自由詩2*10-11-2
ある日の画家- 番田 自由詩110-11-2
練り歩く猫- Giton自由詩2*10-11-2
_道‥(端)- アラガイ ...自由詩6*10-11-2
魔物- TAT短歌3*10-11-1
コオロギが便せんに止まった_失礼なやつだ- TAT自由詩6*10-11-1
岸部のアルバム- 花形新次自由詩3*10-11-1

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