売れ筋の人生論の本にある
「30代でやっておくべきこと」という言葉の裏には
「20代でやっておくべきこと」がある
「20代でやっておくべきこと」という言葉の裏には
「10代でやっておく ....
箍を外すとほうていがへいていしましたが霊気でぬれそぼりました
、箍を外すとらららん星団がシャチのあいだをながれていきまし
た、箍を外すとすでにありづかの収益構造ができあがっていま
した、箍を外す ....
あの日あなたは
この世からこぼれてしまって

涙が止まらないのはなぜだろう
瞳があって
涙腺があって
涙がこぼれて
そのことと悲しみにどんな関係があるんだろう


あの夜
寒い ....
君は何を見ていたのだろう?
過ぎゆく季節の中で、
君の歌が聞こえた気がした。
三角定規を透かした空に
砕けたグラスの欠片で
その透明で鋭利な先端で
きみの白い薬指の内側に
すうっと線を引く

朱色の糸が一本
爪の先から降りてきて

僕はそれを
舌ですくってみる

Feよりも軽やか ....
何度も曇るガラスを拭いています
何度も涙を拭ってます

さすけね 人前では強く生きています
さすけね 一人でも強く生きて・・・います

さすけね 他の言葉を捜索願い
さすけね それしか見 ....
粒の中に
粒、ずっと粒
惑星のように
ささやくと
平たくなる
蟹になる
蟹はハサミを見ている
ハサミの向こうに海
海からの風
でもハサミだけ見ている
ハサミに刻まれた
 ....
赤ん坊のころは一日が途方もなく長かった
太陽の落ちるスピードは メリーゴーラウンドのようにゆったりとして
空の模様は 私が目で追いかけられるほどに やさしく変化した

今よりも朝ごはんは時間を ....
生まれてきたのはなぜさ
教えてどこから生まれてきたのさ
お母さんに聞いてみても
言葉を濁すだけ
だから探すんだ
隣のミヨちゃんと
神社の境内の下で
お医者さんの役であれば
見ていい何か ....
ちびっ子がちびっ子だった頃


男の子は半パンにランニングシャツ
女の子はノースリのワンピとかで原っぱを駆け回っていた

いじめっ子、いたことはいたけど
みんな等しく貧しんだって思いでお ....
むかし
平安とか幸福とか安定
といった言葉が嫌いだった

平均とか一般とか全体とか
見るだけでムカついた

通念とか常識とか慣習とか
軽蔑してた

礼儀とか信念とか規律とか
クソ ....
いつか僕も額に収まって陽当たりの良い部屋の隅のタンスの上かなんかで、
にっこりと微笑みながら、君の話を聞くのだろうね

そんな頃には、娘達の髪に白い物が混じり始めていれば良いなと思う ....
{画像=110417071821.jpg}


光りのない浜辺を一人で歩いていた
打ち寄せる波は果てしなく
足下は脆くも流れて行く砂の水際だった

遠くの町の灯りが水面に
煌めきを残し ....
貧しい公園の貧しいベンチで
貧しい僕らが座っていて
コーヒーをひと缶
分け合って飲んで
だけど、愛だけはあるから
寂しくはないよ

お金が入ったら
二人で公営の団地に住もう
そこには ....
引っ掻き傷のような雨に
ふやけていく街の輪郭を
見ているようで見ていない
雨のまにまに
彼女の打算

蒸留水のような嘘が
グラスのふちを伝うのを
見ていないようで見てしまう
雨の ....
空の手より零れ落ちた藍の寂寞、
浮ついた命の棲む雪の園の、
白磁を染め行く。

全ての音を吸込む黒髪、
一たびの謀叛に掻き毟り、
君の腕を拒む。

あけいろの影さす時、
冷めかけた誘 ....
夕暮れの名残を街の灯りが飲みこんで
一斉に路面を照らすヘッドライトは起床の景色を思わせる
これから、のひとたちがにわかに活気づいて
ここまで、のひとたちがアイフォンを眺めながらバスを待っ ....
月が美しい時、その下で、犬や豚や、
うさぎやらくだや、馬や鳥が、痴れたり、
うずいたり、つかえたり、
引きつったり、しゃくにさわったりしながら、
季節売りが立ち止まって、
次の芝居を始めるま ....
公園に暮らす薄汚れたおじさんは
低い木の上にあるベッドで眠る
段ボールや衣類で組み立てた防壁
雨の日にはブルーシートの屋根を敷いて

公園に暮らす薄汚れたおじさんは
一日中ぼんや ....
樹と水と夜
波の下の島
森のはざまの道
しじま 明るく


緑の行く末
曇は曇を視る
すぎる狼煙
高く細い声


丸い角が沈み
翳りのなか浮かび
遠い縦 ....
ポコチンの黒い色は
使い過ぎの色
色素が沈着した
使い過ぎの色
フルチンのあの人の
あの人の股間に
ぶら下がる古くなった
バナナのような
ポコチンの黒い色は
使い過ぎの色
既に友と .... 薄紫の
花を
目が食べ
目覚めたとき

その直後も
草を食むように
咀嚼しつづける
夢見の歯車

ふと遠い日のすももの果実
熟れて柔らかに割れ
したたって染みる
濃い赤紫 ....
字が個性的だと
遠まわしに言われてきたから
嫌がっていたけど,
今回ばかりは
それがかえって
気持ち伝えると思って
だから
書きます。
お元気ですか。          元気です。
 ....
落語を聞きに行くのが、
今は、楽しくてしょうがない、そうゆう時期なのだろう。
初心者だから、
いろんな噺に、初めて当たるのが、
小学生の頃の、
ガチャガチャみたいに楽しい。

今日は ....
ただ 紺 としか言いようのない色の
ベニヤのようなうすっぺらい壁面の上に
サビだらけのトタン屋根がふわりと乗っけられている
建物そのものが 甘く針金で結わえられて
地球の上に ふわりと ....
酩酊する鳥、踊り狂う爪、剥がした謝罪と月明かりの弓、オレンジ色のケースとそこに収まるグラス、腕まくりした腕の傷、傷跡に群がる蟻たちと、すっぱい緑色、ひざまずく、俺はひざまずく、すべての信仰と薄まっ .... 遙か遠い昔から
聞こえてくる音色がある




 *


四十五億年を眺める
不確かな追憶
だから君はちっぽけなんだ
とは言わず
だから君の存在が大事なんだ
と云う
大地 ....
{引用=
鴉の眼に宿る一閃の煌きが人々にとっては畏怖でしかなくとも
夕暮れに戻った巣の中では献身的な愛を育む母鳥であるかもしれない
そう言ったおまえのイメージからははっきりと
精巧な素描の上に ....
要は啄む真似なのだ


唇やら首筋やら鎖骨やらに
私の都合のみで捧げる雨のことを
正しく呼ぶ必要はない



同等に返る行為に名前をつけて
例えば、嬉しがるのは子供
 ....
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